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旅先滞在記

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滞在したお宿の記録
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"界別府"の楽しみ方|風景・食事編

先週は待ちに待った星野旅(と我が家では名付けています)。 行き先は"界別府"と"界雲仙"、鹿児島から大分〜長崎のドライブ旅です。 しつらえと伝統工芸 初日は、別府湾沿いの温泉街にある"界別府"。 14時に「本格焼酎ディスカバリー」という体験を申し込んでいたため、チェックイン時間よりも1時間ほど早く到着しました。 到着したら、1階にあるインターホンでフロントに連絡してエレベーターで2階へ上がります。 この建物は『ドラマティック温泉街』というコンセプトのもと、隈研吾氏が

東京さんぽ|OMO3浅草の風景

今回のお宿はOMO3浅草。 部屋は「寄席ツインルーム」にしました。 モノを書くような机は置いていない、コンパクトなお部屋。 カーペットに座布団を置いて座り、ベッドの端の、高座の板間のようなスペースを机がわりにしてみたら、これが意外に使いごごちがよかった。 部屋で少しくつろいだら、最上階のOMOベースへ。 夕方〜夜の風景 まずは浅草寺が見える西側。 次に、スカイツリーが見える東側。 一時間ほどたつとすっかり日も暮れ、外を見ると鮮やかに光を放つスカイツリー。 夜の

今年の旅を始める前に

せっかくなので、過去に泊まった星野リゾートの施設を記事に残しておこうと思います。 界 霧島 2021年春。なかなか県外に旅行に行けない時期。 観光関係者たるものマイクロツーリズムも経験しておかねば…ということで、開業して間もない『界霧島』に行きました。 当日は小雨が降るお天気で少し霧がかかっていたので、部屋から見える景色が幻想的。 地域らしさを醸しだす「ご当地部屋」のルームキーは、木工作家の有村圭弘さんと薩摩ボタンの室田志保さんのコラボ作品。木工に埋め込まれている薩摩

星野リゾートに興味を持ったきっかけ、と初めての滞在記録

前回、前々回に星のや京都のことを書いたので、今回は中村家が星野リゾートについて興味を持ったきっかけなど書いてみようと思います。(滞在の記録は以前のものなので、サービスやアクティビティが変わっているかもしれません) 初めての星野リゾート もう5年前になりますが、初めての星野リゾート滞在は「星のや東京」です。 私は2015年から観光地に勤めていたこともあり、顧客満足度の高い施設のサービスを体感してみたいと思っていました。 また、現在ライター業をしている夫、実は以前旅行業界

"星のや京都"の楽しみ方|体験編 その2

水辺の深呼吸 翌日。 朝食後は前日に申し込んでいた『水辺の深呼吸』に参加しました。 会場は『奥の庭』、その名のとおり敷地の奥にある小さな庭で、8名限定の体験です。 スタッフさんの説明を聞いて、カウントに合わせて深呼吸をしながらストレッチ。海外の方もいらっしゃったので、日本語→英語で説明を聞けました。「なるほど、英語でこう表現するのね〜」と、これも楽しい体験。 30分ほどのアクティビティでしたが、心も体もスッキリ整えられた感じ。 夫にとっても良い体験だったようです。私

"星のや京都"の楽しみ方 |体験編その1

星野リゾートでは、それぞれの施設でその土地ならではのアクティビティが用意されています。 我が家では毎日お香を焚いていることもあって、以前から香道に興味がありました。そこで、今回どうしても体験してみたかったのが香木の香りを鑑賞する「聞香(もんこう)」です。 京都の山田松香木店さんのホームページによると「聞香とは、文字どおり、香炉から『香りを聞く』ということであり、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくりと味わうという意味」なのだそうです。 さて。

"星のや京都"の楽しみ方|風景・食事編

今年、秋の京都旅の目的は”星のや京都”でした。 嵐山にて舟を待つ その日は予定を詰め込まず、ゆるりと嵐山を散策してチェックイン時間を待ちました。 星のや京都へは渡月橋から専用の舟で行きますが、舟着場に到着後すぐに舟に乗れなくても、近くの舟待合で待つことができます。 10分ほど待って、舟に乗る順番がきました。 私たち以外にはご夫婦らしき海外のカップルが2組。 川にはボートを楽しむ多くの人々、その間を専用舟が進みます。 15分ほどの舟旅を楽しんで、桟橋に到着。 演奏