藤本だん|うどん県OT

うどん県の🧠作業療法士(OT)❎ 🏀トレーナー|Skill Training Aggr…

藤本だん|うどん県OT

うどん県の🧠作業療法士(OT)❎ 🏀トレーナー|Skill Training Aggregation for POST(STA)代表|Bobath Concept ❎ 環境適応 ❎ 活動分析をベースに日々臨床を積み重ねています。|日々の臨床で発見したことを発信していきます。

マガジン

  • 今日の発見🔍

    日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。「そんなこともあるんだ」程度で読んでいただければ幸いです。

  • 臨床のPitfall🕳

    臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)🕳について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。

  • いろんな紹介

    私の尊敬する先生や研修会・講習会などの説明回です。

  • 研修会案内

    私の仲間が開催していたり私が関わっている勉強会や研修会の紹介をしていきます。

  • 勉強会アーカイブ📖

    STA平日勉強会のアーカイブ📖です。 単なる資料ではなく「勉強会+α」の内容で文章化📝しています。 勉強会に参加できなかった方でも学べる内容となっています。 少しでも皆様の臨床のヒントになれば幸いです。 エビデンスもありませんし、過去の記事は風化しているかもしれませんがご了承ください。 風化しないように、たまに記事の修正も行います。

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自己紹介

うどん県OTのだんです。 主に中枢神経疾患のリハビリテーションに携わり数10年・・・。 Bobath Concept・環境適応・活動分析をベースに学びを重ねてきました。 学べば学ぶほどに知識・技術のなさがわかり、日々患者さんに教えてもらってます。 そんな日々の臨床で学んだことや、教えてもらったことを若いセラピストに伝えていくためにSkill Training Aggregation for POSTという勉強会を立ち上げました。 Skill Training Aggre

    • 今日の発見🔍 抗重力位の重要性

      うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 抗重力位の重要性今日は通所リハを利用開始したばかりの左片麻痺の方との発見です。 この方は、四肢の動きは良いのですが痙性が強く、入院時には痙性コントロールをメインに行なっていたそうです。 分析していくと、臥位では痙性は緩みやすく、抗重力位になると痙性が出現していく傾向に。 そこで、

      • 今日の発見🔍 介入の必要性

        うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 介入の必要性今日は右片麻痺の方との発見です。 この方は、下肢機能は良く、入院時より歩行は可能なレベルでしたが、上肢機能が低下しており上肢・手指機能に着目して介入していました。 だいぶん良くなってきたのと、臥床傾向であったので一緒に歩いてみることに。 すると、ふらつきがあったので分

        • 今日の発見🔍 手当て

          うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 手当て今日は脳血管疾患の方ではなく、内科の開腹手術後の方との発見です。 手術からは日数がたち、点滴台を押しての歩行も可能なぐらいの方でしたが、起居動作時にお腹に力が入ると痛むとのこと。 確かに、起居動作時に全身に力が入り、痛みに対応している様子が窺えました。 そこで、肩から触って

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        記事

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑦

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル⑦前回、立つ準備をしてからチルトテーブルを利用すると、怖くなくなるというお話でした。 ただ、それだけなのか? ということですよね。 もちろんそれだけではありません。 立つ準備をしてから立位になっているわけなので、姿勢の保持

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑦

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑥

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル⑥前回は立つためには ・足底が地面に接触していること ・足底から床反力情報が返ってくること という情報が大切というお話でした。 では、チルトテーブルで立位へと移行する前にどのように情報を入力すればよいのでしょう? 足底から

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑥

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑤

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル⑤さて、チルトテーブルを使うために、恐怖体験を取り除くわけですが、今回は身体の準備についてお話しします。 立つための準備とは一体何でしょう? まずは、足の裏が地面に接触し、そこに体重がかかることです。 そして、足底接地が行

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑤

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル④

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル④前回のPitfallで、チルトテーブルを使用すると片麻痺の方ものけぞり、それも非麻痺側に偏ることがわかりました。 そして、非麻痺側で頑張るために麻痺側は半球間抑制を受けて活動できない状況に陥ることが窺えます。 では、どうす

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル④

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル③

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル③前回は健常者のチルトテーブル体験でしたが、今回は片麻痺の方を想定していきます(想像、妄想でしかありませんが・・・)。 健常者でも恐怖体験になるチルトテーブル。 片麻痺の方がチャレンジすると、 ・感覚の入りにくい麻痺側。 ・

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル③

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル②

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル②みなさんはチルトテーブルに乗ったことはありますか? 私は乗ったことがあるんですが、一言でいうと「怖い」ものです。 臥位から立位に移行する際は他動的(チルトテーブル)になるので、心の準備も身体の準備も行えない中、強制的に立

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル②

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル①

          うどん県OTのだんです。 臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 道具も使いよう チルトテーブル①チルトテーブルは臥床状態から離床を行う過程で必要不可欠な立位練習をサポートしてくれる器具です。 ベッドの状態から背面が電動で持ち上がり立位を取らせてくれます。 (説明が難しい・・・) そして、ベッド面にベルトで締め付け、ベ

          臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル①

          今日の発見🔍 感覚って大切

          うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 感覚って大切今日は右片麻痺の方との発見です。 この方は若い方ですが、重症で麻痺側の随意性が乏しい方でした。 PTさんから「離床をすすめたいので一緒に手伝ってもらえませんか」と依頼がありました。 そこで、一緒に介入することに。 車椅子に移乗して訓練室にきてチルトテーブルに・・・。

          今日の発見🔍 感覚って大切

          今日の発見🔍 動け手

          うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 動け手今日は右片麻痺の方との発見です。 この方の上肢・手は全く動かず、感覚も悪い状況でした。 そこで、対象操作から随意性の発掘をしていくことに! すると少しずつ動くように! ヨシヨシと思って随意性の強化を図っていくことに。 すると、徐々に手をみてくれる頻度も上がってきました。 そ

          今日の発見🔍 動け手

          今日の発見🔍 腰部の硬さ

          うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 腰部の硬さ今日の発見は左片麻痺の方との発見です。 最近、腰痛がひどくなったとの訴え。 そこで、腰をみていくことに。 確かに可動性が低い・・・。 しかし、よくみていくと股関節の可動性が圧倒的に足りない。 特に内旋・内転方向の可動性が乏しく中間位も厳しいくらい。 そこで、股関節から可

          今日の発見🔍 腰部の硬さ

          今日の発見🔍 手で触る

          うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 手で触る今日は左片麻痺の方との発見です。 この方は、発症から時間も経過し、肺炎で急性期に帰ってきた方です。 最初は呼吸に介入していましたが、先日、手が痛いとの訴えが・・・。 そこで、手を見てみると指は曲がらず、動かすと痛みが生じるような状況でした。 指を少しでも動かすと痛みが出て

          今日の発見🔍 手で触る

          今日の発見🔍 病院での活動量

          うどん県OTのだんです。 日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。 主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。 病院での活動量今日は左片麻痺の方との発見です。 この方は麻痺は軽度で元気な方! 早々に退院を目指していますが、自宅の調整に時間がかかり入院が長引きそうな方です。 自宅の調整をご家族さんとしていると「病院にいればしっかりリハビリで動けるから安心ね」と・・・。 結構、言われるこの言葉

          今日の発見🔍 病院での活動量