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今日の発見🔍 意味のある作業

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

意味のある作業

今日はワレンベルグ症候群の方との発見です。
ワレンベルグ症候群については割愛しますが、嚥下障害が出現します。
この方も同様に、唾液も飲み込めず、経鼻胃管を挿入されていました。
喉の動きが良くなってきて、水分が取れるようになったときに「退院したら食べたいもの100選」を作ってみたら、と提案しました。
その時は、それほど気に留めていなかったようです。

しかし、食事がすすみ、ゼリー → 嚥下食 → 固形物と進んでいったときに、訪室するとPC作業を黙々としていました。
仕事中かな・・・。
と声をかけると、「前に言われた、退院したら食べたいもの100選作ってます」と。
すでに100選過ぎてました・・・。

考えてみた

最初に提案したときは、水分が取れるようになったからといって、食事が始まったわけではなく、現実味が無かったんだなと。
実際に固形物が始まってから、食事に現実味が帯びてきたんだろうと。
食事が始まったことで「退院したら食べたいもの100選」を作ることが意味のある作業になってきたんでしょう。
タイミングによって意味のある作業は違うんだなと学んだ1日でした。

あらためて勉強です📚

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