塚本芳久

リハビリテーション科専門医  追求テーマ:身近なさりげない美、身体感覚  主な著書:塚…

塚本芳久

リハビリテーション科専門医  追求テーマ:身近なさりげない美、身体感覚  主な著書:塚本芳久・著 運動の生物学.協同医書出版    滋賀県大津市出身

マガジン

  • ZARD 坂井泉水

    ZARD 坂井泉水に関する記事をまとめてみました。

  • ヨシダコウブンさんと仲間達シリーズ

    ヨシダコウブンさんと仲間達の、和やかな世界を再現した記事をまとめてみました。

  • ヨシダコウブンさん

    ヨシダコウブンさんの活躍をまとめてみました。

  • 陶芸作家、岡島光則さんによる作品の紹介

    岡島光則さんは倉敷出身の陶芸作家です。京都工芸繊維大学大学院を修了後、技術者として勤務の後、陶芸の世界に入門されました。現在、倉敷市大島に工房を構えておられます。岡島さんは、いわゆる理系出身者として、系統的に試行錯誤を積み重ねることで、芸術性を追求されます。2012年には倉敷市文化連盟奨励賞を受賞されています。そんな、岡島さんとの出会いと、作品とを紹介します。

  • 石田和也さんによる陶芸作品の紹介

    石田和也さんは、備前焼を家業とする家に生まれ、人間国宝のもとで技を極めるとともに、イギリスに渡り、海外の技法や文化を学ばれました。今や日本各地や海外をまたに掛けて活躍する若手のエースです。そんな石田和也さんの作品を紹介します。

最近の記事

ヨシダコウブンさんと仲間達16~三人展「地球という星に生まれて」イブの会~

ヨシダコウブンさんと、田中MANさんと、田原康承さんのお三人は、2024年6月15日から6月30日まで、岡山県津山市の PORT ART & DESIGN TSUYAMA において、三人展「地球という星に生まれて」を開催されます。開会の前夜、作品の搬入と設営が終わり、お三人とサポートのスタッフの皆さんは、会場近くの居酒屋で食事会となりました。開会前日の緊張と意気込みの中で、食事会は和やかに盛り上がっています。 それでは、いつものように、シンクロしている異界のヨシダコウブン・

    • もしも・・・ZARD 故・坂井泉水の歌詞の世界が海野千尋ワールドだったら・・

      ZARDの故・坂井泉水は、楽曲の歌詞をとても大切にしてきました。そんな坂井泉水の詩の世界が、もしも・・・海野千尋さんによる陶人形の世界だったら?・・という思念が突然降りて来たので、時空を駆け巡って、現世界と隣接する異界の海野千尋ワールドをのぞいてみました。 まずは、1993年に発表された「揺れる想い」です。 「揺れる想い体じゅうで感じて・・」 海野千尋ワールドは、こちら。 つづいて、1999年発表の「運命のルーレット廻して」です。 「運命のルーレット廻して ずっと君を見て

      • 山本薫さんから滝口西夏さんへ〜アートのバトンリレーを担って〜

        造形作家の、はらぺこうつわ、こと、山本薫さんは、岡山県赤磐市のアトリエで日々創作に励まれています。アート性が高い愛らしい陶人形の他、日常使いの器も作られています。 このたびは、岡山市中区にあるカフェ×アトリエ×ギャラリー、「mini Z 」で三人展「オヤツの時間」(2024.6.6〜6.9)を開催されましたので、出かけて来ました。 会場では、陶人形の他にユーモア溢れる器が多数展示されています。そのなかに、既視感をおぼえた小皿がありました。 山本さんが作陶するときは、突然

        • ヨシダコウブンさんと仲間達15~ザクロさんの誕生日会とカフェZオープン20周年記念のパーティ〜

          岡山市のカフェZ(ゼット)は、工場跡地を利用して誕生した、カフェとアトリエとギャラリーとを兼ねた、アートとクラフトの拠点となっているユニークな施設です。 2024年6月1日、カフェZは、オープン20周年を迎えました。当日は、模様作家のザクロさんが個展を開催中でした。 その日の夕方は、いつもより早くお店を閉めて、ザクロさんの誕生日会が開催される予定でした。 ところがなんということでしょう。カフェZにゆかりの作家や関係者が集まって、オープン20周年のサプライズパーティが準備され

        ヨシダコウブンさんと仲間達16~三人展「地球という星に生まれて」イブの会~

        • もしも・・・ZARD 故・坂井泉水の歌詞の世界が海野千尋ワールドだったら・・

        • 山本薫さんから滝口西夏さんへ〜アートのバトンリレーを担って〜

        • ヨシダコウブンさんと仲間達15~ザクロさんの誕生日会とカフェZオープン20周年記念のパーティ〜

        マガジン

        • ZARD 坂井泉水
          6本
        • ヨシダコウブンさんと仲間達シリーズ
          17本
        • ヨシダコウブンさん
          17本
        • 陶芸作家、岡島光則さんによる作品の紹介
          17本
        • 石田和也さんによる陶芸作品の紹介
          9本
        • 海野千尋さんの作品紹介
          34本

        記事

          ZARDデビュー30周年記念ストリーミングライブ“What a beautiful memory~30th Anniversary~” 異界との遭遇2

          2021年2月10日は、ZARDがデビューして30周年の記念日でした。感染禍のなか、故・坂井泉水をサポートしていたミュージシャンが集まり、東京国際フォーラムにおいて、無観客の配信ライブが開催されました。 それは、2007年5月27日に亡くなった坂井泉水への慰霊のコンサートでもありました。ステージのスクリーンに生前の坂井泉水の映像が流され、ミュージシャンによる丹心を込めた演奏が始まると、永遠の時に支配された異界への幕が開き、幽玄能の舞台への換わっていました。そこは、アバター達

          ZARDデビュー30周年記念ストリーミングライブ“What a beautiful memory~30th Anniversary~” 異界との遭遇2

          いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend あなたがそばにいると 何故か素直になれた この距離通り抜ける 風になりたい (ZARD マイフレンド 作詞 坂井泉水) CDジャケットを観てね。 陶布人形:制作 海野千尋

          いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend あなたがそばにいると 何故か素直になれた この距離通り抜ける 風になりたい (ZARD マイフレンド 作詞 坂井泉水) CDジャケットを観てね。 陶布人形:制作 海野千尋

          ヨシダコウブンさんと仲間達14〜広島県府中市の「味噌蔵 ART Place & NAVA Cafe」にて〜

          広島県府中市の「味噌蔵 ART Place & NAVA Cafe」は、伝統的な府中味噌の醸造施設の中に、ギャラリーを併設したカフェを開設して、地域の食とアートの発信拠点になっています(ちなみにカフェでは、絶品の、きのこ料理が味わえます)。 2024年5月18・19日、オープン3周年イベントとして「きのこどこのこ展」が開催され、ヨシダコウブンさんと作家のお仲間達が、きのこをモチーフにした作品を発表されました。 盛況のうちに無事に展示会が終わり、会場でにこやかにくつろぐコウ

          ヨシダコウブンさんと仲間達14〜広島県府中市の「味噌蔵 ART Place & NAVA Cafe」にて〜

          岡山後楽園近くのカフェモヤウのランチです。高級食材は入っておらず、季節感の主張もありません。ダシも控え目で食材の滋味で味付けられています。意識を向けて耳を澄まさないと食材からのかすかな声を聞くことができません。それは異界を感じるのと似ていて、ひとときの非日常を体験できる一膳です。

          岡山後楽園近くのカフェモヤウのランチです。高級食材は入っておらず、季節感の主張もありません。ダシも控え目で食材の滋味で味付けられています。意識を向けて耳を澄まさないと食材からのかすかな声を聞くことができません。それは異界を感じるのと似ていて、ひとときの非日常を体験できる一膳です。

          もしも・・・ZARDデビュー30周年記念ストリーミングライブ“What a beautiful memory~30th Anniversary~” が、ヤマイチアツコ・ワールドでシンクロしていたら・・・

          2021年2月10日は、ZARDがデビューして30周年の記念日でした。感染禍のなか、故・坂井泉水を偲ぶミュージシャンが集まり、東京国際フォーラムにおいて、無観客の配信ライブが開催されました。 かつての仲間達が、坂井泉水のために、自由で開放的でオリジナルに富んだ生演奏とコーラスを捧げていて、何よりも、ミュージシャン達自身がライブを楽しみ、ステージで躍動していたのが印象的なライブでした。 さて、現世とシンクロしている、陶猫達が住むヤマイチアツコ・ワールドでは、どうだったでしょう

          もしも・・・ZARDデビュー30周年記念ストリーミングライブ“What a beautiful memory~30th Anniversary~” が、ヤマイチアツコ・ワールドでシンクロしていたら・・・

          もしも・・・ヨシダコウブン・ワールドが、17世紀オランダ絵画の至宝であるフェルメール作品にシンクロしていたら・・・

          ヨハネス・フェルメールは、17世紀のオランダで活動した画家です。日本では江戸時代前期にあたります。現在、日本で最も人気がある画家の一人ですが、残念ながら日本には真作であることが確実な所蔵作品が一点もありません。 それでは、隣り合った異界であるヨシダコウブン・ワールドでは、どうでしょか?フェルメール作品を求めて、ヨシダコウブン・ワールドを覗いてみました。 まずは、説明がいらない、最も人気のある作品「真珠の首飾りの少女」です。 ヨシダコウブン・ワールドは、こちら。 続いて

          もしも・・・ヨシダコウブン・ワールドが、17世紀オランダ絵画の至宝であるフェルメール作品にシンクロしていたら・・・

          もしも・・・現代の造形作家、ヨシダコウブンさんとヤマイチアツコさんが、江戸時代の芸術家、俵屋宗達にオマージュしたら・・・

          俵屋宗達は、江戸時代初期に活躍した芸術家です。代表作のひとつに、京都の建仁寺に所蔵されている、国宝「風神雷神図屏風」があります。疾風を呼ぶ風神と、雷鳴をとどろかせる雷神が、どちらも黒雲に乗って、空中で向き合っているのが、金箔を施した二曲一双の屏風に描かれています。 一世代後に、この作品に刺激され、尾形光琳がオリジナルの模写を行っています。 さらに、江戸時代後期に酒井抱一が、尾形光琳の模写作品を模写しました。 それぞれ先人の芸術に学びながら、個性ある作品を作りあげています

          もしも・・・現代の造形作家、ヨシダコウブンさんとヤマイチアツコさんが、江戸時代の芸術家、俵屋宗達にオマージュしたら・・・

          もしも、円空仏の世界がヤマイチアツコ・ワールドだったら・・

          過日、2024年2月2日から4月7日まで、大阪・あべのハルカス美術館で開館10周年記念の特別展「円空ー旅して、彫って、祈って」が開催されたので、出かけて来ました。 僧・円空(1632ー1695)は、江戸時代中期に諸国を旅し、貧困や病苦に苦悶する庶民のために円空仏(明治以前は神仏習合だったので神像も含まれる)といわれる、ナタやノミの彫り跡を残した、簡素で、優しさとたくましさを秘めた多数の仏像を彫り続けました。 さて、別界であるヤマイチアツコ・ワアールドの陶猫達は、愛嬌があっ

          もしも、円空仏の世界がヤマイチアツコ・ワールドだったら・・

          ヨシダコウブンさんと仲間達13〜広島県尾道市のカフェ「ありたや」にて〜

          「ありたや」は、2023年3月に広島県尾道市の郊外で、古民家を改装してオープンしたカフェです。古きよき田舎の風情に包まれて、現代的・都会的なオリジナルのカレーとピザが楽しめる非日常空間です。店内のゆったりとしたスペースでは、しばしば芸術家や工芸家の展示会が企画されています。 今回は、ヨシダコウブンさんをはじめとする、12名の作家による開店1周年記念展「ソレゾレのシゴト」が開催されました(2024年3月23日~31日)。 画像は、最終日に作家のみなさんが揃って記念撮影をされ

          ヨシダコウブンさんと仲間達13〜広島県尾道市のカフェ「ありたや」にて〜

          ZARD 坂井泉水の楽曲「Oh my love」における言葉の意味の創造的ゆらぎ

          詩とは、感情や情動を言語形式で表現した芸術です。前回に引き続き、坂井泉水・作「Oh my love」をさらに深く鑑賞しました。 「Oh my love」は、故・坂井泉水が作詞し、1994年にリリースされた楽曲で、「ゆるい坂道 自転車押しながら・・」のフレーズで始まる恋の歌です。 詩人は、新しい表現を求め、言葉の意味に揺らぎを与えます。 この曲のサビの部分に「胸騒ぎ」というフレーズが出てきます。 ・・週末まで待ちきれない そんな胸騒ぎ揺れる午後・・の部分です。 文脈から考

          ZARD 坂井泉水の楽曲「Oh my love」における言葉の意味の創造的ゆらぎ

          ヨシダコウブンさんと仲間達12〜アトリエ1/F にて〜

          ヨシダコウブンさんと造形作家のお仲間達は、倉敷市加須山のアトリエ1/F(えふ ぶんのいち)で 2024年3月12日〜3月17日まで、グループ展「テーブルを彩る器展」を開催されました。 アトリエ1/Fは、宝飾作家の丸山昌子さんが、アートクレイシルバーと七宝の教室として開設された工房で、ギャラリーを併設して、アーティストの発表の機会をサポートされています。 画像は展示会の最終日の様子です。 展示会は盛況に終わり、ヨシダコウブンさんとお仲間達は、自信と喜びに満ちた表情で記念撮

          ヨシダコウブンさんと仲間達12〜アトリエ1/F にて〜

          ヨシダコウブンさんと仲間達11〜ポートアート&デザイン津山にて〜

          2024年3月10日、ヨシダコウブンさんとお仲間達は、岡山県津山市のポートアート&デザイン津山にて、金属板を使った版画の技法のひとつであるドライポイントのワークショップに参加されました。 ポートアート&デザイン津山は、和洋折衷で、ノスタルジックな赤煉瓦が映える建築群です。大正時代に銀行の支店として建てられた施設で、現在は、津山市が買い取って、芸術文化の創造・発信拠点として保存・活用しています。 会場では、2024年2月10日から3月24日まで、イ・ユンギョンさん、丸山智代

          ヨシダコウブンさんと仲間達11〜ポートアート&デザイン津山にて〜