Ponyo

2023/1/8〜フランスに1年間留学しています。 水産学部からフランスへ交換留学(…

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2023/1/8〜フランスに1年間留学しています。 水産学部からフランスへ交換留学(語学)にきています。 気づいたこと、学んだこと、食べたもの!!!なんでも日記です。

最近の記事

WWOOF in ブルターニュ

1.きっかけ  WWOOFを知ったきっかけは、去年の夏に友達がカナダで経験していたから。とても楽しそうだったので、私も挑戦したくなった。 そして、今年は夏休みが3ヶ月半もあり、しかもお金もあまりない。なにより、ブルターニュの一次産業やフランス人の暮らし方に、興味津々だった。 というわけで、「やるっきゃない!」と、働き始める2か月前から、受け入れ先を探し始め、メッセージを送り始めた。 経験者の友達のアドバイス通り、興味のあるところには、自己紹介と働きたい期間を添えたメッセージ

    • WWOOFing 成長編

      フランスのド田舎でWWOOFingを始めてから1ヶ月が経つ。 WWOOFingというと、農業が多いが、ここはなんと牡蠣の養殖場だ。 最初は3週間の滞在だったが、 部屋や人員に空きがあったことから、 だらだらと延長し、合計5週間滞在した。 なにより、ここの人々が大好きだし、おいしいご飯ときれいな景色と面白い仕事があるので、毎日本当に飽きないのだ。 フランス人たちと1ヶ月働き、暮らして感じる自分の変化について書こうと思う。 1. ビズに慣れてきた フランスはやっぱりビズ(

      • 留学生活半年を終えて

        1月8日にフランスに到着してから半年が過ぎた。丁度残り半年だ。 今のところこの留学生活で人生が変わったという経験はない。 そもそも海外で人生が変わるという話をたまに聞くが、そんなことあるのだろうか。私も中学生ぐらいの頃は、海外に住んだり、旅をしたりすれば、人生が変わると思っていた。 しかし、海外に来ても、人生なんて大きくは変わらないと、今思う。 実際は、生活の一部が、無意識に少しだけ変化するのではないだろうか。 今までの日本での暮らしは、昔からよく知っている食べ物や生活用

        • どこでどうやって暮らそう

          「将来、どこで何しようか。」 大学卒業後の人生に血迷っているので、常にこの疑問が私の頭に浮かんでいる。 今までは、 「世界中を股にかけて、国境にとらわれず、移動する生活」 または、 「日本の企業に就職して、地元の三重でも、大学生活を過ごした鹿児島でもない、知らないまちで暮らすこと」 を思い浮かべていた。 しかし、 「田舎で、密な人付き合いを大切にしながら暮らす」 のも良いなと思い始めた。 きっかけは、フランスで田舎の暮らしを体験していることだ。 現在WWOOFin

        WWOOF in ブルターニュ

          お菓子づくり in France

          現在フランスでWWOOFingという、有機農業の住み込みお手伝いをしている。 今私が滞在しているのは、カキの養殖場。 もちろんカキに関する仕事もするが、昼食、夕食づくりも手伝っている。 そして毎食デザートも登場する。(手作りがほとんど) 私も、タルトづくりを習い、一緒に作った。 そこで面白いことを発見した。 皆作る前にレシピを必ず検索して参考にするが、計量することは全くなく、適当に作るのだ。 私は、料理好きの母から、 「お菓子作りは、計量が一番大切だ」 といつも教えられて

          お菓子づくり in France

          歩くスピードを合わせる

          私は歩くスピードが速め。 家族や周りの友達も、体育会系で歩くのが速い人が多かった。 なのでいつも移動は早歩き気味だ。 しかし もっとゆっくり歩いてもいい と最近気づかされた。 ひとり旅で訪れたチュニジアでは、最初いつも通り早歩きで過ごしていた。 観光客の少ないラマダン中、アジア人女性一人で歩いていると、まちでかなり目立つためか、ひたすら声をかけ続けられる。 「Bonjour」「こんにちは」「ニーハオ」「Japon」「Chine」 (挨拶はいいが、国を呼び捨てにされる

          歩くスピードを合わせる

          チュニジア ラマダン体験

          春のバカンスを利用して、北アフリカのチュニジアへひとり旅をしてきた。 4月16日から27日までの12日間滞在した。 そのうち、4月20日まではラマダンだった。(2023年) 観光客は少ないけれど、イスラムの文化も見れる良い旅になったと思う。 ラマダン中の気づき 1、昼間はまじで飲食店がやっていない  聞いてはいたが、ラマダン中は、ストリートフードも、カフェも、レストランも全部閉まっている。なので、異教徒ツーリストの私は本当に辛かった…。 あまりにお腹が空いたときは、スー

          チュニジア ラマダン体験

          歌のアトリエ

          授業を受けている、語学学校にはアトリエというクラブ活動がある。 歌、演劇、映画、音楽などがある。 学期の終わりには、必ず発表会が開かれる。 私は歌のアトリエに参加していた。 先生は本物の歌手で、笑顔が超素敵な、陽気なおばちゃん。 毎週火曜日の夜に2時間、歌を練習する。現代のポップスが多いが、パートごとに分かれて、アンサンブルする。 要するに合唱だ。 最初はみんなずっと真面目に歌っていたし、歌は難しいし、みんな上手すぎるし、毎週行くのが本当に面倒だった。 しかし、デモによる

          歌のアトリエ

          チュニスのママンのガトーショコラ

          2週間の春のバカンスを利用してチュニジアに滞在している。 初日から数日お世話になったAirbnbの家主さんがとても良い方で、大変お世話になった。(その話はまた今度!) 私にとっては既にチュニスのママンだ! 大好き! そんな彼女が、滞在3日目の夕食時、ささっと作ったのが、ガトーショコラ。 私も少しお手伝いさせてもらった。 彼女の家に遊びにきていた、チュニジア留学中のフランス人学生たちにも大好評のガトーショコラ。 彼女曰く、レシピはないので、軽くここに書き留めておきたい。 板

          チュニスのママンのガトーショコラ

          テストは団体戦?

          日本でテストというと、完全なる個人戦で、隣の人に話しかけてはいけないし、カンニングも絶対してはいけない。 しかし、世界を基準にすると、そうでもないのかもしれない。 もちろん入学試験等、重要度が高い試験ではカンニングなど絶対許されてはいないと思うが、 授業で行われるテストでは、驚くほどカンニングがある。 テスト中に、「ここ何?」、「ここ見せて?」等よく聞かれる。 最初は驚きつつも1度だけ見せたことがあったが、 あまりにも多いため、その後は断った。 また、クラスを2つのグ

          テストは団体戦?

          海外留学でホームシックになる?

          一人暮らしや海外留学をすると、 「ホームシックになった?」 よく他人から質問される。 この質問で、「ホーム」の定義を、家族、友達、まちというように、大きめに捉えると Yes!である。 私の場合は家族が恋しいというより、 友達やまちが恋しいと強く思った。 そもそも留学をする前に、大学のある鹿児島で2年8カ月間、一人暮らしをしていたため、家族と離れて暮らす大変さも、楽さも存分に知っていた。 よって、家族が恋しいという思いはそこまで強くなかった。(今の時代いつでもラインで繋が

          海外留学でホームシックになる?

          人生の先輩に励まされた話

          フランス語の授業クラスには、30代以上の人が多い。その中で、ひときわフランス語が良くでき、3児の父である、シリア出身の男性がいる。 彼は授業中も積極的に先生に質問をする。しかも、「この言いかえは使える?」等かなり高度な質問ばかり。 普段は無口なタイプでもあるので、話しかけづらく、あまり話したこと無かった。 しかし、一度フランス語の問題で分からないことを質問したことをきっかけに、最近授業の合間におしゃべりをするようになった。 自己紹介のほかに、フランス語の勉強について話し

          人生の先輩に励まされた話

          作文できなきゃ会話はできん!

          ここ1年半、毎日のようにフランス語で日記を書き、先生にLINEで送るという宿題に取り組んできた。 最初は、日本の大学で取っていた授業内の宿題で課せられており、クラスメンバーのグループラインで日記を送りあっていた。クラスメンバーといっても、毎回履修者は1人~5人ほどなので、グループラインでの発言も非常にしやすかった。 先生や学生が他の人の日記にコメントを残したり、先生が間違えを訂正したりと、非常に楽しくすばらしい宿題だった。 授業の履修が終わってからも、週に3~4回は送って

          作文できなきゃ会話はできん!

          自己主張と交渉

          海外は日本と比べると自己主張が強いと聞いていたが、授業でよく実感する。 私のフランス語のクラスは、全部で15人ほどで、構成は次の通り。 中東(シリア、アフガニスタン、イラン)が3分の1 ウクライナ 2人 日本 2人 コロンビア2人 その他は、中国、ベトナム、アメリカ、ペルー、インド 特に中東出身者の彼らの自己主張の強さと交渉しようとする姿勢に毎回驚く。 先生が、「金曜日はテストをします。」と言えば、 「金曜日は嫌です!週明けの月曜日にしましょう!だって週末勉強できるじゃ

          自己主張と交渉

          海外生活少し疲れてきたかも…

          冬のバカンスが明け、通常生活に戻ったが、少し疲れがたまってきたように感じる。丁度フランスに来て2カ月。全てが新しい出会いで、いい出会いも沢山あったが、嫌な出会いも多少あった。 良い人悪い人、見分ける力は少しずつついてきたが、それでもまだ見分けられず、嫌な思いをすることがある。 また、バカンス中に訪れたブリュッセルの駅の裏口で、暇を持て余したおじさんが、女性の腕をつかみかけ、その女性は振り払いながら逃げるという場面に遭遇し、恐怖を感じた。もしかしたらひったくりだったかもしれな

          海外生活少し疲れてきたかも…

          愛想よくしすぎない

          最近愛想よくしすぎないということを意識している。というのは日本を出発してから、たまたま愛想よくした人に、嫌な絡まれ方をされることが数回あり、トラウマになりつつあるからだ。 道端で、たまたま目が合ったおじさんに話しかけられ、愛想よく話しているうちに、付きまとわれたり待ち伏せされたりしたことがあった。その後、猛ダッシュで逃げたため、事なきを得たが、本当に怖かった。 また先日は、寮のキッチンで出会った人に、愛想よくしたら、その後嫌な言動(何度も体の関係を求められる)を繰り返され、

          愛想よくしすぎない