YK_yukasagi

レザーグッズデザイナー    トレンドに左右されない、貴方の人生に寄り添う製品を提供。…

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レザーグッズデザイナー    トレンドに左右されない、貴方の人生に寄り添う製品を提供。また、ライフスタイルとしてのファッションを、長く愛用する製品のデザイナーの立場から独自に提案しています。       キーワード:美しい色や音、暖かみのある素材、自然、異なる文化・知見への好奇心

最近の記事

日本発、世界発信

こんばんは。 この時間になると、もうこっちのもんというか、それなりに涼しくなってきましたね。 昨晩に日本で企画して実現させたアイテムが世界的に発信されたこともあり、興奮冷めやらぬ中、朝起きたら情報まとめてたりして朝イチのnoteがやり過ごしていたらこんな時間になっちゃいました。 日本国内で製品化してそれをローンチするまでの苦労ももちろんたくさんあったけど、それを実現させるだけの価値がある企画だと思えてたから仲間たちとしっかりなんとか間に合わせられた。 日本で完結させるつ

    • 陶磁器30:日本の焼き物(島根県:石見焼)

      おはようございます。 今日は朝から日差しがあって、まだ少し暑いけれど清々しい朝。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 21回目の今日は、島根県の石見焼。 石見焼(陶器) 「いわみやき」と読む石見焼は、島根県江津市周辺で作られている陶器。 石見焼の特徴は、吸水性が低く強固で、塩分や酸・アルカリに強い素地。飯銅(はんどう)と称される大きな水甕が有名で、そのほかにも茶器や食器などの小振りな生活用品が多く作られ、酸や塩に強いた

      • 陶磁器29:日本の焼き物(岡山県:備前焼)

        おはようございます。 今日は昨日夜の小雨から続く曇り空で雨は降っていないものの久々のどんより感。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 20回目の今日は、岡山県の備前焼。 備前焼(炻器) 備前焼は、岡山県備前市周辺で作られている炻器。 備前焼は日本六古窯のひとつとされており、信楽、丹波、越前、瀬戸、常滑と並んで、今も残る伝統のある窯として位置づけられている。 備前焼の特徴は、釉薬を使わない独特の製法。一般的に焼きものは釉

        • 陶磁器28:日本の焼き物(愛媛県:砥部焼)

          おはようございます。 今日は日差しと暑さが戻ってきて朝。昨晩の中秋の名月が見えた後の朝としては湿気が多い気がする。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 19回目の今日は、愛媛県の砥部焼。 砥部焼(磁器) 砥部焼は、愛媛県伊予郡砥部町周辺で作られている磁器。 江戸時代中期に作られ始め、1976年(昭和51年)には経済産業省により伝統的工芸品として認定された。 砥部は四国一の焼き物の里としても知られている街で、磁器原料に恵

        日本発、世界発信

          陶磁器27:日本の焼き物(徳島県:大谷焼)

          おはようございます。 今日は昨日からの湿気がありながら涼しい感じが続いていて、寝起きは少し寒かったくらい。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 18回目の今日は、徳島県の大谷焼。 大谷焼(陶器) 大谷焼は、徳島県鳴門市大麻町の名産品で、県を代表する陶器。 大谷焼の特徴は、素朴な風合いを醸し出す土と寝ろくろに代表される製法にある。土は、地元の大麻町萩原で採取される萩原粘土やそれと同等の粘土が使われる。鉄分が多く含まれてお

          陶磁器27:日本の焼き物(徳島県:大谷焼)

          学びの根源

          おはようございます。 今日は朝から涼しくて、風が湿っているのが逆に肌に纏う感じが心地よい。 今日はクリスチャンの僕が昨日日曜礼拝の説教を聞いて、気付いたことをまとめておきたい。 クリスチャンとしての学び 昨日の説教は「不当な苦しみを受けるとき」というもの。 そもそも、ちょっと「え」ってなるお題だけれど、「それは神様からの恵みだ」という結論で(理由を聞けばクリスチャン的には結果的にふんふんなんだけど)クリスチャンではない人からすれば余計になんで?と思いかねない説教だった。

          学びの根源

          日本伝統工芸展

          おはようございます。 今日も朝から陽射しが強いけど、吹き抜ける風は冷めている3連休の中日。3連休だと気持ち的余裕が大きいね。 昨日は、以前からフォローしている金工の人間国宝、桂盛仁先生(御年80歳で現役、しかもInstagramも更新されるほど感覚も若い方)のポストで紹介されていた日本橋三越で開催されている日本伝統工芸展というどストレートなネーミングの展示会にお邪魔させていただいた。 興味がある金工や漆器、陶芸などの今とリアルがまとめて見えられるのでありがたいと思っていた上

          日本伝統工芸展

          夏の終わりに咲く花【糸瓜】

          おはようございます。 今日も朝から陽射しが強くてこの3連休も東京は暑くなりそうな予感。 一旦暑さが落ち着いて、過ごしやすくなったのは人間だけではない様で、夏バテの結果葉を落とす枝もちらほらあるものの、植物たちも枝間から新たな芽吹きが見られたり枝が伸び始めたりしている。 個人的にはもう夏は終わった認定をして、かなり暑い初秋ということでやらせてもらってるけど、このタイミングで夏を呼び戻すかのような真黄色の花が咲いた。 ヘチマだ。 黄色い花って、ミモザもそうだけど他の色の花に

          夏の終わりに咲く花【糸瓜】

          陶磁器26:日本の焼き物(兵庫県:出石焼)

          おはようございます。 今日も暑さが戻ってきて寝起きから汗ばむくらいの、熱帯夜からの日差しも強く暑い朝。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 17回目の今日は、丹波焼と同じく兵庫県の出石焼。 出石焼(陶器) 出石焼は、兵庫県の豊岡市出石町で作られている磁器。 「でいしやき」と読まれた方も多いと思うけれど(僕もそう)、正しくは「いずしやき」。出石町では現在4軒の窯元が製造をしており、伝統を受け継いでいる。 出石焼の特徴は、

          陶磁器26:日本の焼き物(兵庫県:出石焼)

          陶磁器25:日本の焼き物(兵庫県:丹波焼)

          おはようございます。 今日も暑さが戻ってきて寝起きから汗ばむくらいの、熱帯夜からの日差しも強く暑い朝。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 16回目の今日は、兵庫県の丹波焼。 丹波焼(陶器) 産地の名前にちなんで丹波立杭焼とも呼ばれる丹波焼は、兵庫県篠山市今田立杭の地域で作られる陶器。 瀬戸焼(愛知県瀬戸市)や常滑焼(愛知県常滑市)、越前焼(福井県丹生郡越前町)、信楽焼(滋賀県甲賀市)、備前焼(岡山県備前市)などと共に

          陶磁器25:日本の焼き物(兵庫県:丹波焼)

          陶磁器24:日本の焼き物(三重県:萬古焼)

          おはようございます。 今日は完全に暑さが戻ってきて寝起きから汗ばむくらいの、熱帯夜からの日差しも暑い典型的な残暑厳しい晩夏の朝。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 15回目の今日は、三重県の萬古焼。 萬古焼(陶器) 四日市萬古焼とも呼ばれる萬古焼は、三重県四日市市で作られている陶器。 古くより茶碗や皿などの日用品や壺などの芸術品が作られ、現在では紫泥急須や土鍋が代表的な生産物となっている。特に土鍋においては国内生産の

          陶磁器24:日本の焼き物(三重県:萬古焼)

          陶磁器23:日本の焼き物(三重県:伊賀焼)

          おはようございます。 今日も朝から快晴で風は乾いていて暑さはあるけどとても爽やかな朝。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 14回目の今日は、三重県の伊賀焼。 伊賀焼(陶器) 伊賀焼は、三重県伊賀市周辺で作られている陶器。 優れた耐火性を持つ伊賀周辺の土を使用している。その高い耐火性から、土鍋や耐熱食器などにも向いている陶器として有名。 伊賀焼の特徴は、高温で焼かれることにより生まれる、ビードロ釉と呼ばれるガラス質と、

          陶磁器23:日本の焼き物(三重県:伊賀焼)

          Paris Paralympicに関して

          おはようございます。 今日は朝から陽射しがあって、風もないのでそれなりに暑く感じる。 パラリンピックは8/28〜9/8までの12日間の日程で閉幕を迎えた。2週間にわたるパリオリンピックはあんなに毎日見てそれこそ毎日noteに上げていたくせに、なぜパラリンピックには最終日まで触れなかったのか。 パラリンピックの名前の由来 まずは、パラリンピックに関して、基礎を押さえておこう。 第1回パラリンピックは1960年のローマ大会だが、当時はまだパラリンピックという名称は使われてお

          Paris Paralympicに関して

          陶磁器22:日本の焼き物(京都府:京焼・清水焼)

          おはようございます。 今日は朝から晴れて、朝は風もあって涼しい、湿気はない様に感じられるけどさて日中はどの位暑く感じられるだろうか。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 12回目の今日は、京都府の京焼・清水焼。 京焼・清水焼焼(陶器) 京焼・清水焼は、京都市周辺で作られている陶磁器。本来、京焼は京都で作られた焼き物の総称で、清水焼は清水寺の参道で作られていた焼き物の名称だった。 現在の主な生産地域は日吉・五条坂・宇治の

          陶磁器22:日本の焼き物(京都府:京焼・清水焼)

          陶磁器21:日本の焼き物(滋賀県:信楽焼)

          おはようございます。 今日は曇りで風もなく、気温が高くもないけれどじんわり暑い、そんな感じ。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 11回目の今日からはいよいよ関西に入り、滋賀県の信楽焼。 信楽焼(陶器) 信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽町周辺で作られている陶器。 陶土に木節、実土、蛙目などの粘土や原料を合わせて練るため、コシがでて肉厚な焼き物や大きな焼き物を造ることができる。 信楽焼の特徴は、粗めの土質を用いて耐火性が高いこ

          陶磁器21:日本の焼き物(滋賀県:信楽焼)

          陶磁器20:日本の焼き物(愛知県:常滑焼)

          おはようございます。 今日は日差しもある中で気温もそこそこあって晩夏といった程よい熱を帯びた朝。 さて、日本各地の焼き物の名産地をピックアップしたところで、具体的に1つずつ見ていこう。 10回目の今日は、愛知県の常滑焼。 常滑焼(陶器) 常滑焼は、愛知県常滑市周辺で作られている陶器。平安時代の後期に誕生した伝統工芸品で、越前焼、瀬戸焼、信楽焼、丹波焼、備前焼と共に日本六古窯の一つとされていて、中世の時代から長く生産されている陶磁器として知られている。 常滑焼の特徴は知多半

          陶磁器20:日本の焼き物(愛知県:常滑焼)