宮城島大樹@日本で最もトレーナーを育成してるトレーナー

株式会社ANFIDA代表 ●ジム5店舗経営 ●年間300講義 ●トレーナー養成ス…

宮城島大樹@日本で最もトレーナーを育成してるトレーナー

株式会社ANFIDA代表 ●ジム5店舗経営 ●年間300講義 ●トレーナー養成スクールセカンドパス代表講師 ●同業者年間300名指導 ●トレーナー年間250名輩出 ●同業者が選ぶオンラインサロン会員数全国1位

マガジン

  • Nutrition Special Magazine

    栄養学の知識を様々な分野から解説していきます

  • Anatomy Special Magazine

    解剖学に関する記事を月に最低3記事更新していきます。 トレーナー及び運動指導者、健康に関する従事者が楽しめる内容となっております。 レベル的には通常ネットで調べるレベルとは一線を引いています。 解剖学を把握すると ●理想のトレーニングフォーム ●理論に基づく実践的な解剖学が学べる ●個人による意見の違いをどちらが正解か自身で判断できるようになる 月額1980円です ランチ2日分だと思ってぜひお試しあれ

  • Woman Special Magazine

    女性特有の身体の特徴や妊娠出産に関する情報、ホルモンバランスと自律神経などのお話とトレーニングなどの観点を絡めて解説します。 男性と女性は同じスケジュールで同じ頻度・強度でトレーニングをしてはいけません。 その理由などについても解説していきます。

  • Brain Special Magazine

    運動指導者の方へ向けて「脳」について理解し、パフォーマンスを高め機能改善などを行えるように学べるコンテンツです。

最近の記事

クレアチン、どの「形態」を飲む?現時点でおすすめしたいクレアチンサプリメントの選び方

トレーニングを日常的に行っている方々にとって、クレアチンサプリメントは非常に重要な存在です。クレアチンは、筋肉内のエネルギー産生を助ける物質で、適切に摂取することで筋力や筋肥大(筋肉の成長)を促進し、運動パフォーマンスを向上させる効果があります。 しかし、市場には様々な種類のクレアチンサプリメントが出回っており、どれを選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。本コラムでは、最新の研究結果を基に、現時点でおすすめできるクレアチンサプリメントの選び方を紹介します。 クレ

    • 脊柱の基本構造を理解する|カップリングモーションとパフォーマンスアップの関係

      脊柱が人間の体の主軸であり、回旋、側屈、屈曲、伸展といった多様な動きに対して順応しなければいけない、最重要の組織のひとつです。 このnoteでも脊柱について何度か触れてきましたが、今回は改めて脊柱がどのように動いているのか、どういう特徴があるのか改めて解説したいと思います。 脊柱の基本構造と頚椎の特殊構造脊柱の基本構造として、主に頚椎、胸椎、腰椎があり、それぞれが7個、12個、5個の骨で構成されています。厳密にはさらに仙椎・尾椎といった組織もありますが、基本的には頚椎・胸

      • 女性アスリートはマルチビタミンを摂るべき?軍事研究から学ぶ怪我予防の可能性

        スポーツ界において、アスリートのパフォーマンス向上や怪我予防のための様々な方法が探求されています。その中で、今回注目したいのがマルチビタミンの活用です。一見すると地味に思えるこの栄養補助食品が、実は女性アスリートにとって重要な役割を果たす可能性があるということを、2024年に発表された論文から解説したいと思います。 マルチビタミンの潜在的な可能性マルチビタミンに含まれる複数のビタミンやミネラルは、体内のさまざまな生理機能を支えており、特にスポーツのような高強度の身体活動を行

        • 筋肉の「効き感」が薄いときに試したい小脳のエクササイズ。小脳の機能を理解して活性化する

          人間の脳には約860億個の神経細胞があるとされています。この内訳を見ると、運動・知覚・精神活動の中枢を司る大脳に160億個の神経細胞があるのに対して、小脳には690億個もの神経細胞が集中しています。質量としては全体の10%程度の小脳に、約8割の神経細胞が集中しているわけです。 今回は、そんな小脳の活動を活性化して、関節可動域を高めたり運動時の痛みを軽減したりする方法を解説します。 小脳が行う3つの仕事小脳になぜこれだけ多くの細胞があるのか。小脳は運動のコントロールを司る部

        クレアチン、どの「形態」を飲む?現時点でおすすめしたいクレアチンサプリメントの選び方

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          ポストバイオティクスと亜鉛でトレーニング効果をさらに高められる?

          近年、健康や栄養の分野で注目を集めているのが「ポストバイオティクス」です。これは、腸内細菌が生み出す健康に有益な代謝産物のことを指します。私たちの健康に重要な役割を果たす腸内細菌ですが、その働きの多くは、実はこのポストバイオティクスを通じて行われているのです。 ポストバイオティクスは、プロバイオティクスやプレバイオティクスとは異なります。プロバイオティクスは生きた有益な細菌そのもので、プレバイオティクスはそれらの細菌のエサとなる食物繊維などを指します。一方、ポストバイオティ

          ポストバイオティクスと亜鉛でトレーニング効果をさらに高められる?

          脊柱の歪みを知るためのアライメントチェックとアプローチ方法。腰椎、胸椎、頚椎の可動域を確かめて痛みの軽減・可動域アップにつなげる

          健常者の方のイメージ的には、皆さん綺麗にまっすぐ、積み木のように綺麗に重なっているというイメージがあるかもしれません。しかし整形外科の先生などに話を聞くと、教科書通りにまっすぐかつキレイな湾曲をした脊柱のアライメントを持つ人は、ほぼいないと口にするでしょう。 たいていの場合、側屈や回旋が起きているなど、さまざまなアライメント不良が大なり小なり私たちの脊柱には起きています。今回はそんな脊柱のアライメントをチェックして、改善するための方法を解説します。 まずは全体のアライメン

          脊柱の歪みを知るためのアライメントチェックとアプローチ方法。腰椎、胸椎、頚椎の可動域を確かめて痛みの軽減・可動域アップにつなげる

          スポーツに励む女性必見。競技力を高めるためのHIITの可能性

          女性は男性と比べて、全世代的にスポーツを楽しんでいる割合が低いとされています。成人して以降、サッカーやテニス、バスケなど球技を楽しんでいる女性は非常に少ないのではないでしょうか(これは男性にも同じことが言えそうです)。 一方で、ウォーキング、ジョギング、ヨガ、ピラティスなどを含む運動を実施している人は、2020年→2024年にかけて徐々に増えつつあるという数字もあります。 さて、そんなスポーツを楽しむ女性にとって、競技力の向上=パフォーマンスアップは興味深いテーマだと思い

          スポーツに励む女性必見。競技力を高めるためのHIITの可能性

          健康的な食生活を送れる人の脳の秘密。意志力に頼らないダイエットの方法

          日本を含む世界中で、世界中で肥満が深刻な問題となっています。世界保健機関(WHO)の予測によると、2025年までに世界の成人人口の18%以上が肥満になるとされています。この数字が示すのは、多くの人々が健康的な食生活を維持することに苦戦しているという現実です。 肥満は単なる見た目の問題ではありません。心臓病、糖尿病、ある種のがんなど、さまざまな健康リスクを高めます。 なぜこれほど多くの人が健康的な食生活を送ることに困難を感じるのでしょうか? 最近発表された面白い研究とともに

          健康的な食生活を送れる人の脳の秘密。意志力に頼らないダイエットの方法

          EAAの効果をさまざまな最新研究から知る〜競技者から高齢者まで、幅広い年齢層に与える効果〜

          日本において、必須アミノ酸(Essential Amino Acids: EAA)はトレーニング中級者〜上級者からの注目を集めたことをきっかけに、サプリメントとしての地位を確立してきた印象です。実際、体内で合成できない9種類のアミノ酸を意味するEAAは、筋肉の修復と成長、免疫機能の維持、ホルモンの生成など、多岐にわたる重要な役割を果たします。 近年、EAAの健康効果に関する研究が急速に進展しており、火傷患者の筋肉量維持や宇宙飛行士の筋機能保持を目的として、特別なブレンドのE

          EAAの効果をさまざまな最新研究から知る〜競技者から高齢者まで、幅広い年齢層に与える効果〜

          椎間板・椎間関節の構造〜組織にかかる負担とヘルニア・脊柱菅狭窄症との関係性〜

          今回は主に椎間板と椎間関節、この2つの組織について解説します。 椎間板は、簡単に言えば椎体と椎体の間に存在しているその板です。そして、椎間関節は上の椎体と下の椎体を結ぶ組織であり、椎間板と椎間関節があるからこそ、私たちの脊柱は可動性を得てさまざまな動きを実現できます。 椎間板と椎間関節は、腰痛の2大疾患であるヘルニアと脊柱菅狭窄症において、深いつながりを持っています。この椎間板と椎間関節ですね、この2つを理解することによって、腰痛に対する知識を深めることができるでしょう。

          椎間板・椎間関節の構造〜組織にかかる負担とヘルニア・脊柱菅狭窄症との関係性〜

          肌ケアで積極的に摂取したいビタミンとミネラル〜保湿効果、抗炎症作用、抗酸化作用を持つ栄養素たち〜

          女性は日々、さまざまな方法で肌ケアを実践していると思います。最近は夏場の強い日差しや猛暑もあり、その対策に力を入れている人も多いでしょう。このnoteを読んでいる人の大半が、もっと明るく健康的な肌になりたいと思っているのではないでしょうか。 洗顔、乳液、日焼け止めクリームなどなど、外側からさまざまな形で肌を保湿・保護していると思いますが、身体の内側からの対策も大切です。私たちの身体が、健康を保つうえで多種多様な食品を必要としているように、肌も健康でいるためには特定の栄養素を

          肌ケアで積極的に摂取したいビタミンとミネラル〜保湿効果、抗炎症作用、抗酸化作用を持つ栄養素たち〜

          脳が受け取る刺激=感覚情報から考える運動習慣や運動指導

          私たちは普段、主に視覚・体性感覚・前庭覚などから得られる刺激=情報を脳で統合させています。この3つの感覚をミクロに観察すると、その中身はかなり幅広いです。視覚であれば、色、形状、光、対象との距離、中心視・周辺視などが該当します。 体性感覚は触覚刺激といえるので、熱い、冷たい、圧、痛いなどの情報です。前庭覚の場合、頭部の位置や傾き、姿勢などの情報が当てはまります。こうした膨大な情報をうまく統合できていないと、それがストレスとして脳に蓄積されます。 そのストレスが自分のキャパ

          脳が受け取る刺激=感覚情報から考える運動習慣や運動指導

          クレアチンの運動パフォーマンス向上のメカニズム。トレーニング経験豊富な男性にどう作用する?

          このnoteでもたびたび紹介しているクレアチン。近年では、アスリートや運動愛好家の間で、運動パフォーマンス向上のためのサプリメントとして、プロテインと同様に愛されているサプリメントです。高強度な運動時にエネルギー源として重要な役割を果たすということで、さまざまな研究からもその効果が立証されています。 今回は、クレアチンが運動パフォーマンスをどう高めるのかという点について、12名のトレーニング経験のある男性を対象とした2024年の研究を紹介したいと思います。サンプル数としては

          クレアチンの運動パフォーマンス向上のメカニズム。トレーニング経験豊富な男性にどう作用する?

          膝窩筋のリリース方法〜膝痛に対処できる簡単アプローチ〜

          パーソナルトレーニングに訪れるクライアントの大半は「痩せたい」「筋肉をつけたい」というニーズをお持ちです。しかし、カウンセリングを進めていくと「実は肩がすごく凝っているんです」「腰が痛いんです」「膝が痛いんです」「猫背に困っています」「反り腰なのが心配で」と、身体の悩みをお持ちの人は少なくありません。当然、こうした悩みに対してできればケアしたい、痛みが出ないように改善したいと考えています。 クライアントから寄せられる慢性痛で、肩こりや腰痛と並んで多いのが「膝痛」です。膝痛と

          膝窩筋のリリース方法〜膝痛に対処できる簡単アプローチ〜

          健康的な老後を実現するカギは「40代からの食事」 10万人の人生でわかったこと

          内閣府が発表した「高齢者の健康に関する調査」(平成29年度)によると、70歳以上で主観的な健康状態が「良い」と答えた人の割合は49.5~51.3%。とはいえ、身体的・認知的・精神的とあらゆる要素で健康を維持できている70歳以上の人となると、その割合はグッと減ってしまうのではないでしょうか。 実際、この調査では健康状態が「よくない」と答えた人の割合は19.1%。75歳以上になると、その割合は26.2〜28.9%と一気に増えていきます。 そんななか、2024年6月〜7月にアメ

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          脳幹を知ると「遠くを見る」ことのメリットがよくわかる話〜脳幹の役割、脳神経・筋肉との関係性〜

          これまで、このnoteでは脳神経を活性化することでパフォーマンスアップを図る方法をさまざまなアプローチで紹介してきました。姿勢改善や身体機能向上において、非常に重要な部位が「脳幹」です。今回は、そんな脳幹にアプローチするうえで知っておきたい「脳幹の機能」について解説します。 脳幹がさすものとそれぞれの役割脳幹とはそもそも、中脳・橋・延髄という3つの部位の総称です。もう少し広義的に捉えると、間脳という部位も含まれます。 私たちの脳は、大脳皮質などが中心となり、思考など高次的

          脳幹を知ると「遠くを見る」ことのメリットがよくわかる話〜脳幹の役割、脳神経・筋肉との関係性〜