「東京タワー(第2話)」"恋はするものじゃなくて堕ちるものだ"という定型的なセリフをいかに画にしていくのか?
このドラマは、やはり永瀬廉が、母親ほど歳の離れた女性と恋に堕ちるというところが見どころなのだろう。そういう意味では、永瀬廉の演技というか、漂わす色気にかかっているというところはある。そう考えてドラマを見ていくと、もう一つ気に入らない私である。彼は、それなりの色気は持っている。ただ、そこに男のどうしようもない女々しさというか、だらしなさがない分、もう一つ破綻する方向の色気を感じない。そういう色気が最近では流行らないのかもしれないが、ジャニーズの崩壊は、ある意味、ただ綺麗な人形の