薩摩焼

「危険な境地に敢えて踏み込む覚悟が必要だ」
――巨匠・薩摩焼十五代沈壽官
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「危険な境地に敢えて踏み込む覚悟が必要だ」 ――巨匠・薩摩焼十五代沈壽官

『人民日報海外版日本月刊』 文/洪欣 真夏日の鹿児島で薩摩焼十五代沈壽官を取材してきた。窯元の敷地内には、沈家の歴史が垣間見られる史料館、十五代目の作品展示室、工房、美しい日本庭園がある接客の間、売店、茶寮が揃い、何よりも登り窯があった。彼は、大韓民国駐鹿児島名誉総領事にもなっていた。1 十五代沈壽官は、薩摩焼の宗家として名高い沈壽官窯の当主・十四代沈壽官の長男として生まれる。幼い頃から、父に感化され薩摩焼をはじめ、広く陶芸に親しむ。 1983年に早稲田大学を卒業後、京都

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日本の顔|沈壽官

日本の顔|沈壽官

沈壽官(ちんじゅかん・陶芸家) 秀吉の朝鮮出兵の際、初代が島津家に連行されてから423年。司馬遼太郎の小説『故郷忘じがたく候』で描かれたように、沈一族は薩摩半島の山間で「薩摩焼」を造り続けてきた。しかし同じ営みを続けてきたわけではない。歴代当主は絵模様を描く技法や、すかし彫りなど、創意工夫をこらしてきた。 「伝統は革新の堆積である」 15代・沈壽官(61)の言葉だ。早稲田大学を卒業後、京都で修業し、その後、イタリア国立美術陶芸学校でデザインの重要性を体得。99年に襲

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謎の壺~古代オリエントとの繋がり〜

謎の壺~古代オリエントとの繋がり〜

ウームブロカント倉敷美観地区店は、オーナーのご兄弟が中国四国地方の旧家から出たアンティークを収集して、展示販売しています。 奥の部屋を覗いてみたとき、一瞬にして輝くような存在に惹きつけられました。棚に近づいて見ると、高さ12.3cmの小さな壺でした。女性的でなんとも美しい壺です。壺の足下がすっと伸びているので、ハイヒールを履いて屹立した美女に見えます。店長の岡さんに訊いてみると、オーナーが岡山県内の旧家から買い取ったもので、お茶を入れて保管する茶壺として使われた、江戸時代の

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「故郷忘じがたく候」

「故郷忘じがたく候」

豊臣秀吉による慶長の役(1598)の際に、朝鮮から連れてこられた陶磁職人の話です。当時、薩摩藩に連れてこられたのは17氏70人ほどだったらしいのですが、主人公の14代沈壽官氏は、大正15年生まれの方です。 すでに400年以上も経っているので、沈氏は日本国籍で日本人であることに間違いはないのですが、姓をそのまま維持し、先祖の行っていた陶磁を脈々と受け継いでいたり、昔の朝鮮の祭りごとを残していたりと、驚嘆に値します。 この本の中で、とても印象に残る部分があります。14代沈壽官

じょかでちゃをのん。

じょかでちゃをのん。

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鹿児島県 薩摩焼

鹿児島県 薩摩焼

鹿児島県の伝統的工芸品は三品目。川辺仏壇、本場大島紬、薩摩焼。私が好きなのは、白薩摩❤️クリーム色の器肌に、色とりどりの色味をつかって絵付され、金彩も施されます。薩摩焼はSATSUMAとして、1867年パリ万国博覧会に出品されました。日本が最初に参加したパリ万国博覧会。幕府、薩摩藩、佐賀藩が浮世絵、磁器、精緻な工芸品を出品しました💛

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器

小さい頃から焼き物、器が好き。 萬古焼で有名な四日市や菰野で育ったおかげかもしれない。毎年、ばんこ祭りや陶器市が大好きで、お気に入りを見つけては買ってもらっていた。図工や美術で作る、手びねりの陶芸も大好きだった。 そして、新たな焼き物との出会い。薩摩焼。温かな白色に細かく描かれた絵。すごくきれい。高くてさすがに手は出ないが、ずっと眺めていられる。 もちろん、薩摩焼の里、美山には普段使いの器もたくさん作られている。各窯元がさまざまな作品を出している。そして、同じ器でも色や形、模

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【美山】行ってわかった、地域のリアル

【美山】行ってわかった、地域のリアル

こんにちは! 美山より指名をいただきました、吉満です。 移住ドラフト会議が終わり、東京に戻ってきて1週間。 テレビから「ドラフト会議」という言葉が聞こえるたびに、また自分が映るんじゃないかとドキドキしてしまいますが、どれもコントじゃない方のドラフト会議のニュースでした。 先週の日曜日にドラフト会議が行われ、 そのまま美山から指名された選手は全員で美山を訪れたというのは前回の記事の通り。 その翌日、私は鹿児島市内を満喫して帰京……の予定でしたが、美山チームを引っ張る吉

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【美山】選手レポート「美山に一位指名されました!」

【美山】選手レポート「美山に一位指名されました!」

はじめまして。 移住ドラフト会議にて、美山チームに一位指名をいただいた吉満と申します。 私は鹿児島県指宿市出身。 東京で働いているものの、いつかは鹿児島に帰りたいという想いがあり今回参加しました。 薩摩焼の里である美山。 そして実は私、うつわに関わる仕事に就ているほどのうつわ好き。 ということで、参加当初から美山に指名されたらいいな〜と思っていたのです。 ▲2年前に美山の窯元祭りを訪れたときに撮った写真。 うつわじゃなくてすみません、猫です。 9月の移住力強化

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