院内学級

【第1回】
いっかいきてみなよ!
+2

【第1回】 いっかいきてみなよ!

執筆:副島 賢和(昭和大学大学院保健医療学研究科准教授,昭和大学附属病院内学級担当) ―――――――――――――――――――― いっかいきてみなよ! みなさんが、入院をしていると想像してみてください。 ベッドに寝ているときに、知らないおじさんがやってきて、 「はじめまして。私は、そえじままさかずといいます。私は学校の先生です。この病院には、学校があります。もしよかったら、見学に来てみませんか」 と言われたら、みなさんはどんな反応をされますか? 多くの子どもたちは 「え

スキ
7
OriHimeの秘密(後編)
+9

OriHimeの秘密(後編)

こんにちは。コラム『OriHimeの秘密』の後編になります。 前編では、OriHimeパイロットの体感を「自己帰属感」という視点から紐解き、「OriHimeは体の一部と化した道具」であるというコラムを書かせていただきました。 そして、『OriHimeの秘密』の後編は、コミュニケーションのもう一つの切り口である「人とOriHimeの関係性」(対人性)について書いていこうと思います。 1.親近感 皆さんは、OriHimeと会話した体験がありますか? (正確には、OriHimeの

スキ
21
【漫画×社会課題】分身ロボットOriHimeを活用した「院内学級」の子どもの学び
+18

【漫画×社会課題】分身ロボットOriHimeを活用した「院内学級」の子どもの学び

小児がんなどの重い病気が理由で、長期入院をしている子どもたちがいます。重い病気を抱えながらでは学校に行けないため、「院内学級」と呼ばれる病院の中の学校で学ぶケースがあります。 大人はつい、「入院中は治療に専念して、退院したらまたお勉強がんばろうね」と接しがちですが、長期入院中の子どもたちは「友達と同じように遊んだり、勉強したり、友達と会話したい!」と感じています。 そのような子どもたちの学びを支えているのが、院内学級や訪問教育の先生たちです。この漫画は、重い病気を抱え

スキ
102
KIKAU KOTONO ENERUGII #38

KIKAU KOTONO ENERUGII #38

      人生に絶望した先に 中学校でのいじめ、親の不倫と夫婦喧嘩 そして、私自身の体調不良は全く解決しなかっどころか 悪くなる一方でした。 喘息で発作を度々起こし 紫色の唇になった私は、救急車で運ばれることもありました。 あの頃の私は、どうにも出来ない問題が何一つ、解決することもなく 苦痛な日々がダラダラと続いていくことに 生きる気力さえ失っていました。 相変わらず、暴力はありましたが 私には手を挙げたことがなかった父でした。 しかし、中学生になると「お前も母さんに

スキ
1
【講演②/5】かみさまからのおくりもの親であることを楽しむために」
+6

【講演②/5】かみさまからのおくりもの親であることを楽しむために」

この本はこどもと家族、そして先生たちの心を支えてくれる本になるでしょう。 児童書の出版社「こぐま社」において、「友達に贈りたい本」NO.1に輝いた絵本、「かみさまからのおくりもの」。 その筆者であり、1児のママでもあるひぐちみちこさんが、2013年9月12日、岐阜県各務原市の那加教会にて行った講演の内容をまとめたものです。 ひとり娘の和子ちゃんがひっこみじあんであることを心配し、彼女のために特訓を開始したみちこさん。しかし、和子ちゃんがおびえていることに気がつき、「こん

スキ
2
ヘアドネーションをした今こそ「ありがとう」をキミに伝えよう。

ヘアドネーションをした今こそ「ありがとう」をキミに伝えよう。

ヘアドネーションに興味があったものの、若い頃の私は、行動を起こすことはなかった。 ヘアスタイルをコロコロと変えたい性分だった私には、向いていなかったのだ。 ヘアドネーションへの思い 20代30代の頃は「髪の毛の量が多いですよね」「髪の毛が太くて立派ですよね」と言われることが多かった。 ヘアドネーション向きの髪質だったと思う。まぁいつかはするかもしれないけど、今は色んなヘアスタイルを楽しみたい。私はそう思っていたのだ。 ところが、「そのいつかは永遠に来ないかもしれない

スキ
25
【講演①/5】かみさまからのおくりもの親であることを楽しむために
+5

【講演①/5】かみさまからのおくりもの親であることを楽しむために

児童書出版社、こぐま社において「友達に贈りたい本」部門の売り上げ第一位をほこる絵本、「かみさまからのおくりもの」。 その著者である樋口道子(ひぐちみちこ)さんが、2013年9月12日に行った講演の内容をまとめたものです。 こどもの幸せはどこからくる? 母親はこどもの幸せを、そして健やかな成長を願っています。 しかし、多くの母親は、毎日の生活があまり健やかでないことを感じているんです。 子育てにあれもこれもと思い、不安やイライラ、悩みにとらわれています。 では、こ

スキ
1
KIKIAU KOTONO ENERUGII  #26

KIKIAU KOTONO ENERUGII #26

         院内学級 娘は院内学級に入学しました。 「学校は行きたくない」そう言っていましたが 渋々と病室から、徒歩1分の教室に のらりくらりと通っていました。 最初は渋々だったにも関わらず 亡くなる前日、39度の熱があっても 授業を受ける程の気に入り様でした。 養護教諭の先生が、余命幾ばくもない娘に 創作活動を勧めてくださりました。 色とりどりのビーズ、プラスチックで出来た花 昆虫、いろいろな形に切られた木片など それを組み合わせて木工ボンドで形作っていました

スキ
3
iPresenceにインターンいってみた!!part2【2月下旬~3月中旬編】

iPresenceにインターンいってみた!!part2【2月下旬~3月中旬編】

【自己紹介】インターンに行った人 名前:田久保健太 所属:関西大学総合情報学部4回生 インターン期間:1月下旬〜4月上旬 part 2 【2月下旬~3月中旬】編 『自転車 × Keigan Motor』 in メリケンパーク 自転車にKeigan Motorを乗せて遠隔地の方がメリケンパークを観光する実験を行いました! Keigan Motorは向いている方向を360度動かせるテレプレゼンスアバターロボットで、 遠隔地の方のスマホからそれを操作してもらい、メリケンパー

スキ
5
『少しだけなら』レビュー

『少しだけなら』レビュー

『少しだけなら』 あらすじ 病気で入院している小学三年生の「私」にお母さんが「院内学級」を勧めてきた。「転校して友達と離れるのはいやだ」という私を、母は、退院したら三年三組に戻れる、新しい友達もできる、と励ました。翌日、院内学級に登校すると、田中先生が笑顔いっぱいで迎えてくれた。田中先生は担当医でもある。子ども達とも挨拶を交わすと、私は「3年3組みたいだ」と思った。休み時間は、一個上のあさみちゃんと、あやとりやなぞなぞをして遊んだ。窓の向こうをぼうっとみていると、あさみちゃ

スキ
2