Vladiostok 極東ロシアで一休み
こんばんは。今日は最終話のいっこ前。
ロシアのウラジオストクへ旅行に行った時の話をシェアさせて頂きます。
ロシアってさ、国土スーパーでかいよね。
ところで今日、冬至なんですって。ご存知でした?
冬至とは、北半球において日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い(=夜が長い)日のことです。 冬至がいつかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。 南半球では同じ日が、もっとも昼の時間が長い日になります。
そうなんですね。夜が長い日なんですね。
ぐっすり。ここらで一息つこう。
僕もようやく全話の下書きを書き終えた。
こうやってみるとさ、東京からだと、北海道や、小笠原、沖縄、韓国やなんかと似たような遠さ加減ですよね。台湾よりは近そうだな。
ロシアとは気持ちの面で距離があるのでしょうか。
韓国や、台湾、香港の方が旅行では人気ありますよね。
ロシアはただ単に寒いからかな。
夏場だったら観光するにはいいらしいです。
今日の回もとてもゆるい感じに仕上がってます。
それではいってらっしゃい。
Russian Federation ロシア連邦
Vladiostok 極東ロシアで一休み
「おかえり」って言うのも変か、じゃ、「ただいま」もおかしいね。ようやく追いついてきたって言ってもウラジオストクの旅は2019年9月。今から八ヵ月も前だ。本当に時の経つのが早すぎて驚く。時って何だろう。時間ってずっと巡っていて、体は八ヵ月前もこの部屋で過ごしていた。
「今」とは状況が全然違うけど。「時」の経過をイメージして、同じところを螺旋階段の様に前後、または上下して進んでいたとして、一本線を直角に入れたら同じポイントを刺せるんじゃないか。その一点、この場合は、この旅の本に関していえば、2016年からここで書いているから、繋がっている。ちょっと何言っているのかわからない。
ここからウラジオストクの旅を書く。ちょうど仕事で休みもとれそうだったし、近場で行ってない国もそんなになかったから今回はロシアの極東に行くことにした。最近は認知されてきたらしい。さて、どこから話すんだっけ。
いつも通りの成田空港を出発。ウラジオストクまでは2時間ちょっとで着く。台湾よりひょっとしたら近いんじゃないだろうか。事前に東京の新橋で日本円からロシアンルーブルへ少しだけ両替してから向かった。
ウラジオストク空港に着いてから早速SIMを買う。17時前くらいだったのに空港はもう閑散としていた。
街まで行く乗り合いバスを見つけたので、乗っていくことに。
スマホの地図と客の様子を見ながら適当な所で下車して街を歩く。
有名なスヴェトランスカヤ通りが近くにあったので、チェックインする前に行ってみることにした。初日で運よく夕暮れを拝むことが出来た。街の雰囲気はもうヨーロッパだ。すごいアジアの近くにあるのに、みんなロシア人、不思議だ。
チェックインしてからスヴェトランスカヤ通りへ戻ってきた。海へと続く道の途中で、気の利いたバーに入ってスープとビールを飲んだ。
それから、ロシアンの子に少し街を案内してもらった。
鷹巣展望台までハイキングの様に歩いて行った。
金角湾横断橋が眼下に広がる夜景がとても綺麗だ。
鷹巣展望台から降りて、民家を通り、橋の下まで行った。
朝が来て、静かなレストランでコーヒーを飲む。
誰も居ないレストラン。ソファがやけにどっしりと構えていて落ち着くことが出来た。テーブルに朝日が射し込んでくる。
ローカルバスに乗り込み、これがすごく安い。タクシーアプリ、日本で言う「ウーバー」で街のはずれの砂洲の先っちょにふらっと立つトカレフスカヤコーシュカ灯台へ。
水が増すとたどり着けなくなるらしい。おもしろすぎる地形だ。
観光客もたくさんいたし、天気もいい。灯台まではいけそうだ。海の水も透き通っている。緯度は北海道と同じくらい。
なんだかすごいユニークな灯台だった。あたりには何もなく、灯台だけがあった。誰も見ていない時、ポツンと海に浸かったりしているんだろうか。
タクシーを捕まえて街へ戻った。
ここはウラジオストク駅、シベリア鉄道の始発駅であり終着の場所。
ふらふらしていたらホームへ降りていく事が出来たので、せっかくなので記念碑を拝んできた。
間違っても一週間電車の中で過ごすというロシア横断旅行はしたくない。途中下車できるらしいし、なかなか面白いらしいけど、電車の中でずっとってのはかなりきつい。
長距離陸移動の過酷さはオーストラリアで十分経験した。飛行機で移動して観光した方がよっぽどいい。電車好きならしょうがないけど。
このレールがはるばる約9千何百キロメートル先のモスクワまで繋がっているって思うと感慨深い。
ロシアって国土広いけど、ほぼほぼ森だからね、よく建設したよなぁ。
ウラジオストク駅の向こう側に大きな豪華客船が見える。旅の途中で寄港しているんだ。
ここは港町にしては落ち着いていて大きくもないし、好きな街の一つだ。
綺麗な噴水のある公園がスポーツ湾のすぐ横に広がっていて、遊園地もあった。
静かに海を見ている。ここはオホーツク海か、日本海って言うんだろうか、ウラジオストク湾だろうか。海は遠くまで青い。
海沿いのプロムネードを歩いていたら、かつての軍が使用していたようなウラジオストク要塞博物館があってそこも見学した。
気の抜けたチケット売りからチケットを買った。港あるあるの大砲もある。歴史を見る。ライフルやミサイルもあった。
海沿いを一回りした後、ゆっくり歩いて宿まで戻った。
宿の近くの大きな教会とその裏に広がる森を抜けた。
ロシア正教の教会かな。街の雰囲気が少しだけブルガリアのソフィアに似ていた。大きな道路を渡るとき、地下に道を作る辺りが共産圏っぽい。何度か大通りをくぐった。
ウラジオストクの夏は気持ちが良いってナタリアに聞いていた。9月の後半くらいから少しずつ寒くなるらしい。旅行なら7月終わりから8月、9月の最初の頃がおすすめらしい。そうでないと寒かったり、天気が悪いんだってさ。
森林浴してリラックスしてから、タクシーに乗って革命戦士広場まで来た。
大きな銅像の建っている近くでロシアンのエレナと待ち合わせて一緒に街を見て回る事にしていた。英語が話せると何処へ行っても会話に困らない。
ウラジオストクでもロシアのガイドブックは殆ど使う事はなかった。
エレナの案内で一緒にアジアン料理を食べた。
エレナの目が青くて不思議だ。僕達は海沿いを散歩した。
エレナはずっと僕に街の事を説明してくれていた。ガイドの仕事をしているらしい。たまに息を切らしながら説明してくれるから、「落ち着いてくれ」と何度か言った。
歩いている間もエレナはずっと説明してくれている。全部わかったらよかったんだけど、所々まだよくわからない。柔道で有名な人物の銅像があった。
ウラジオストクの駅の向こうにある大きな船をバックに地元の子達が写真を撮っている。
僕等はスヴェトランスカヤ通りを通って噴水のある公園へ、そこで僕は浅草のバーで出会った青年と落ち合うことになっていた。
青年はウラジオストクから旅行で来ていて、日本語も話せた。
エレナは帰って行って、一分もしないうちに青年は現れてその友達も連れて一緒にバーへ行ったんだ。
大きなビールを一緒に飲んだ。これがまた安い。
何件かバーをはしごして、本場のロシアンウォッカも飲んだ。
グイっといって気分は最高だ。
あいつらはロシア人のイメージを変えちゃうくらい明るい青年達だった。
翌朝、ウラジオストクの駅まで行く間に雨が降った。
駅前のレーニン像広場の近くで簡単に朝飯を済ませた。
切符も買っていたし、空港まで一直線。あっという間の滞在だった。
次回はもう少し長くまた夏に滞在したい。
電車に乗り込んで窓の外を眺めている。
線路は札幌から小樽へ行く時みたいに海沿いを走る。
車窓からの景色がとても綺麗だから電車移動がおすすめだ。
空港へ着いてしまった。また着くのが少し早い。
両替をするけど、やたらとレートが悪い、そしてまた日常へ戻っていく。
ふぅ、これで一旦壮大な下書きを終えた。ここまでに約4年の歳月を費やした。仕事をしながらだったから、向き合えなかった時間の方が多い。コロナの自粛で今ならまとまった時間が取れる。こいつを形にして昇華させよう。そして俺はまた新たな旅に出るんだ。
ありがとう。今度はいつここまで来られるかな、本当に楽しみだ。じゃ、また最初っからやってみる。ってのを繰り返して、いよいよ締めくくれそうだ。
その前につい最近旅した屋久島の事も加えようと思うんだ。
編集後記
屋久島の話を明日noteにアップロードして、『光の中を旅してた』本編、終わります。お疲れ様でした。ありがとうございました。もう少しです。
来年は、Only Time Will Tellですね、当分は。
The World Needs Youなので、皆で皆を支えあいましょう。
そんな僕らは、Living In The Dreamできてんのかなぁ。
『光の中を旅してた』-Living In The Dream-
2021年、ラスト満月よりKindle版で発売が開始されました!!
ありがとうございます。
そう言う事です。
皆さんにとっての2021年はいかがでしたか?
僕は、たくさん変化した一年でした。
来年も実りのある年にしたい。
来年作成予定のnoteでのマガジン、7章に分けないで、ひとつにしようかな。って思ってます。
沖縄から、最終話の屋久島までで、訪れた街が話の中だけでも202越えちゃう。
あまりなにも考えないで追加させてもらおうかな。
その方が、続くと思う。直感、さえてて欲しい。
大掃除しちゃった。髪切って、サウナ行ってきた。
さてと。今日はこのくらいにします。
いつもありがとうございます。
明日は屋久島を旅した時の話をシェアします。
スキ、フォロー、コメント、どうぞお気軽にして頂けたら嬉しいです。
また明日お会いしましょう。
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