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小説『君と明日の約束を』

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連絡小説『君と明日の約束を』のノートを集めます。
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#青春小説

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十九話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十九話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします🤲
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
コメントいいね大歓迎です!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 いつも周りの音なんて耳に入らないくらい真剣な彼女

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十八話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十八話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします🌺
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
コメントいいね大歓迎です!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 いつもとまるで別人の彼女が、そこにはあった。
 

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十四話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十四話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします!
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
コメントいいね大歓迎です!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 無事母親が見つかった後に事情を聞くと、ゲームセンタ

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十三話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十三話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします!
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています🌼
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
コメントいいね大歓迎です!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 曇った空によって鏡のようになったガラス面に映る自

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十二話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十二話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします!
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています🌹
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 そこからバイト終了の時間まで、僕たちほとんどノンストップでフライパンを握り続

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十一話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十一話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説を書いています。
よろしくお願いします!
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています💠
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 午後の授業でも日織の様子は変わらなかった。六時間目に至っては、他の生徒も眠気を誘う地理の先生

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『君と明日の約束を』 連載小説 第二十九話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第二十九話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
よろしくお願いします!
毎日長編小説の連載しています。
だいたい、文庫本一冊分くらいになります。
1つずつの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 知っていたことだけど、彼女は学校で、やっぱりずっと寝ていた。改めて彼女のことを見ていると、思わず笑ってしまう。

 僕が学校に着いた時には

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『君と明日の約束を』 連載小説 第十六話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第十六話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)です。
1投稿数分で読める青春小説の投稿をしています!
全部で文庫本一冊分のボリュームです、よければ覗いてみてください〜
一つ前のお話はこちらから読めます!↓

 同じ学校に通っている人にこの話をすると「え! バイト? なんで?」という大げさで面白半分の反応が返ってくるが、彼女にはそういった物見高さがない。

 彼女の顔をまじまじと見ていると、何も考えていないみたいに小首をか

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『君と明日の約束を』 連載小説 第四話

『君と明日の約束を』 連載小説 第四話

檜垣涼(ひがきりょう)です!
数分で読める連載小説を投稿していきます〜
ちなみに、全部で文庫一冊分くらいになります。
前の話はこちらにあります。↓よければみてね。

 ――あ、ミツくん?
 ――え、玉ねぎ? ちょっと待ってね

 事情を説明すると、インターホンが切れた気配がして、しばらくすると純白の扉がゆっくり開いた。

「こんばんは」

 僕が頭を下げると、エプロン姿の華さんが子猫を見つけたよう

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