なかむら|中村家書店

ライター見習い&観光ガイド ナカムラヤです。本屋さんではございません。夫婦で「…

なかむら|中村家書店

ライター見習い&観光ガイド ナカムラヤです。本屋さんではございません。夫婦で「書く仕事」を生業としています。また、写真を撮ることと旅が好きな観光ガイドです🗾💻|青組✈️Nikon Zfc&iPhone📷全国通訳案内士資格取得に挑戦中🧑🏻‍💼

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最近の記事

"界別府"の楽しみ方|風景・食事編

先週は待ちに待った星野旅(と我が家では名付けています)。 行き先は"界別府"と"界雲仙"、鹿児島から大分〜長崎のドライブ旅です。 しつらえと伝統工芸 初日は、別府湾沿いの温泉街にある"界別府"。 14時に「本格焼酎ディスカバリー」という体験を申し込んでいたため、チェックイン時間よりも1時間ほど早く到着しました。 到着したら、1階にあるインターホンでフロントに連絡してエレベーターで2階へ上がります。 この建物は『ドラマティック温泉街』というコンセプトのもと、隈研吾氏が

    • もふもふを描いた謎の絵師|長沢芦雪展

      先日、福岡の九州国立博物館にて開催中の長沢芦雪展に行ってきました。 美術系番組「新美の巨人たち」で初めて知った江戸時代の絵師、長沢芦雪。 放送のサブタイトルは「長沢芦雪のゆるかわ子犬」でした。 ゆるかわのもふもふ子犬といえば「円山応挙」を思い浮かべますが、彼はそのお弟子さん。 18世紀半ばに丹波篠山藩(兵庫)の武家に生まれ、その後、淀藩(京都)の武家に養子に出されたそうです。 会場で、まずは年表を読みながら・・・??? 武家に養子に出されたということは、その家を継ぐた

      • 初めての写真展はソール・ライター

        昨年は写真展にも行きました。 渋谷ヒカリエホールで開催された「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」。 ソール・ライターは夫が好きな写真家の一人で、家に何冊かある写真集を見て私も興味を持ちました。 彼の作品は、特に雨の日や雪の日に撮ったものが好きです。 私は晴れた日の景色が好きなのでその理由がわからなかったのですが、ある記事に”傘が大好きなライターの作品は雨や雪の日が多く取り上げられている”という一文を見つけて納得。ソール・ライターの’好き’が写真に出ているから惹き

        • 夢の空間『Dior展』

          デザイナーズ・ブランドにはあまり興味がない私ですが、昨年「新・美の巨人たち」という番組で見た展覧会に強く惹かれました。 それは東京都現代美術館で開催された『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展。番組で篠原ともえさんが訪れた美の空間、”この空間を見たい!” チケットを入手するのはそれはそれは困難で、公式サイトを何度もチェック(夫が)。キャンセルが出てもすぐに埋まってしまい、諦めずにチャレンジして(夫が)、ようやく購入できた1枚で念願のディオール展に行ってきました!(

        "界別府"の楽しみ方|風景・食事編

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        • 旅先滞在記
          7本

        記事

          京都の博物館で見た「光る君へ」の世界

          大河ドラマ『光る君へ』を毎週見ています。 ドラマは史実ではなく物語ですが、歴史を覚えるヒントになるので勉強用ツールにもなっています、少なくとも私には。 特に今回は、日本の歴史にたくさん登場する”藤原◯◯氏”。誰と誰がどのような繋がりなのか、何をした人なのか、少しでも理解したいと思い、視聴し始めました。 平安時代の貴族の生活を垣間見ることができますし、その時代の装束にも興味があるので、見ていて楽しい。 アカデミックな遊び「偏継(へんつぎ)」 第3回目の放送では、吉高由

          京都の博物館で見た「光る君へ」の世界

          パンダにくぎづけ

          羽田空港で目に飛び込んできた大きな暖簾。 パンダバウムのパンダがこっちを見てた! (🐼今回、ただただパンダのお菓子がかわいいと呟くだけの記事です🐼) 東京土産で型抜きバウムがあるのは知っていましたが。 パンダの形があるのも知っていましたが。 改めて…このフォルムは可愛すぎる。 無言で引き寄せられる私、すぐに察した夫。 気になったのは2種類。 トートバッグセットと巾着セット。 どちらにもパンダバウムとパンダサブレがセットになっている。 キャラクターのグッズ系は(基本的

          東京さんぽ|OMO3浅草の風景

          今回のお宿はOMO3浅草。 部屋は「寄席ツインルーム」にしました。 モノを書くような机は置いていない、コンパクトなお部屋。 カーペットに座布団を置いて座り、ベッドの端の、高座の板間のようなスペースを机がわりにしてみたら、これが意外に使いごごちがよかった。 部屋で少しくつろいだら、最上階のOMOベースへ。 夕方〜夜の風景 まずは浅草寺が見える西側。 次に、スカイツリーが見える東側。 一時間ほどたつとすっかり日も暮れ、外を見ると鮮やかに光を放つスカイツリー。 夜の

          東京さんぽ|OMO3浅草の風景

          東京さんぽ | アートな旅になりました

          2024年の"たびはじめ"は東京です。 「そうだ!モネ展、見に行こう!」から始まった今回の旅。 1日目モネ展@上野の森美術館 クロード・モネ、といえば、これまで”印象派” ”睡蓮”という言葉しか思いつきませんでした。 しかし「有名なものや話題になっているものは見に行ける時に見に行こう!」という夫の提案で、行ってきました上野の森美術館。 会場に入ると、はじめにデジタルで床に映し出された睡蓮の池を歩きます。 知っている絵の中を歩くので、ミーハーな気持ちで動画を撮りながら奥

          東京さんぽ | アートな旅になりました

          今年の旅を始める前に

          せっかくなので、過去に泊まった星野リゾートの施設を記事に残しておこうと思います。 界 霧島 2021年春。なかなか県外に旅行に行けない時期。 観光関係者たるものマイクロツーリズムも経験しておかねば…ということで、開業して間もない『界霧島』に行きました。 当日は小雨が降るお天気で少し霧がかかっていたので、部屋から見える景色が幻想的。 地域らしさを醸しだす「ご当地部屋」のルームキーは、木工作家の有村圭弘さんと薩摩ボタンの室田志保さんのコラボ作品。木工に埋め込まれている薩摩

          今年の旅を始める前に

          時間管理の味方 〜 ほぼ日手帳weeks 〜

          明けましておめでとうございます。 私にとって新たな挑戦の年がスタートしました。 今年の振り返り記事にも書きましたが、今年の春、夫の助手としてライター&フリーランスのガイドという二足の草鞋生活が始まります。 一度転職を経験し、フルタイムの正社員として過ごした17年+9年1ヶ月。5月から初めてのフリーランス生活です。 今年の課題のひとつは時間の使い方。 私には全国通訳案内士の資格取得という目標もあります。 ライター業務、ガイド業務、試験勉強をこなすために、時間をうまく使わ

          時間管理の味方 〜 ほぼ日手帳weeks 〜

          伊勢神宮に呼ばれた年⁈

          中村家は旅が好きです。 今年も、多くはありませんが旅を楽しめて充実した一年でした。 その中でいちばん思い出されるのは『伊勢参り』。思いがけず伊勢を二度訪れた2023年、”伊勢神宮に呼ばれたのではないか?”と思える一年になりました。 初めての伊勢参り 伊勢神宮は前々から行ってみたかった場所のひとつです。 何がきっかけだったか覚えていませんが、昨年末に計画を立てて3月に行ってきました。 初めての伊勢神宮ですので、事前にネットやテレビ番組で情報を得て、外宮の朝参拝からスター

          伊勢神宮に呼ばれた年⁈

          星野リゾートに興味を持ったきっかけ、と初めての滞在記録

          前回、前々回に星のや京都のことを書いたので、今回は中村家が星野リゾートについて興味を持ったきっかけなど書いてみようと思います。(滞在の記録は以前のものなので、サービスやアクティビティが変わっているかもしれません) 初めての星野リゾート もう5年前になりますが、初めての星野リゾート滞在は「星のや東京」です。 私は2015年から観光地に勤めていたこともあり、顧客満足度の高い施設のサービスを体感してみたいと思っていました。 また、現在ライター業をしている夫、実は以前旅行業界

          星野リゾートに興味を持ったきっかけ、と初めての滞在記録

          "星のや京都"の楽しみ方|体験編 その2

          水辺の深呼吸 翌日。 朝食後は前日に申し込んでいた『水辺の深呼吸』に参加しました。 会場は『奥の庭』、その名のとおり敷地の奥にある小さな庭で、8名限定の体験です。 スタッフさんの説明を聞いて、カウントに合わせて深呼吸をしながらストレッチ。海外の方もいらっしゃったので、日本語→英語で説明を聞けました。「なるほど、英語でこう表現するのね〜」と、これも楽しい体験。 30分ほどのアクティビティでしたが、心も体もスッキリ整えられた感じ。 夫にとっても良い体験だったようです。私

          "星のや京都"の楽しみ方|体験編 その2

          "星のや京都"の楽しみ方 |体験編その1

          星野リゾートでは、それぞれの施設でその土地ならではのアクティビティが用意されています。 我が家では毎日お香を焚いていることもあって、以前から香道に興味がありました。そこで、今回どうしても体験してみたかったのが香木の香りを鑑賞する「聞香(もんこう)」です。 京都の山田松香木店さんのホームページによると「聞香とは、文字どおり、香炉から『香りを聞く』ということであり、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくりと味わうという意味」なのだそうです。 さて。

          "星のや京都"の楽しみ方 |体験編その1

          "星のや京都"の楽しみ方|風景・食事編

          今年、秋の京都旅の目的は”星のや京都”でした。 嵐山にて舟を待つ その日は予定を詰め込まず、ゆるりと嵐山を散策してチェックイン時間を待ちました。 星のや京都へは渡月橋から専用の舟で行きますが、舟着場に到着後すぐに舟に乗れなくても、近くの舟待合で待つことができます。 10分ほど待って、舟に乗る順番がきました。 私たち以外にはご夫婦らしき海外のカップルが2組。 川にはボートを楽しむ多くの人々、その間を専用舟が進みます。 15分ほどの舟旅を楽しんで、桟橋に到着。 演奏

          "星のや京都"の楽しみ方|風景・食事編

          はじめてのひとり旅は”京都”でした

          もう20年以上前の話ですが。 「いつかひとり旅をするとき、はじめての行き先は京都」と決めて実現した3泊4日の京都旅。ガイドブックを購入し行き先を決めて、交通機関を調べる。食べたいものとか神社やお寺など、下調べにかなり時間がかかりました。振り返ると、その時間がいちばん楽しかったりするのですが。 はじめての場所だし、ひとり女子旅だし、若かったし。 道ゆく人と目を合わせないように急足で歩くことを心がけました。 しかも、ガイドブックを見ながらキョロキョロしながら歩くと、いかにも

          はじめてのひとり旅は”京都”でした