かめポン(あのね文書室)時々note

ライター/インタビュアー。 大分県の片隅でドタバタと4人の子育て中。猫3匹と6人家族で…

かめポン(あのね文書室)時々note

ライター/インタビュアー。 大分県の片隅でドタバタと4人の子育て中。猫3匹と6人家族で暮らしています。元地方紙記者(見出しとレイアウト担当)。2019年、インタビュー記事を書きはじめました。2022年からは地方紙と専門紙の契約ライターもやってます。

マガジン

  • 高木康子さんインタビュー

    「今生きとるんが天国ちゃうかな、確かに」奥竹田で暮らすさをり織り作家・高木康子さんのインタビュー計8本をまとめました。 #創作大賞2023 #オールカテゴリ部門

最近の記事

坐禅会で考えた。「文章って一体なんなんだ?」

この前の投稿では、坐禅のことを書いた。そのあと1日坐禅する会にも参加して、素敵なご老師(すごいお坊さんのことです)や主催者の方たちにお会いすることができた。それでわたしはいよいよ、今この瞬間を生きることに集中しようと気持ちを新たにしたのだった。それが2週間くらい前のことだ。 「ハイこれからは今この瞬間を楽しんで生きるぞ!!」って思ってた。しかし、そうは上手くいかないのが人間ってものなのか。頭でも心でもわかっているつもりだったのに、それからわたしは完全に流されて過ごしてしまって

    • 座禅と「今」がたのしくなったこの頃。

      少し前から日曜日の朝に座禅をすることが増えた。 街中のお寺に出向くときには、中学生以上のわが子(上ふたりのうちどちらか)を連れていく。なぜ座禅をしようと思ったかというと、最初は中学生の娘の心が不安定かなと思ったからだ。受験生の娘に対して、どう対処すればいいかと考え始めるとわたしの心の混迷も深まっていく。そんなとき、友だちが話していたお寺の座禅会についての情報をキャッチした。なんだか心が整いそうな気がする。元々座禅ってしてみたかったし。よし、いってみよう。娘を誘うと、意外といい

      • 短歌を詠んだら本当の自分がバレてしまいました

        きのうは短歌の歌会だった。そこでなんていうか、わたしの短歌は本当にバッサリと斬られてしまいました。よよよ。 どういうことかっていうと、やっぱいい感じのとこと微妙な感じのとこがあるのが人間てやつじゃあないですか。でも、なんか自分の微妙なとこって自分で気づいてるようで実は気づいてない。わたしはそれと気づかずに「実は自分ってものすご深くものを考えているよ」みたいな短歌を書いて出しちゃったんですよね。短歌は作者名を隠してみんなが率直に講評するものなんで、「うーん、この短歌のこの部分、

        • 雨の月曜日なので、なんでも40%で上出来っす

          月曜日に、雨が降ってる。それだけでもう今日は色々を40%の出来で過ごすことに決めた。会社で言うと下方修正。そう、時々むずかしく社会的っぽい言葉を使いたくなるのは、自分が社会からちょっとはずれてるとこがあってさびしいからかな。 数年前にバイトを辞めてフリーになったわたしには月曜日だとかは関係ないようなもの。今やってる書く仕事だってそうたくさんあるわけでもない。それなのになんで雨の月曜日がゆううつなんですかって自分で突っ込みたくなる。けどですよ、家庭内にやっぱ月曜日から金曜日まで

        坐禅会で考えた。「文章って一体なんなんだ?」

        マガジン

        • 高木康子さんインタビュー
          8本

        記事

          短歌を詠むのがしんどいのは言葉の筋トレだからかも。

          明日は歌会の日なのです。 7年か8年くらい前に短歌を始めるまでは、短歌を講評しあう集まりのことを「歌会」と呼ぶことも知らなかった。短歌のことはなんにも分からなかったけど、言葉に興味がありそうな楽しい人たちを誘って新しい歌会がスタートした。それが5年くらい前のことだ。コロナ禍の3年ほどは会をお休みしていて、去年の12月からじわっと再開しておりまして。毎月お題にしたがって短歌を作る…いや、短歌の世界では「詠む」といいます。わたしはそれに四苦八苦しているのですよ。。 いつの間にか、

          短歌を詠むのがしんどいのは言葉の筋トレだからかも。

          書けない日には、書けない日の良さがある

          たったいま、ちょっと遅くに夕ご飯を食べて、食後のルイボス茶をひと口飲んだところ。割と近場で救急車の音がした。住んでいるところはとても田舎の集落だけど結構救急車が通ることが多いような気がする。こういうとき、親きょうだいや友だちは元気だろうか、元気でいてほしいと思ったりするね。 今日もなんとなく瞑想するモードに入りこみたくて、またキーボードを打ち始めた。だけどなんだか文字列が進まない。書きすぎてブレーキがかからないときもたまにはあるが、書きたいのに書けない日だってある。 わたしは

          書けない日には、書けない日の良さがある

          副腎ちゃんに恩返しをしようと思います。

          この頃は朝起きるのがつらくて、7時すぎにやっとのことで布団から這い出す生活を送っていた。あんだけ何年か4時起き生活をやっていたというのに、お寝坊さんに戻るのはあっという間。自分って形状記憶合金みたいなやつやなーと思う。 一応6時過ぎに目が覚めてはいるのだが、あったかい布団から出るのがイヤなのだ。目が覚めてから布団の中でついSNSとかを見てしまうことが多い。スマホの時間を減らそうと思って「スマやめ」ってアプリを入れ、がんばったりもしてはいる。けど、特にここ1週間はモチベーション

          副腎ちゃんに恩返しをしようと思います。

          公開から半年以上経って「君どう」を観てきました(ネタバレなし)

          つい最近まで、あんだけ長々とnoteを書いていたというのに、このごろはぱったりと書けなくなった。温泉とか水源でいうと、わたしはすぐ湧いてこなくなる温泉で、干からびやすい湧水なのだろうか…と、よく思う。今はダイニングテーブルについてパソコンで細々とした用事を済ませ、まだどこかに積み残した雑用があるような気がして頭の中を探している。なにか文章を書き始めれば、ついでに忘れたことも思い出せそうな気がしてパソコンに向かっている。 こんなに頭がぼーっとするのは、きのう観た映画の余韻がまだ

          公開から半年以上経って「君どう」を観てきました(ネタバレなし)

          あったら怖いかもシリーズ「文章占い」

          今日は友だちの家に数人で集まってなんだかんだ近況報告とか雑談とかして、おかゆを食べたり猫を見たりカメを見たりしてゆったりと過ごした。こんな1日が、よくない1日になるわけがない。 娘っこの受験の話を書こうとしてはやめたりしていたな、そういえば。私立高校の合格発表があって、希望どおりパスしたです。そして来月には公立高校の試験がある。なんか色々気をもんではいたが、その日が来るとあっけないものだ。本を読んでいてページをめくるように、一瞬安堵してまた進んでく。自分も昔そうだったのかなぁ

          あったら怖いかもシリーズ「文章占い」

          瞬間湯沸かし器になれる自分が大好きだ、かんぱーい。

          明日は長女が受験した私立高校の合格発表日だ。なんとなーくわたし、不登校経験者である娘っこの受験について、母親ってことで今の心境を書いといたほうがいいなーと思ったんす。何のためってわけじゃないし、娘のことを具体的に書くこともできない。親だからって、親だからこそ、子どもの心のなかの大事なスペースに立ち入ってはいけないってこともある。だからできるだけ気をつけて書くんやけど、こうやってドタバタ色々失敗とかもしてきた母である自分のことを記録しとくってなんかの意味はあると思う。今日になっ

          瞬間湯沸かし器になれる自分が大好きだ、かんぱーい。

          昨日は人間最後の日。そして今日から人間復活

          信じられないけど、抱えていた仕事が片付いてきた。 昨日までの苦しみはいったい何だったんだろう。今朝は寝坊はしたもののなんか満足して落ち着き、野菜のスムージーも作ってパパの弁当のおかずも野菜と魚でできあがり。いりこと昆布で出汁をとって味噌汁を作ったのは確か2日ぶり。なんとなく創意工夫して、具には白菜と白ネギの千切り、菊芋とエリンギとアボカド!を入れてみたのだ。アボカドを味噌汁の具にするなんて人生初の出来事だが、なんかこの前ネット情報かなんかで藤原紀香さんがアボカドを味噌汁に入れ

          昨日は人間最後の日。そして今日から人間復活

          すっきりさっぱり、本音を言えたら120点っす。

          昨日の夕方はごちゃごちゃした気持ちを抱えながら、ショッピングモールのスタバで記事を書こう書こうとしていた。そうして結局だーっと書きあがったのはnoteだったんだけどね。それからなんか、同じフロアに出現していたコストコの再販店ていうやつに寄って水餃子がいっぱい入ったやつを買い、晩ごはんは餃子の鍋にしたよ。 コストコはわたしにとって憧れの場所だ。なんか噂には色々聞くけれども、まだ行ったことがない。わたしの住んでいる大分にはコストコとかないし、食べものをいっぱい買ってみたいけれども

          すっきりさっぱり、本音を言えたら120点っす。

          生き霊にならないように気をつけよう、って思ってて。

          ウウウウウ… あともうちょっとで原稿ができそうだ。しかし「もうちょっと」っていう時に、ものすごいパワーが必要っていうのは一体なんでなんだろうか。わたしはこういう世の中の摂理っていうか、まあただ単に自分の性質なだけなんかもしれんけど、大事なことが最後にバカぢからを出さないと終わらないっていう構造をうらめしいなーと常々思っているのだ。まるで霊のように。 霊っていえばさ、むかし面白い?ことを聞いたことがある。まあわたしの地味なnoteで特定とかの動きがある由もないが、話を聞かせてく

          生き霊にならないように気をつけよう、って思ってて。

          「とにかくな、スコンと抜けてるほうがええねん」と彼女は言った。

          今日もまた、何も考えずにただ、だだだーっと書ける時間がやってきた。晩ごはんは茹でたてのパスタにシーチキンと大根おろしをかけたやつだった。醤油にわさびを多めに溶いてパスタに垂らし、焼き海苔をぱらっと散らすだけで美味しい。 例のごとく、いま取り組んでいるお仕事のことで頭はパンパンだ。それでも半分はめどがつき、さああと半分、となったところで電池切れ。今日はもう休憩して、実家の父ちゃんが以前買ってくれた簡易肩もみ機に寝転ぶことにしよう。 そういえば今日の夕方、実家の母ちゃんがいつもの

          「とにかくな、スコンと抜けてるほうがええねん」と彼女は言った。

          今日は大事な日。母、きれいにやらかしました。

          神様ぁ。筆がすべりません。 っていうか筆とかじゃなくってキーボードなんやけどですよ。…こういうときって運動したらいいらしいです。毎日散歩して、それ以外にも週に2〜3回はちゃんと息が上がるくらいの運動をする。そうすると頭とか身体の働きがよくなるらしい。それはなんかすごいベストセラーである「運動脳」という本で読んだり、各種YouTubeで見たりしている。そやけんよくわかってるんです。よくわかってることができねえ、そんなふうに半世紀も過ごしてきた自分を逆に人間らしくて尊いと思ったり

          今日は大事な日。母、きれいにやらかしました。

          地球46億年の歴史からみたら、明日のことなんてちっぽけなもんですぜ。

          今日は雨模様で、なんとなく頭と身体が重い。目の前の窓辺には猫が2匹、外を見ているけど一体なにを見ているのだろうなーと思う。 多分だけど、何か動くものを見ているのだ。家猫は視線で外をパトロールする。人間(わたし)は猫に比べて、外のことはぼんやりと見るだけで真剣味が足りん。猫はといえば、いざという時には食いついてやる、ってくらい一生懸命に見ていることが多いのになーと思ったりもするね。 窓の外を眺めながらふと走馬灯のように今日の自分を振り返る。そうして窓の外は結局見ていない。それが

          地球46億年の歴史からみたら、明日のことなんてちっぽけなもんですぜ。