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ノーベル文学賞候補作を割り出す方法メモ②
○ペン/フォークナー賞
○ピューリッツァー賞
どちらもその年出版された優れた米国人作家作品に贈られる米国の文学賞です。ノーベル文学賞両方受賞した作家はペン・フォークナー賞はゼロ。ピューリッツァー賞はフィクション部門でトニ・モリソン、詩部門で昨年受賞のルイーズ・グリュックぐらい。実はこの50年でノーベル文学賞を受賞した米国の小説家は1973年にソール・ベロー、1978年にアイザック・バシェヴィス・
ノーベル文学賞候補作を割り出す方法メモ①
これまでノーベル文学賞受賞作家作品を50冊以上読んでいますが、どんな作家が受賞するのか考えると、やはりそれぞれ個性的で独創性があること、高水準の作品をいくつも書いていること、作家を取り巻く社会、伝統の敬意や批判精神、革新的な作風、言語や文化を超えた普遍的な美意識、ヒューマニズム精神といった感動の要素を持ち合わせていることが重要に思えます。
昨年は8月から10月にかけてノーベル文学賞候補と評価さ
ニックネーム変えました。
ニックネームを岸川ヒロからHiroizm_noteに変えました。
本業が忙しく更新もままならない状況ながら、読書会関連で新しい出会いもあり、好奇心の対象も微妙に変化しつつあり、発信の方法もいろいろ調整しようかと考え、ニックネームの変更もその一環。
とはいっても、本業の対応と読書で手一杯。情報発信まではなかなか手が回らず、ここもまだしばらく開店休業が続くと思うけれど。
走らずに7か月で10kgダイエットする方法
昨年末は不調に喘いでいた。
残業に追われる日々が続き、慢性的な疲れが体中に染み込んでいた。一昨年前に膝関節炎になって、痛みのため歩くことままならないことにも苛立っていた。
転機は年始早々体調不良になった義父義母の介護のため、妻が急遽帰省したことだった。高校生の娘は昨年9月から1年間の予定で留学中。突然一人暮らしするはめになったのだ。
急な帰省のため冷蔵庫には年末に買い込んだ大玉のキャベツ、
「タイガーキング・ブリーダーは虎より強者」感想
covid-19のロックダウン中に高視聴率で話題のNetflixの「タイガーキング・ブリーダーは虎より強者」は、現代アメリカのドキュメンタリーなのに、中世、戦国時代、大航海時代を題材にした舞台劇を観てるような気持ちになる。これは虎に魅せられた人たちを追ったノンフィクション。掛け値なしに圧倒されるのは彼らのエゴイズムとアグレッシブさだ。中央アジアを席巻した馬賊、アジアの海を荒らした倭寇、アフリカの
もっとみるNetflix 「オルタード・カーボン」感想
NetflixのSFドラマ「オルタード・カーボン」は人間の意識をデジタル化し、頸椎にはめた「スタック」という装置に保存し体を交換することで死を回避できるようになった未来社会が舞台。主人公は戦闘能力に優れた兵士ながら、反政府組織に寝返ったため逃亡の末に殺害され、スタック状態で眠らされていたものの、大富豪に雇われ復活し難事件を調査するというが物語の始まりだ。
技術が発展した未来ながら、貧富の差は激し