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Brain Special Magazine

運動指導者の方へ向けて「脳」について理解し、パフォーマンスを高め機能改善などを行えるように学べるコンテンツです。
月に3本記事更新いたします。 実際に現場でご利用いただけるよう脳について初心者向けから応用編へと少…
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記事一覧

脳幹を知ると「遠くを見る」ことのメリットがよくわかる話〜脳幹の役割、脳神経・筋肉…

これまで、このnoteでは脳神経を活性化することでパフォーマンスアップを図る方法をさまざまな…

短期間でも効果あり。運動神経・認知機能を高めるコーディネーショントレーニングエク…

コーディネーショントレーニングとは、情報系・神経系を活性化するためのトレーニングで、1970…

皮膚のアプローチで可動域は変わる。首への介入による肩関節・股関節の可動域改善

パーソナルトレーニングなどの現場では、筋肉や骨といった組織に対してアプローチし、パフォー…

抹消神経をストレッチして柔軟性、生産性をアップさせる。上半身・下半身それぞれの方…

YouTubeなどを見ると、最近「神経ストレッチ」の分野がとても人気です。読んで字のごとく、筋…

肩・首の痛みを「反射」で和らげる。痛い部位にアプローチしない対処法とメカニズムを…

慢性的に首や肩が痛くて、なかなか仕事に集中できない。ちょっとした痛みが怖くて、なかなかト…

「やる気が出ない」を改善する脳へのアプローチ。経験と感情を結びつける部位を活性化…

最近、モチベーションが上がらない。 なかなかやる気が出ない。 心の浮き沈みが激しいのが悩み…

よく身体をぶつける人・つまずく人必見。空間認識とぶつかりやすさの関係と改善エクササイズ

日常的に「壁などに肘や脚をぶつけてしまう」「何もない地面でつまずくことが多い」といった悩みを抱えていませんか?それはもしかすると、自分の自分の身体が空間のどこに位置して、どの方向に動こうとしているのかを脳が把握できていないこと原因かもしれません。 今回は、そんな「自分の身体を正確に把握しきれていないのかもしれない」という問題の原因を知り、それを改善するための方法を解説します。 空間や身体の認知で深く関わる「頭頂葉」人々がよく物にぶつかってしまう、つまずいてしまうというのは

体性感覚刺激で動く胸椎を手に入れる。胸椎の可動性を高めるエクササイズ3選

体性感覚は主に、皮膚や筋肉、腱、関節、内臓などによって知覚されています。今回はこの体性感…

2人1組でできる周辺視エクササイズ〜ゲーム感覚で目の能力を強化しよう〜

私たちがよく使う「視力」という言葉は、一般的に目のよさを表します。しかし、目の能力を表す…

腰椎のモーターコントロールの評価+強化。パフォーマンス向上+怪我防止のエクササイ…

モーターコントロールは日本語で「運動制御」を意味します。理学療法士や作業療法士は必ず勉強…

内受容感覚からの感情を「呼吸」でコントロールする方法。寝たままできるエクササイズ…

よく気持ちを落ち着かせるために深呼吸をすると思います。逆に呼吸を早く行うことで、興奮状態…

感覚情報の大事な通り道「脊髄」の機能を取り戻す〜カンタン自宅エクササイズを紹介〜

体性感覚などは、皮膚で感じたさまざまな感覚や、関節の動きといった情報を受け取ります。それ…

坐骨神経痛から理解する「末端の神経を知る大切さ」。膝より下に伸びる神経の評価方法

今回は坐骨神経痛をテーマにして、神経学的なお話をしたいなと思います。坐骨神経痛と神経の名…

伸展可動域の改善+気分の改善につながる脳神経への簡単アプローチ〜2つの脳神経を活性化させる方法〜

第1脳神経から第12脳神経まで、各脳神経はそれぞれに私たちの身体の動きを司っています。それぞれの脳神経は第1〜4脳神経、第5〜8脳神経、第9〜12脳神経と分けられ、それぞれが脳の中脳・橋・延髄を通じて伸びています。 この3つの部位によって、屈筋群・伸筋群のどちらにアプローチしているかが違います。具体的には、中脳から伸びる脳神経は屈筋群を活性化させ、橋から伸びる脳神経は伸筋群を活性化させ、延髄から伸びる脳神経は伸筋群を抑制します。 今回は、こうした脳神経の特徴を活かして、伸