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台所に立つ母の後ろ姿はスーパーサイア人
母は仕事が忙しい人だった。毎朝わたしよりも早くに家を出て、夜遅くに嵐のように帰って来る人だった。仕事での殺気を残したまま帰宅する母。母の車の音が聞こえると、帰って来てくれた嬉しさよりも、少し緊張していたのを今でも覚えている。
母は帰宅すると、どこにも座ることなく台所へ向かう。そしてそのまますごい勢いで夕食作りを始める。その後ろ姿からはドラゴンボールのスーパーサイア人のようなオーラみたいな、湯
この仕事は“生きとる”と感じられるんよ
当時わたしは報道記者を目指し、あるテレビ局の報道局でバイトをしていた。そこはいつも戦場のようだった。最新の情報、よりインパクトのあるネタを追い求め、ギラギラバタバタ、まさに臨場感のある場所だった。記者の方たちはみなさんプライドをもっていてかっこよかった。そして、なにもできないバイトではあるが、そんな場所に一緒にいる自分に初めは満足していた。
バイトにも慣れてくると、周りも見えてくる。より大き
砂場の縁に座っていたら新しい自分が顔を出す
“生き急いでる“と言われていたほど、予定を詰めこんで、効率的に動きたかった、、いや、じっとしていられなかった。そんなわたしが、今日も誰もいない公園へ来て、砂場の縁に腰かけてかれこれ40分ほどが経つ。
1歳の息子は今、砂場から大好きな石をせっせとすべり台の着地点に並べている。時々石をすべり台に落とし、ステンレスのカランという、耳につく高い音を聞いて笑ってみたり。石に顔を近づけて「うぉー!?」と
紫陽花の季節がやってきた
去年はいろんなところへ紫陽花を見に行った。今までの人生のなかで1番紫陽花を見た!と言ったら、、大袈裟か⁉︎笑
去年の今ごろは息子がお腹のなかからなかなか出てこなくて、毎日どきどき、やきもきしながら気を紛らわして散歩をしまくっていた。3日、5日、、1週間、、出てくる気配なし!粘ったねー我が息子!!結局促進剤で出産ということになったのですが。
そんなことを思い出しながら見る今年の紫陽花。そん
ほらできたでしょ!うん、できたね!!
絶賛つかまり立ちがしたい息子ちゃん。テレビ台に清浄機、椅子に棚、挙句タッチしているお友達のスタイを掴んで立とうと、、、「それは無理!!危ないー!!!」と回り込むことに半分ぐらいは成功するが、あとはゴロンと倒れて頭をぶつける。その様子を見ていた先輩ママをしている友達が、よく見る頭ガードのハチさんをくれた。
嫌がるかなと思ったが息子ちゃん、特に気にせずつけている。ちょっとした親の安心の為だが、嫌
これは試練なのか!?いや、もう絶対そうやん!!泣
一昨日noteにかっこいいことを書いた。春から前向きに生きたい!宣言だ。そして、書いた次の日体調を崩した。泣。
「本当に前向きに乗り越えられるんか?しんどい時こそ本性でるんじゃないの?」
なにかが、わたしに囁いている感じがする。
大丈夫大丈夫
なにがかは分からないが、魔法の言葉のように心のなかで言ってみる。自分を落ち着かせるためというか、大丈夫であってほしいという願いのような呟き
胸を張って歩くこと!毎日ひとつ自分を認めること!
昔から背が高く、集団の中にいても目立ってしまう自分が嫌で、背中を丸めて歩いていた。母にいつも「猫背になってるよ!背筋ピッ」とか言われて、でも思春期のわたしはみんなから飛び出るのが嫌だった。
大人になり、信頼できる友達ができ、恋人ができた。仕事もやりがいがあり、海外へだって一人で行ってしまうようになった。自分で自分を認められるように、胸を張り、背の高い自分を大事にできた。きっと自信もついたのだ
息子からのサイン!うんちが出ないと苦しいょ。
久しぶりにうんちが出た。5日ぶりだ。8ヶ月になる息子はうんちを溜めがちBabyであり、平均4日ぐらいためる。機嫌も悪くならないので、大丈夫なのかなーと思い、、それよりも!きばっている時の顔、右頬を引き攣らせて、今出しています!って顔、応援しながら、可愛いなあと呑気に思っていた。
オムツを開くと、わぁ!さすがの量!!そして刺激臭!おしりを拭いていると、むにゅむにゅむにゅとおしりから更なるうんち
淡白な息子よ。母は別に悲しくはないんだょ。別にね、、
8ヶ月になる息子は母、つまりわたしに対してあまり執着がない。
先日、友達、息子、私の3人で大型スーパーへ出かけた時のことだ。息子はまだ3度ほどしか会っていない、久しぶりに会う友達に抱かれてご機嫌でエレベーターに乗った。そこで、ご年配の夫婦と一緒になり、おじさまが息子に「かわいいねぇ。」と顔を近づけた。驚いた息子は
ギャー
と泣き始める。はいはい、母の出番ですね。こういう時は、母を求めます
予想外のライバル登場!お母さんvsむーさん
「あだだだだー」8ヶ月になる息子がなにか言い出した。そうなってくるとどこの家庭でも話題になるのは、〝初めて喋る言葉“だ。
わたしは安心していた。かねてから旦那さんは息子に「初めて喋る言葉は、お母さんにしろよ。」と、早々に戦線離脱していたからだ。
そんなこんなで安心しきっていたわたしに予想外のライバルが現れた!わたしの母、息子の祖母だ!!母はおばあちゃんと呼ばれるのが嫌で、名前で呼んでもら
メガネが折れたのは誰のせい…?
昨日の夜、7ヶ月の息子を膝の上で立たせて遊んでいた。キャハキャハ興奮した息子は身体を反り返らせ、後頭部が私にガツン!ヘッドロックされて、かけていたメガネが折れた。
あっ!
今まで和気あいあい。ラブラブムードが一瞬ピリッ。
わたしの切羽詰まった声で息子もあれっ。
まず息子の頭が切れていないか確認し、その後だをわたしはどんな反応をしたら良いか迷った。
最近息子は抱かれている時や、
君の離乳食が始まって2ヶ月。ふと手を見るとマメが出来てるではないか!
右の手のひらに5つゴツゴツとマメが出来た。こんなところにマメが出来たのは小学校低学年の頃、鉄棒やうんてい、吊り輪に夢中になっていた頃以来だ。
こんな歳になってまさかマメができるなんて。でも、フフッ。なんだかにやけてしまう私。
このマメの原因は、息子の離乳食を作る時に、必死になって毎日すり鉢を使っているからだ。
まだ、米粒がつぶれきっていない。
まだ、繊維が残っている。
なかな
子供にとっての〝初めて”は大人が思っているより、ずっとすごいことだった。
6ヶ月になる息子は今まで、ベビーバスに入っていた。ベビーバスとは、生後1ヶ月頃までの赤ちゃんが入るバスタブである。と言うわけで、6ヶ月の息子には、もちろん狭い。キュウキュウ・・・と言うよりパツパツ・・・。
そんな時期までベビーバスだったのは、手術の後が膿んでしまったりした関係で、、そのあたりのことについてはこちらの記事に↓ちょっと病み気味記事ですが、、よければ
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