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明後日は「大寒」(だいかん)です。

二十四節気の二十四番目です。

たいかん、じゃなくて、だいかん、なんです。

 いよいよ、二十四節気も最後の二十四番目を迎えます。明後日、新暦ですと1月20日、旧暦では12月10日ですが、最後の二十四節気「大寒」です。つい「たいかん」と呼んでしまいますが「だいかん」が正解。そして、1年で最も寒い時期を迎えます。カバー写真も、写真ACさんのサイトからそれっぽいものをお借りしました。

気象観測資料からもわかる「この頃が一番寒い時期」

 長らく異常気象と言われておりますので、多少のズレがあるかと思う、暦と実際の気象の関係ですが、これが意外と当てはまっているというのは、この大寒の時期をもって確かめることができます。やっぱり新暦でいう1月下旬、旧暦だと新年前にあたるのですが、この時期が年間を通じて一番寒いと思います。反対に、夏の時期が最近長く感じられるので、暦とあまりリンクしないと思うこともあります。

大寒の時期って、これといったイベントはないんですよね。

 よく、二十四節気の話題を挙げますと、この時期に食べる旬の食材だとか、習慣・風習の紹介を書くことが多いのですが、大寒って、こういう類のものは見当たりません。あるとすれば、武道の寒稽古くらいでしょうか。もちろん、これも立派なイベント。寒さを使い、心と体の鍛錬、という意味では重要ですよね。

ただ、土用の期間と重なりますので…

 先日も書きましたが、大寒の時期はほぼ冬の土用と時期を同じくしますので、特に体調管理にはご注意ください。とりわけ風邪にはご注意、という一方で、すでに花粉症の話題が出ております。どうぞご自愛ください。

少し早いですが、次は立春。2月4日です。

 次は二十四節気の一番目、立春です。新暦の2月4日にあたりますが、ここで一つポイントを。
 立春≠旧正月です。同日に重なる年もありますが、次回は立春が新暦2月4日なのに対し、旧正月は新暦の2月10日と、1週間近く離れています。
 観光業の方。中国の春節は、新暦の2月10日から17日です(中国国務院(中央政府)2023年10月25日発表)。忙しくなりますねぇ〜。
 私のように、旧暦の元旦に初詣にいらっしゃる奇特な(笑)方。初詣は2月10日ですよ〜。
 また立春に入る前に、その話題についてご紹介したいと思います。そちらも併せてお楽しみください。

少しの間、旧暦ネタがありませんので、

 明日以降は違う話題をお送りしようと思います。引き続き、どうぞお楽しみください。

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