2月4日は立春でしたね。毎年この時期は寒くて、旧暦でやるべきなんじゃないのかと思っていたのですが、今年の沖縄はかなり暑かったです。どっちにしろ新暦の2月始めと言うのは天気が不安定だったりしますし、旧暦2月の頃が春らしい感じではありますね。今年の旧暦2月4日は新暦3月13日です。
とにかく暑くて「暦ではもう秋なのに何でこんな暑いわけー?」と愚痴っていたら、母に「旧暦だとまだ7月だから仕方ないさー」と返されました。1ヶ月前は「まだ旧の6月だから」と言われたような気がします。旧暦では8月までが夏らしいので、新暦の9月から10月までは暑くて当然ですね、きっと。
22日は旧暦の7月7日(七夕)でした。「伝統的七夕」とも言うそうですね。沖縄にとっての七夕は、旧盆前のお墓掃除の日です。新暦の七夕だと日本では梅雨明けしていない地域がほとんどだと思いますが、旧暦でも近年は熱帯夜続きで暑くて空を見る気になれませんね。風情がないと言われそうですが。
復帰前の沖縄で「新生活運動」が行われていたのを、『ちむどんどん』世代の母に初めて聴かされました。日本復帰に向けて旧暦中心の生活から日本の暦(つまり新暦)を使うように変わろう、と言う運動だったようです。実際は現在も旧正月を盛大にお祝いする地域があるし、旧盆などは旧暦なんですけどね。
11月7日は二十四節気の「立冬」だったそうですが、沖縄はまだ夏日が続くみたいで昼間は半袖を着て過ごしています。暦の上の事とは言え冬は遠いですね。2月の立春でも毎年寒い寒いと言っている気がするので、旧暦の方が納得行くんですよ(旧暦だと今年の11月7日は新暦11月末〜12月初め頃)。