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美しい言葉を神様からお借りして、美しい形にならべる。
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「色、溢れて」

「色、溢れて」

目の前がたくさんの色で溢れて
賑やかで
ときどき、見えなくなるね。

淡い色も、大切にしたい。

喧騒の切れ間、耳を澄まして。
淡い声は、澄んだ心でしか聞こえない。

さみしがり屋なあの子のために
余白を、あけておくね。

なみなみさん🖼

「波乗り」

「波乗り」

気持ちが波に乗っている。
大変調子が良い。

この状態を長く続けたいので、
波よ、高く上がりすぎるな。

なみなみさん🌊

「お月様の色」

「お月様の色」

今夜は満月がぴかぴかに光ってた。

くっきりはっきり。

模様もくっきり見える。

お月様の黄色ってこんなに綺麗だったっけ。

ぼぅっとやわらかいレモンイエロー。

薄づきの。

いや、日によってちがうんだ。

私は、今日のお月様の色がとってもすきなんだ。

なみなみさん🌕

「霧雨に濡れて」

「霧雨に濡れて」

まだ誰も起きてこない朝早く
夜の続きの
ひとけのない街。

しっとりと降る霧雨は幻想的だった。

煙る景色。
街頭の灯りもぼやけて滲む。

肌に触れる湿気が心地いい。
傘なんて差してられない。

しんと冷えた夜気に
感覚が研ぎ澄まされる。

" そうだ、この世界はほかの誰のものでもない。
最初から、私のものだったんだ。"

あぁ、いま目の前にあるすべては、私の世界。
私の捉えた景色も。
私の震

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「謳歌」

「謳歌」

みんな知らんとこで存外、楽しくやっている。
自分も楽しくやったらいいのだ。

楽しいことは楽しく楽しめ。

謳歌せよ、人生!

なみなみさん🌸

「優しさだけで」

「優しさだけで」

優しさだけで生きていけるなら
優しさだけ持っていたかった。

どうして、優しいだけじゃ
いられない世界なんだろう?

なみなみさん🌎

「ゆきをみて」

「ゆきをみて」

雪を見た人々の反応が様々で面白い。

はしゃぐ人、嫌がる人、心配する人、感慨に耽る人。

いずれも、なんだか、そわそわしている。

どうでもいい人は少ない気がするけれど、そもそも反応していないからだろうか。

私はといえば、

雪ひとつとっても

こんなにも反応がちがうのだから

世界中、人々の心は果てなく計り知れないな。

などと思うなどした。

あなたは、雪を見て、何を思う?

なみなみさん❄

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「声に、春の匂いをのせて」

「声に、春の匂いをのせて」

声に、春をのせたいな。

雪解けのように、ささやかな、やさしい音。

やわらかくて、

おだやかな陽気に包まれるような、

ふわり、頬を撫でるあたたかな風のような、

ときめく心地。

胸が詰まるような、焦燥。

湧き上がる、躍動。

痛みを知った分だけ、やさしくなれたと信じて。

どうか淀みなく、声にのるように、

心も頭も体もほぐして。

何かを求めている人に、

届いたらいいなぁ。

甘い桜

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「くそでかい愛」

「くそでかい愛」

大事なことほど、思いがぶわーっと大きくなって、そのことに一目散にくそでかい愛を注ぎ込むので、冷静さを欠いてくそでかい失敗をしがちだ。

いま、そんな感じ。

ちーーーん。

反省したので、今日は休もう。

明日からまた、とらいあんどえらー。

なみなみさん🌝

「言葉の温度」

「言葉の温度」

文字にした言葉と、口にした言葉は、同じ言葉でもまったくちがうものになってしまう。

そのことが、ひどく、もどかしい。

面と向かって、声に出せば、

声色で、話し方で、表情で、

伝わるものがたくさんある。

文字はどうしても、固く、冷たくなりがちだ。

受け取る側のそのときの感情、もしくはその人の受け止め方にも、大きく左右される。

だから、なるべく、やわらかく優しく温かく伝わるように、丁寧な言

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「あったかい飲み物」

「あったかい飲み物」

寒いとそれだけで心ザワザワする。

心臓がドギマギ寒がっている。

こいつの対処は意外と簡単で、

あったかいものを体内に取り込めば、心和らぐ。

あったかいごはんやスープを食べれば、心もお腹も満たされる。

あったかい飲み物も、手軽でいい。

これだけで、ほぅっと、強張った心が緩む。

心臓をあっためるために、あたたかな飲み物を流し込む。

心に栄養を注ぐようなイメージ。

人間の心は複雑なよう

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「美学」

「美学」

自分をムリに偽るなら聖人君子にならなくていい。

私だって女神なんかじゃないから。

わかってるだろうけど。

人間らしい歪さをしょうもないほど愛せよ。

隠した粗悪さも鈍く光って美しい。

ムリじゃなく、ミエならいい。

ミエなんていくらでも張ってやれ。

かっこつけて見せりゃいい。

その思いがなくっちゃ。

美学を愛せるのは人間サマの特権だ。

美しくあれ!

ただ自分のミバエだけを気にして

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「 この胸に… 」

「 この胸に… 」

余計なこと、考えないで済むように
大切なものだけでこの胸を満たしたい。

始まりは、たったひとつ、シンプルな思いだけを
この胸に抱いていたはずなのに。

ぐるぐると余計なものが絡みついて
1番大切なものが見えなくなってしまうから。

ほどいて、ほどいて。
大切なものを、大切にできるように。

この胸に、手を当てて、
私の本音に耳を澄まして。

「感傷」

「感傷」

保険証が、私1人のものになったとき、

「あぁ、一人で生きていかなければ」

という恐ろしさと感傷が私を襲った。

もう随分、前の話だ。

手続きひとつで、特に変わったことはない。
利便性を優先しただけ。

家族じゃなくなったわけじゃない。

この世界にはありふれた、よくある話。

けれど、どうしようもなく、

ぽつんとした、"一人" を意識してしまう。

その日、私は、ひとりぼっちになった

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