マガジンのカバー画像

Brain Special Magazine

運動指導者の方へ向けて「脳」について理解し、パフォーマンスを高め機能改善などを行えるように学べるコンテンツです。
月に3本記事更新いたします。 実際に現場でご利用いただけるよう脳について初心者向けから応用編へと少… もっと詳しく
¥1,980 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

記事一覧

よく身体をぶつける人・つまずく人必見。空間認識とぶつかりやすさの関係と改善エクサ…

日常的に「壁などに肘や脚をぶつけてしまう」「何もない地面でつまずくことが多い」といった悩…

体性感覚刺激で動く胸椎を手に入れる。胸椎の可動性を高めるエクササイズ3選

体性感覚は主に、皮膚や筋肉、腱、関節、内臓などによって知覚されています。今回はこの体性感…

2人1組でできる周辺視エクササイズ〜ゲーム感覚で目の能力を強化しよう〜

私たちがよく使う「視力」という言葉は、一般的に目のよさを表します。しかし、目の能力を表す…

腰椎のモーターコントロールの評価+強化。パフォーマンス向上+怪我防止のエクササイ…

モーターコントロールは日本語で「運動制御」を意味します。理学療法士や作業療法士は必ず勉強…

内受容感覚からの感情を「呼吸」でコントロールする方法。寝たままできるエクササイズ…

よく気持ちを落ち着かせるために深呼吸をすると思います。逆に呼吸を早く行うことで、興奮状態…

感覚情報の大事な通り道「脊髄」の機能を取り戻す〜カンタン自宅エクササイズを紹介〜

体性感覚などは、皮膚で感じたさまざまな感覚や、関節の動きといった情報を受け取ります。それ…

坐骨神経痛から理解する「末端の神経を知る大切さ」。膝より下に伸びる神経の評価方法

今回は坐骨神経痛をテーマにして、神経学的なお話をしたいなと思います。坐骨神経痛と神経の名称はついているものの、坐骨神経痛はお尻から足にあらわれる痛みやしびれの状態を総称した症状を指します。坐骨神経は腰から足先までのびている人体でもっとも太く長い神経の束です。ここがなんらかの理由で圧迫されたり、伸張性のストレスが加わったりすることで先ほどのような症状につながります。 坐骨神経痛を理由に、接骨院や整骨院に通っている患者さんは多いです。坐骨神経痛につながる要因として、もっとも有名

伸展可動域の改善+気分の改善につながる脳神経への簡単アプローチ〜2つの脳神経を活…

第1脳神経から第12脳神経まで、各脳神経はそれぞれに私たちの身体の動きを司っています。それ…

小脳をサボらせない!感覚刺激を増やしてエラーや痛みを解決。自宅でできる簡単エクサ…

視覚や前庭系や体性感覚から入力される情報が不足すると、それに基づいた設計されるボディイメ…

ボディマップ形成で肩甲骨の可動域改善+疼痛予防・改善。意識しにくい肩甲骨を意識さ…

世の中には、関節の可動域改善や柔軟性の向上、パフォーマンスアップなどを目的としたトレーニ…

距骨下関節から考えるパフォーマンスアップ〜足元へのアプローチが身体を変える〜

距骨下関節は足部の関節で、足部にある距骨と踵骨の間に位置しています。荷重時と非荷重時で役…

慢性的な膝痛を改善するための前提系エクササイズ〜球形嚢への情報入力のポイント〜

年齢を重ねていくと、徐々に膝や腰といった関節群に痛みが生じやすくなります。長期的な痛み=…

空間的加重から考える効率的な勉強とパフォーマンスアップの関係。脳のネットワークへ…

脳に関する勉強では、たびたび「シナプス」という言葉が登場します。シナプスはある神経細胞か…

姿勢反射を極めて柔軟性アップを目指す。身体が硬い原因は脳にあるかも?

部活をしていた頃と比べて、明らかに柔軟性が下がった。昔ほど開脚できなくなった。そういった人はおそらく、運動不足によって筋肉が硬くなってしまったことが、柔軟性低下の原因だと考えるでしょう。 それももちろん要因の1つではあるのですが、身体が硬くなった原因は別にあるかもしれません。今回は別の要因として考えられる「姿勢反射」について解説しつつ、柔軟性を改善するための姿勢反射の機能を正常化させるエクササイズを紹介したいと思います。 姿勢反射とは身体にはさまざまな反射の反応が起こりま