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メガネが折れたのは誰のせい…?

 昨日の夜、7ヶ月の息子を膝の上で立たせて遊んでいた。キャハキャハ興奮した息子は身体を反り返らせ、後頭部が私にガツン!ヘッドロックされて、かけていたメガネが折れた。

 あっ!

 今まで和気あいあい。ラブラブムードが一瞬ピリッ。

 わたしの切羽詰まった声で息子もあれっ。

 まず息子の頭が切れていないか確認し、その後だをわたしはどんな反応をしたら良いか迷った。

 最近息子は抱かれている時や、膝に乗せている時、身体をよく反らせて遊ぶ。大人が慌てて、「もぉ危ない!」と言うのも楽しいのだろう。わたしたちも、本気ではなく「もう、しょうがないなぁ息子ったら。」みたいな言い方をしてきたのだ。

 そういえば、先日もこんなことがあった。

 髪の毛を引っ張るのが好きな息子。おっぱいを飲みながら、わたしの髪の毛を引っ張る。そんなに痛くもないし、わたしも「いたたたたぁ」みたいにおちょけていた。

 2歳の女の子が遊びに来た時、きれいにおさげ髪に三つ編みしていたその子の髪を、例のごとく引っ張ったのだ。

 「やめて!!」

 わたしは女の子に謝った。女の子には謝ったが、息子へはどんなリアクションをしただろうか、、。

 そんな調子で過ごしていたので、メガネが折れた時。どんな反応をすればいいのか分からなかった。これまでヘラヘラ許してきたのに急に怒るのはなんか、違う。けれど、何事もなかったかのように笑うのもまた違う。

 7ヶ月の息子に何がいけないかの判断はできないかもしれない。けれど関わるこちらは、いけないことを小さいから、可愛いからと笑って許すのはやっぱり間違っていた。

 怒るのではなく。落ち着いた低い声で、「これは、危ないからダメ」と伝え続けていかないといけない。

 メガネが割れたのは誰のせい?

 今まで許してきたわたしのせい。なのだが、自分のせいと思い詰めてもいいことないので、反省して次から変えていこう。

 メガネが折れたぐらいで気づいてよかった。

 しばらくセロテープメガネで過ごそう。

#子どもに教えられたこと

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