見出し画像

彫る。/Carve

白薩摩の新しい姿をより魅力的に、自分の理想の表現を求めて「彫文」に行きつく。
考え続ける中で降りてきたものを表現にかえて、彫る。


彫文・貫入を美しく魅せる

模索する

表現の場を模索していた荒木秀樹。

父親である荒木幹二郎は、庶民の器と言われている黒薩摩を芸術の域に持っていき高い評価を受けていた。

「父が黒なら、自分は白で行こう!」

白薩摩の新しい表現を模索する日々。
模索は仕事のときだけではない。食事や遊びといった日々の生活の中にある。常に考えている。考えて、考えて、
そしてある日「彫文」が舞い降りてくる。

大学で培った彫刻の技術や美術の知識も後押ししてくれる。

彫刻作品


誕生

轆轤で作り上げた美しい形の壷。
そこに専用の道具を使って「彫り」を施す。
その彫りにわざと釉薬の濃淡をつけると、透明釉が釉溜まりとなる。
白薩摩の証である「貫入」が釉溜まりを更に美しくする。

貫入とは

生地と釉薬の収縮の差を使って、貫入と呼ばれる細かいヒビ模様が出来上がる。
ガラス質の釉薬は艷やかで、作品の表面は非常に滑らかである。


白薩摩の象徴/貫入

伝統と進化/美術品としての地位を確立した白薩摩の彫文

白薩摩と彫文の出会いは薩摩焼の新しい「流れ」となった。
美術品として彫文の白薩摩は数々の受賞をすることとなる。
それは、従来の絵付けの薩摩焼では到底到達できなかった新しい薩摩焼の誕生であった。

挑戦

そして、挑戦は続く。
美術品となった白薩摩を食卓で実際に使うこと。

利用例

休日は貴方とパンケーキ


やっぱりハンバーグが食べたいなぁ


商品ラインナップ


彫文丸皿−大


彫文丸皿−中

彫文丸皿−小

彫文平小皿

彫文ぐい呑み

彫文マグカップ

白 彫文フリーカップ

黒釉 彫文フリーカップ

そば釉 彫文フリーカップ

白 彫文焼酎前割りボトル

黒釉 彫文焼酎前割り用ボトル

そば釉 彫文焼酎前割り用ボトル

彫文花瓶


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?