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Nutrition Special Magazine

栄養学の知識を様々な分野から解説していきます
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記事一覧

ジム利用者の栄養・サプリに対する「真実と誤解」|最新研究から読み解く栄養指導のあ…

パーソナルトレーナーにとって当たり前の運動である筋トレは、筋力向上やボディメイクだけでな…

歯周病のカギを握るのはビタミンD? 歯から考える美容と健康、ボディメイク

私たちの身体にとって、歯の健康は欠かせない要素です。歯が抜けたり痛みを感じたりすれば、日…

美容とビタミンD・亜鉛。脂漏性皮膚炎の研究から読み解く食生活改善のヒント

パフォーマンスアップや疼痛改善、ダイエット。パーソナルトレーニングというサービスに対して…

玄米の潜在力を再考する|腸内細菌叢、短鎖脂肪酸、インスリン抵抗性はどう変化する?

多くの人々(特にパーソナルトレーニングを受けているクライアント)の食卓は白米が中心で、玄…

ビーガン食が節約になる? 研究が示した意外な利点を生活に活かしてみる

ビーガン食は、その健康効果や環境負荷の軽減といった観点から広く注目を集めています。しかし…

テストステロンの分泌量を左右する体重管理の重要性|太りすぎも痩せすぎも要注意!

男性ホルモンと体型の関係について、近年の研究は従来の理解を大きく覆す結果を示しています。…

脂肪を減らすカギは「レジスチン」?運動と食事の両面からのアプローチで肥満対策

脂肪細胞が分泌するホルモン「レジスチン」は、インスリン抵抗性の促進や慢性炎症との関連性が指摘されています。 今回は栄養と運動という両面から、レジスチンの作用とその健康への影響、そして最新の研究で明らかになった運動によるレジスチン抑制の効果について解説します。 レジスチンとは?作用と健康への影響レジスチンは脂肪細胞から分泌されるアディポカインと呼ばれるタンパク質の一種で、特に内臓脂肪が蓄積するとその分泌が増加することが知られています。このホルモンは、主に以下のような作用を

体重・体型は変わらなくても内臓が危ない!?~食物繊維不足と糖質過多に関する最新研…

ダイエットやボディメイクにおいて、重視されるのは体重などの定量的側面と見た目などの定性的…

栄養学的アプローチから「目」を守る。最新研究から考えるドライアイ対策

ドライアイとは、涙の質や量のバランスが崩れることで起こる眼の不調です。症状としては、目の…

クレアチン、どの「形態」を飲む?現時点でおすすめしたいクレアチンサプリメントの選…

トレーニングを日常的に行っている方々にとって、クレアチンサプリメントは非常に重要な存在で…

ポストバイオティクスと亜鉛でトレーニング効果をさらに高められる?

近年、健康や栄養の分野で注目を集めているのが「ポストバイオティクス」です。これは、腸内細…

EAAの効果をさまざまな最新研究から知る〜競技者から高齢者まで、幅広い年齢層に与え…

日本において、必須アミノ酸(Essential Amino Acids: EAA)はトレーニング中級者〜上級者から…

クレアチンの運動パフォーマンス向上のメカニズム。トレーニング経験豊富な男性にどう…

このnoteでもたびたび紹介しているクレアチン。近年では、アスリートや運動愛好家の間で、運動…

筋トレvs有酸素運動 より内臓脂肪を落とすのどっち? 最新研究で分かった意外な事実

いよいよ本格的な夏になってきたということで、今回は栄養学を勉強している人の多くが関心を持つダイエット、ボディメイクに関する研究を紹介したいと想います。 ダイエットと健康は密接に関係していますが、なかでも特に重要なキーワードが「内臓脂肪」です。内臓脂肪は見た目を悪化させるだけでなく、健康にも悪影響を与えます。 内臓脂肪を減らすうえで、食生活の改善は必須です。では、運動面で内臓脂肪を効果的に現象させることはできるのでしょうか。今回、ドイツで行われた2年間に及ぶ大規模な研究結果