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臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル⑤

うどん県OTのだんです。
臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

道具も使いよう チルトテーブル⑤

さて、チルトテーブルを使うために、恐怖体験を取り除くわけですが、今回は身体の準備についてお話しします。

立つための準備とは一体何でしょう?
まずは、足の裏が地面に接触し、そこに体重がかかることです。
そして、足底接地が行えることで、床からの反力情報が入力されます。
それが「立つ」ための情報になります。
立つためには足底が地面に接触してなければなりません。
そして、自分の体重と同じ反力が床から返ってこなければ立てません。
つまり
・足底が地面に接触していること
・足底から床反力情報が返ってくること

これが立つための情報になります。

さて、チルトテーブルで考えてみると、足底は地面についていないし、床反力情報もない。
ということは立つための情報がないから恐怖体験に成るわけですね。

あらためて勉強です📚

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