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理学・作業療法と言語聴覚療法との関係について

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言葉の発達を促すために大切なことは、言語聴覚療法ではなく「考えられた遊び」

言葉を理解しているから言葉が出るわけではありません。どの程度理解しているかの見極めと話すきっかけづくりが大切です

自己紹介 2

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【みみ #27】オンライン言語聴覚療法の民間市場を作る

2か月前

時計が掛かっている四角い2階建ての建物の横に鬼が金棒を持って立っている絵

今日の発見🔍 頭頸部を緩める

今日の発見🔍 誤嚥

無料コラム〜臨床において考えていること〜

臨床での外出・旅行リハビリテーション:お散歩ツアー編

¥600

第29回定期勉強会

リハビリテーション課会議の再創造: スタッフ間の尊重による新たな展開

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息子のST進捗状況

第5回定期開催スペース「喫茶AKSK OTサークル」(ゲストスピーカー:萩さん)テーマ「高次脳機能評価と分析」のまとめ記事

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リハビリって何かね〜

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オーラルフレイル。5項目チェックリスト

第27回定期勉強会

 「安らう」

今日の発見🔍 意味のある作業

第26回定期勉強会

第25回定期勉強会

今日は国試の受験票を受け取りに学校へ行ってきました。本番まで2週間を切りました。久しぶりに会う友達とは会った時にはケーキを一緒に食べるのがお決まりになっています。話題は過去問。あーだこーだと過去問のことで話題が尽きないのですから上達しましたね。一年前には考えられなかったことです。

第24回定期勉強会

今日は久しぶりに学校で本番前最後の模試でした。一人勉強が続いているので久しぶりにみんなの顔を見ることができてホッとしました。いよいよ1ヶ月後の2月18日が国試です。お弁当は何がいいかとかトイレが近くなるから朝コーヒーはやめておこうとか、鼻水かんでもいいのかなぁも悩みの種です。

心臓の表面と心囊(心臓が入っている袋)の内面は心膜(薄い滑らかな漿膜)で覆われている。心臓が収縮、拡張する際に周囲との摩擦が少ない。肺の表面と胸郭の内面は胸膜で覆われ、滑らかに呼吸運動。胃など消化器系の多くの部分は腹膜に包まれ、周囲の器官と大きな摩擦なく形を変えることができる。

学童期の言語発達に①読み書き能力②語彙・構文③談話能力。①習得の準備は幼児期に始まり、遊びの中で読み書きができるようにふるまう萌芽的読み書き能力(プレリテラシー)から。②は言語そのものを客観的に考えることができる力(メタ言語能力)の発達。③は1対多のコミュニケーション様式の発達。

感染症法で1〜5類感染症、新型インフルエンザ等感染症、指定感染症、新感染症に分類。1類感染症はエボラ出血熱等、2類は急性灰白髄炎、結核、重症急性呼吸器症候群(SARS:コロナウィルスに限る)等、3類はコレラ等、4類は日本脳炎等、5類はインフルエンザ、後天性免疫不全症候群、梅毒等。

初語出現から2歳頃までを語彙獲得期という。語彙増加は前半は緩やかに伸び(30~50語位表出、語の過大汎用)、後半は爆発的増加(「これは?」「なに?」と聞く、200語位表出)。知っていることでも繰り返し聞くことがあり、新しい知識の獲得より、大人とのやりとりを楽しむ行動でもある。

聴覚障害児の聴覚学習は言語ベースのアプローチに基づく。日常生活のあらゆる展開や場面に音を織り込み、音の検出も、弁別も、識別も、事象の理解へとつながり働くとする考え方。療育では聴取能や構音発達の評価と共に、言語力の評価が重要。就学前に身につけた言語力がその後の学習の到達度に影響。

主観的な音の高さの手がかりは純音では周波数、複合音では基本周波数。音の高さの心理的尺度(メル尺度)が蝸牛頂から基底板上の共振点の距離と対応することから、共振点の位置が高さ感覚を決める場所説。しかし複合音は基本周波数を削除しても複合音の高さを知覚できる現象があり時間説が導入された。

小児の神経発達は神経線維の髄鞘化(ミリエン形成)と各部位への連絡(シナプス形成)によると考えられている。髄鞘化は脊髄→橋→中脳→大脳皮質と進行し3〜5歳までにかなり完成。シナプスは1才前後で密度が最大となり、その後は最も伝達効率が良いシナプスが残る(シナプスの刈り込み現象)。

熱性痙攣は38度以上発熱を伴う発作性疾患。6ヶ月〜5歳乳幼児期に好発、持続時間20分以内、発作は全身の左右対称性の強直、強直間代性痙攣、遺伝的要因がある。てんかんへ移行する複雑型熱性痙攣は持続時間15分以上または24時間以内反復、片側性、焦点性の発作等の危険因子を有す。

教える人を作るのは、教えられた経験である

乳幼児期は言語習得の時期、言語発達に影響を及ぼす両側中等度〜高度難聴の発見は重要。新生児聴覚スクリーニングは産科入院中(自動ABR・OAE)、乳幼児聴覚検診は1歳6ヶ月児・3歳児健診で両側中等度〜高度難聴の発見が目標とされ質問票とささやき声検査で判定。母子手帳には聴覚発達質問紙。

子どもの語の意味学習についての説明に①認知的制約論(マークマン)で事物全体制約、カテゴリー制約、相互排他性の3つの原理を使用して効率よく語の意味を推測②社会語用論的考え方(トマセロ)で共同注意の成立と他者意図の理解③発達に伴い変化すると考える創発連立モデルも提案されている。

リハビリテーションでは日常生活動作・活動(ADL)とQOLの評価が重視され、生活環境(家族構成、職業、住居、周辺環境など)も重要。ADLは基本的ADL(評価法にBarthel indexやFIMなど)と手段的ADL。健康関連QOLの代表的評価法はEuro-QOL、SF-36など。

喉頭麻痺は迷走神経またはその分枝の反回神経麻痺が主因。一側性麻痺では嗄声が初発症状、嚥下障害を伴うこともある。障害の程度は麻痺側声帯の固定位置による。健側声帯による代償が効かない開大位で固定すると高度嗄声・誤嚥を呈することも。両側反回神経麻痺で声門開大不良の場合は気管切開が必要。

嚥下咽頭期は①食道入口部開大②喉頭閉鎖が重要。①は輪状咽頭筋の弛緩、弛緩した筋を引き伸ばし食道入口部を拡張する喉頭挙上(舌骨の前上方移動)、食塊を食道に押し込む駆出力となる咽頭の嚥下圧生成(咽頭収縮)で遂行。食道入口部は大気圧よりも高い圧が生じ、食塊が食道に引き込まれやすくなる。

言語聴覚療法の提供は1958年国立ろうあ者厚生指導所開設、71年聴能言語専門職員養成所開設。その後、急速な高齢化社会到来により音声機能、言語機能及び聴覚に関するリハビリテーションを行う専門職の必要性により97年言語聴覚士法、99年第1回国家試験、2000年日本言語聴覚士協会発足。

今日は在宅でオンライン模試。午前と午後で各100問。臨床実習とはまた別の緊張感久々。気分転換に散歩に出たら早々に雨が降ってきたのでランニング。季節はすっかり冬になりましたね。気を取り直して答え合わせするか。

フェヒナーの法則は感覚は刺激の対数に比例。音の大きさをラウドネス。等ラウドネス曲線は音の大きさを実験で調べたグラフ。横軸は周波数、縦軸は音圧レベル、1000Hz純音を基準に同じ大きさに聞こえる各周波数の音圧を等高線として表したもの。音の高さによって同じ音の強さでも聞こえ方が違う。

日本語の動詞には①日本語文法(活用する)②派生文法(語幹が変化しない)の考え方がある。①は五段活用動詞等②は語幹の最後の音素から子音語幹動詞、母音語幹動詞。考え方の違いの一つに、kakanaiの2番目のaやkakimasuの2番目のiを前の語幹につけるか、後ろの接尾辞につけるか。

感染症を引き起こす微生物にウイルス(①DNAウイルス②RNAウイルス)、細菌、リケッチア、真菌、原虫、寄生虫。①で代表的なヘルペスウイルスは幼少期に初感染後終生にわたり寄生、ストレスや免疫低下で再活性化②で代表的なC型感染ウイルスは輸血により感染。その他インフルエンザウイルス等。

音を両耳で聞いた場合、片耳とは異なる効果がある。①両耳加算効果は聴覚閾値に近い小さい音を両耳聴取した場合、片耳より3dB閾値下降②音源定位にはインテンシティ効果(大きく聞こえる方向に音源があると知覚)やハース効果(先行音に音源があると知覚)③カクテルパーティ効果(選択的聴取)。

高次脳機能障害ピアサポート活動を実践してる当事者のシンポジウム視聴。ピアサポートとは「障害のある人生に直面し,同じ立場や課題を経験してきたことを活かして仲間として支えること(岩崎,2017)」。国はピアサポート体制加算を開始。耳にしたことはあっても知らないことだらけの新たな動き。

人工内耳は高度感音難聴の聴覚を取り戻すため内耳に埋め込まれる。内耳コルチ器の有毛細胞が障害されている為、蝸牛内に挿入された電極で聴神経に直接に電気刺激。音情報を電気信号に変換する方式をコード化法。音の高さは刺激する場所(チャンネル)、強さは電荷量、音色は複数チャンネルの選択で。

喉頭摘出後は呼吸と嚥下が完全分離、気管孔による気管孔呼吸となり、声帯音源を喪失する。無喉頭音声には①人工喉頭(電気式・笛式の器具を音源にする)②食道発声(食道粘膜の新声門を音源)・気管食道瘻発声(下咽頭、食道粘膜)。食道発声は食道に空気を取り込み、新声門に逆流させ、振動させる。

内耳の前庭と半規管は平衡感覚を司る。前庭の有毛細胞は頭部の傾き、半規管の有毛細胞は頭部の回転で興奮、内耳神経を通じ脳幹に伝える。前庭動眼反射を利用した自発眼振検査(めまいの客観的把握)・温度眼振検査(半規管機能)、前庭脊髄反射を利用した足踏み検査や片足立ち検査(平衡機能)がある。

幼児前期(2〜3歳頃)は語彙の種類拡大と構文の発達期。表出語の拡大に言語的マッピング。幼児後期(4歳以降)は語連鎖の方略の理解拡大。助詞の使い方や語彙の選択の間違いに対し、モデリングやリキャストを適応。ナラティブの中で語彙、構文、語の使用を学習。しりとりなどで音韻意識を高める。

初語出現までを前言語期。言語発達に重要な認知機能が形成。表出言語の基礎となる口腔運動や音声を模倣し、構音運動を発達させる時期。研究によると乳幼児が保護者の音声を模倣するというより、保護者が乳幼児の音声を模倣する率が高い。これが構音運動と音韻認識の発達に寄与してると考えられている。