胸腰筋膜

伸展型腰痛の治療

筋緊張の改善

滑走不全を起こしている筋や筋膜へ対処することで筋滑走性と筋緊張の改善を狙う。

腰痛患者の胸腰筋膜は肥厚し、さらにその滑走性が有意に低下している。

つまり、胸腰筋膜や隣接筋膜に対する滑走性と筋緊張改善のアプローチは、疼痛軽減や可動性改善に対して有用である。

脊椎の分節的安定化に寄与する体幹深部筋は浅層筋の過剰な代償活動によって抑制される。

つまり、浅層筋へのアプローチは体幹安

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伸展型腰痛の評価

腰椎伸展時痛

腰椎伸展時痛は、神経根症状の有無にかかわらず、腰痛患者の中で2番目に多い。加齢などの退行変性変化により椎間板厚が減少し、椎間関節へのメカニカルストレスが増加、椎間関節の変形・変性へと誘導される。これが加齢と共に椎間板由来から椎間関節由来へ腰痛の原因が移行する過程となる。アライメントのうち腰椎伸展時痛はスウェイバック姿勢や後弯-前弯姿勢に多く、その特徴的所見は胸椎後弯姿勢である。

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伸展型腰痛の基本的知識

腰痛とは

器質的(構造的)変化を伴う腰痛と
画像検査などによる明らかな病変がなくとも腰痛症を呈する椎間板性腰痛、椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛、筋・筋膜性腰痛などに大別される。

伸展時は、腰椎矢状面上の後方回旋と後方への並進運動が起こる。その運動は屈曲時とは異なり靭帯の緊張よりもむしろ上下棘突起同士の衝突あるいは上位椎体の下関節突起と下位椎弓板の衝突によって制限される。

伸展可動域が増加して

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