虫歯治療の日。ドリルの音にいつも身体を固くしていた。田中泯さんが映画の中でいっぴきの蜘蛛になりきり踊っていたのを思いだし、踊ることはできないがドリルの意識になりきってみた。「今虫歯を削っているよ〜、神経にあたらないようにするからね〜。」なかなかいい感じだった。
朝イチで田中泯さんの映画「名付けようのない踊り」を観てきた。踊り手と観衆との間に生まれるのがダンス、などなど記憶に残る言葉がたくさんあった。海外の教会で場踊りした後、泯さんと観ていた人たちが車座になって話しているのが印象的だった。質問していいんだよね。真摯で自然なありようだった。