画家・ペーの日記

イラストレーターや画家として活動しています。主に子育てや、絵ついて書いてます。

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マガジン

  • 沈黙の実践

    ティク・ナット・ハン禅僧の教えを実践いていく記録。3/1より、およそ100日間。

  • 夢日記

    毎日色んな夢を見ます。その夢がどんな意味があるのかを考え続けています。たかが夢、されど夢。夢なんかみたいって人には絵空事でしょう😅

  • 日々のこと。

  • 映画の感想など

    映画やドラマの感想や考察。または自分自身の人生にどう影響したかを記録していきます☺️。

  • 子育て日記

    パパの子育て日記。魔の3歳児😅💦。徒然なる思い。

最近の記事

旅の目的

僕にとっての北海道の思い出は、なんと言っても20歳の時の、日本横断自転車の旅、につきる。 学生だった佐賀から出発、北海道最北端の宗谷岬まで自転車で走破した。今思えど、そこまで過酷な旅をする人はあまり聞いたことがない。 2024年7月。僕は札幌市にあるモエレ公園を、息子を乗せてレンタサイクルで走っていた。イサムノグチが20年かけて作り上げた公園だ。僕は愕然とした。 保育園の登園で、電動自転車に慣れていたために、速度切り替えのみの自転車を30分もこいだら、ヘロヘロになっていたか

    • 尽くしきって、あとは待つ。

      北海道出張にきている。 あるお寺で屏風画を描いたりワークショップをしながら、お世話になっているのだが、ある日の朝食時、住職のお母様の話された「42歳で若くして亡くなった先代住職の話」が、とても心に響いた。 先代住職は若かりし頃に、やはり住職である父に対して、こう諭したと言う。 「我々仏に支えるものは、相手に対して、尽くして尽くして、尽くし切って、あとは待つだけなんだよ。自らお布施などを求めに檀家さんのところに行くんじゃないよ」と。 僕は、子育てにも言えることだなと思った

      • 息子の作品

        最近、毎晩寝る前に、粘土工作。 最近の作品記録。7/7日。 あと、最近キン肉マンにハマっている。好きな超人は、チエノワマン。7/8作品 本日7/9の作品はこれ。 マイクラフトのウルトマラマンだとか。 上達はしているが、早く寝てほしい。笑。

        • ホッパーcafe

          近所にある、個人経営のカフェがとてもセンスがある。コーヒーもこだわりがあり、店内も落ち着いてスッキリしてる。 ただ一つ、ここができて数年になるが、お店オーナーの若いご夫婦との距離が、いくら話しかけても縮まらない(笑)。大概、僕のコミュ力を持ってすれば、地元の街のいろんな人と仲良くなれるのだが、この店のご夫婦だけは、薄皮一枚、どころか、話しかけてもしらーっとした空気が流れている。もちろん、美味しいコーヒーやケーキを楽しむ時間だけがあれば充分。いつも混んでいるのが何よりの証拠だ。

        マガジン

        • 沈黙の実践
          27本
        • 夢日記
          27本
        • 日々のこと。
          10本
        • 映画の感想など
          7本
        • 子育て日記
          84本
        • 思い出
          8本

        記事

          天使のすごろく

          最近、息子とすごろく作りにハマっている。 紙粘土を手持ち駒に。鉛筆をサイコロにする。升目には、ワープゾーンや、アイテム、キン肉マングミ、いろんなものを散りばめている。すごろくも、作るたびに少しずつ複雑にしていくように促している。 息子は嬉々としてすごろくをしている。ゴールをすれば喜ぶ楽しいひとときだ。これで早起きもちょっとだけできるようになってきた。 息子がすごろくを描いているところを写真に撮る。部屋は暗めにして,蛍光灯に照らされる光と影。改めて携帯で小さい画面でみると。

          半年に一回の定期検診

          息子も娘も、生まれた時から心音に雑音が混ざっていた。 息子は穴が2つ空いていて、それは4歳で埋まったが、娘の場合は肺静脈の弁に問題があり、小学生くらいまでは半年に一回、成人後も一年に一回は経過を見なければならない。 ただ、心臓の負担の数値が上がらなれければ、カテーテルでの手術などはしなくて良いとされている。普通の圧力の数値は10前後。娘は30-40の間というところ。 さて、今回の定期検診。前回はまだ1歳になる前でぼんやりしていたが、今回は状況が見えてきたのかギャン泣き続きだ

          半年に一回の定期検診

          銭湯へ♨️

          日曜は、息子と義弟くんが銭湯に行くのが日課だ。僕はその間、仕事をしたりするのだが、今回一緒についていくことにした。 銭湯。懐かしい。いつぶりだろう。富士山の絵もどーんとある。リニューアルしたのか懐かしい。 全国銭湯協会は今年に入って入浴料を520円に値上げした。コロナ禍の影響がここにも如実に出てきているのかもしれない。どこぞの団体に寄付するよりも、こういう地元で頑張っている銭湯に通うことの方が、血肉となる支援のような気がする。 風呂があるから、、という理由なんて圧倒的に吹

          夢に出てきた湖へ

          保育園帰宅後、息子が38.4の熱が出る。ぐったりして、食欲もない。汗を拭き、着替えさせて、氷枕とトントンしながら、18:30には寝る。かわいそうに。 風邪をうつした?娘はピンピン元気。19:30就寝。僕は風呂に入り、ご飯を食べて、アトリエに向かう。締め切りもあったが、粘土工作をする。「魂のカタチ」というテーマで、オブジェを作りたいなぁとお風呂で思いついたのだ。 最初は炎のような形になり、仏像みたいな形にもなりながら、出来るだけ意図的ではない、感覚的に「いいな」と思える形にな

          夢に出てきた湖へ

          早朝工作

          早朝から息子の工作熱に付き合わされている。 パパがキン肉マンのマスクを作り、息子は正体を作るという。 紙粘土でマスクを作るのは、なかなか難しい。しかも気持ちが悪い・・汗。 息子はゲラゲラ笑いながら、目にも口にも穴が空いてるはずだと指示をする。余計に気持ち悪くなる。 ただ、こう毎日工作していくと、僕自身も上達してるような気がする。別に売るわけでもない、仕事でもない、なんでもない、子供との時間。ディティールも適当、先々のプロセスもどうでもいい。失敗すればまた丸くするだけ。締め切

          津波の中で救い出した絵

          今朝見た夢が悪夢すぎて、自分の心を見つめるために、真っ黒な津波の絵をスケッチした。 緑内障の巨人を描き、視界の失われた人を描き、いろんな絵を20枚くらい描いていく間に、ぼんやりとした犬の絵が生まれた。 そう、愛犬モネの絵だ。 ここまで来ると、だいぶクリアーな気持ちになっている。 そして次に生まれた絵は、猫だった。 昨日の夢の中で、津波の中でも見つけられた「猫の絵」だ。 ↑参照。夢の内容。 この日記にはこう締めくくられてある。 ーーー 猫の絵は水に使ったせいか、半分色

          津波の中で救い出した絵

          例え、見えていたとて。

          緑内障で視界の1/4がみえず、たとえ残り3/4が見えていたとしても、その世界が恐ろしいものであればどうしようもない、という絵。 かえって見えるもの(感じるもの)苦しめられるくらいなら、いっそ、見えない方がよい。 残りの視野に、美しいものを見出せるかどうか。 まさに人生の変化の時。

          例え、見えていたとて。

          巨大なおばけ

          瞑想のセッションでは、「変化」について語っていた。 変化にあがらうことなく、その波に乗り、ダンスをしてみよう。 緑内障という大きな変化が目の前にある。 それは、首の潰れたおばけが、目の前に立ち塞がっているようだ。 これは夢日記でもなんでもない。この2024年6月19日現在のことだ。 僕の目の前に、空想でもなんでもないものがある。 それは、無意識という世界の「番人」のようだ。 なぜ、首が潰れているのだろう。わからない。何かが飛び散っている。 勝手に手を動かして描いた世界。

          夢で体験した絵

          一つ前の夢日記より。 ありありと覚えてる。 これもまた、夢。 依頼を受けた300号の地獄絵図。 一見、依頼者(65歳女性)は、セレブと言われる幸せな人生を送ってきたが、話を聞くと、その背景に滲み出る修羅場を潜ってきた上での人生だということが痛いほどわかった。 依頼者が渡したのは、大きな屏風画のようなもの。奈良時代なのか、平安時代なのか、とにかく古い絵だ。その絵を再現してくれという。うっすらと鬼と炎が見えた。それを、彼女の修羅の人生と投影させて、より鮮明に描くことで、彼

          黒い津波

          昨日はいろんなことがあったせいか、今朝は4つの夢をみた。起きたら息が切れていた。もういやだなぁ・・。 印象的な夢。 お客様に絵画を渡して、その帰り道の駅前で、いきなり駅舎が爆発した。火柱が高く上がった直後、地下から黒いドロドロした水が吹き出した。そして津波となって、押し寄せてきた。 人々が飲み込まれていく。距離がどんどん迫り、僕は柵を掴んでなんとかしのごうとする。何度も黒い水を飲み込みながら、津波が過ぎ去るまで耐えることができた。 街は荒廃していた。僕は黒い水をなんどか吐き

          息子は修復士

          息子は寝る前に、僕のアトリエで15分だけ粘土工作をやるのが日課になっている。 僕はちょうど、絵の修復?といえば大袈裟だが、マスキングテープのせいで破損した画面の色彩を直していた。 粘土をやる息子に、絵画における修復の仕事について話をしてみた。 以前、シャガールのシルクスクリーンの修復を手がけたことがあり、周りの色を吟味して、どの色ならば欠けた部分にぴったり合うか、調合しながら描いていく、、ということを、わかりやすく話した。 そして、「直すことは生き返らせることだよ」と締め

          見えないけど存在する

          目を休めないといけないので、簡潔に描こう。すごく大切なことだ。 今日、風邪が治りかけた娘が「水ぼうそう」の症状が出たので、急遽小児科にて診察。くたくたな帰り道、薬を手に空を見あげたら、月と飛行機が青い空に浮かんでいた。 そこで、ふと思った。 『緑内障で、世界の25%を認識できないけど、それはただ見えないだけで、必ず「存在」している』 そのことを考えていたら、なんらかの本質に触れた気がして、だんだんと怖くなってきた。 頭の中で、その理由を説明しようとして、いろんな例え

          見えないけど存在する