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【第3回】そのヘルメット、どうします?
根本 学(埼玉医科大学国際医療センター 救急医学科・救命救急科)
オートバイは楽しく、素敵な乗り物です。 しかし、“転倒”の可能性は常にあり、転倒したライダーは時に命に関わるけがを負うことがあります。救急車が来るまでの間、負傷したライダーを救うのはそばにいる“あなた”です。場合によってはヘルメットを脱がしてあげなければなりません。しかし,ヘルメットを脱がすのは難しく、特にフルフェイス形 (モト
【第2回】プロテクターの勧め 点から面へ
根本 学(埼玉医科大学国際医療センター 救急医学科・救命救急科)
オートバイに乗車するときはヘルメットだけでなく、「プロテクターも着用しましょう!」と言われていますが、実際のところピンとこないですよね。値段も高いし、着用するのも煩わしいし、大けがするようなスピードを出すわけじゃないし、今まで転んでも大丈夫だったし、等々の言い訳を持ち出して着用しないライダーも大勢います。
それだけではなく、「
【第1回】なぜ、ヘルメットを被るのか?
根本 学(埼玉医科大学国際医療センター 救急医学科・救命救急科)
2023年7月1日から電動キックボード法改正が実施され、特定小型原付(最高速度20km/h)では、免許不要、ヘルメット努力義務となりましたが、ヘルメットを着用せずに乗車する人の頭部外傷が増加するのではないかと危惧されています。オートバイに乗車する際にはヘルメットを被ることが法律で定められていますが、日本でヘルメットの重要性が問わ
【第12回】ながくいてくれると…
執筆:副島 賢和(昭和大学大学院保健医療学研究科准教授、昭和大学附属病院内学級担当)
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公立学校の教員を辞して、昭和大学の教員となって三年が経ちました。
公立学校の教員には必ず異動があります。三年前、私も異動の対象となっていました。
“もしかしたら、来年はここにいられないかも”
何となくそんな話を子どもたちとしているときにある男の子に言われました