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「アンメット ある脳外科医の日記(第10話)」ドラマの中の当事者たちと一緒に涙でき、そして杉咲花を好きだと思える素敵な時間いただきました
多分、手術が終わった後も、まだ杉咲花の記憶は不安定なのだと思う。だからこそ、このドラマは記憶というものの不可思議さというか、それが生活の中で、人が生きる中で、結構、かけがいのないものなのだということを教えてくれた。今期の記憶喪失ドラマの中では、後味が最も良いドラマだし、記憶がなくなるという意味をすごく考えさせられた点では秀逸だった。 病院の会長で聞かれたくないことを聞かれってしまった酒向芳を先に警察に行かせてしまったことで、杉咲の記憶を蘇らせないという無駄な努力は必要なくな
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「Re:リベンジ-欲望の果てに-(第11話)」人の復讐心と権力欲を題材にして、その愚かさを伝えて終わるのかと思ったら・・。
最後に錦戸亮が理事長の椅子に座る。まあ、どうでもいいが、後味はあまり良くない。権力が欲しいのはわかるが、あまりこの男、格好よくここに着いた感じはない。ドラマ全体として、何が描きたかったと言えば、病院の長として上に立ち、それを持続することの虚しさということなのかと思った末のこのシーンだ。やはり金と権力が欲しいのか? それに対して、赤楚衛二は、病院のことなど何も知らなかった週刊誌記者が人生勉強になったというところはあるだろうが、彼が見上愛の原稿を世に出して禊をする感じに終わって