はらリハ【自費リハビリ&脳卒中専門セラピスト】
脳卒中後遺症者の為の必要な知識だけをまとめたマガジンです。 脳卒中後遺症の回復に必要な知識だけでなく、再発予防や利用できるサービスなど、様々な情報を提供しています。
脳卒中後遺症を改善させる為には圧倒的な知識と最先端の知見が必要不可欠です。脳卒中後遺症の当事者やその家族にも分かりやすく解説した記事を投稿します。
リハビリテーションに奇跡はない。しかし進歩はある。回復を諦めない全ての人に。
プラトーなんてあり得ない。脳卒中後遺症の常識を打破するには圧倒的な知識と、新奇性ある治療内容/技術が必要です。脳卒中後遺症を完全に治すという終わりない挑戦に必要な知識を投稿していきます。
有料記事についてはじめに、記事の概要を説明します。 この記事では… 脳卒中後遺症の改善を諦めない方に向けて、 その症状や悩みを解決する為の 『自主トレ』の提供を目的に投稿しています。 今回は『ぶんまわし歩行』と呼ばれる症状の改善を目標としたリハビリの方法を説明します。 歩行の時に… など、 歩く時の振り出しにくさを感じる方にお勧めします。 この記事はPDFの形式で見ることが出来るので、 とても見やすく作られています。 👇こんな感じです。 写真付きの自主
お疲れ様です。はらリハです。 本日は… 「亜脱臼=弛緩性麻痺が主問題ではない…肩甲骨の位置と向きから考える仮説」について解説します。 亜脱臼ってなに? 一般的によく聞くのは「脱臼」だと思います。 脱臼は、関節を形成している骨が完全に離れることを指します。 つまり、「肩関節」を形成している「肩甲骨」と「上腕骨」が離れることを脱臼と言います。 この脱臼と、脳卒中後の後遺症として出現する「亜脱臼」は意味合いが少し異なります。 亜脱臼は、「関節の骨が部分的にズレる
お疲れ様です。はらリハです。 本日は… 「亜脱臼の割合/亜脱臼と痛みの関係」について解説します。 重度片麻痺の方の6割は亜脱臼?? 脳卒中後の片麻痺患者によく見られる「亜脱臼」は、運動麻痺の中でも「弛緩性麻痺」の症状が強い方に見られます。 ここでいう弛緩性麻痺とは「筋肉に力を入れようとしても反応が乏しいor無い」ことを指します。 亜脱臼=痛みは間違い 私的に臨床を通して感じるのは、脳卒中後遺症後に肩の疼痛を訴える方は非常に多い印象です。 中でも、亜脱臼の肩周囲の
お疲れ様です。はらリハです。 本日は… 「コース立方体組み合わせテストの方法/採点/解釈」について説明します。 はじめに コース立方体組み合わせテストは『知能指数:IQ』を評価する神経心理学検査の1つです。 言葉の理解や表出が難しい失語症の方に対しても行うことが可能な検査で、構成か愛を通して、目標達成における解決能力や判断力を知ることができます。 検査は、木製の立方体を組み合わせて、何度順に並べられた17種類の模様を作る課題からなります。 出来上がるまでの所有
お疲れ様です。はらリハです。 本日は… 「運転評価:Rey複雑図形検査(ROCF)の方法/採点/解釈」について説明します。 はじめに Rey複数図形検査(ROCF)は脳卒中患者の『視空間知覚/構成機能/非言語性視覚記憶』を評価する神経心理学検査の1つです。 この検査は、34本の線分と内部に3つの点で構成される無意味で複雑な図形を… ① 被験者ペースで模写させる模写課題と、 ② 一定の時間(一般的には3分)が経過した後に思い出して描かせる再生課題 から構成されます
お疲れ様です。はらリハです。 本日は… 『運転評価:レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)の方法/採点/解釈』について紹介します。 はじめに レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)は、言語性の課題を行ない失語症や、認知症患者の知的能力を測定できる神経心理学検査の1つです。 この検査は、短時間で実施可能であり、採点や結果評価に難しい分析も不要のため、スクリーニング検査として世界中で広く利用されています。 この検査は、問題が全部で36問あり、図に合うものを6つの図
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 脳卒中後遺症後「歩行の効率性を格段に向上させるために考えたい倒立振り子モデルと自主トレの結びつけ」について解説していきます。 当事者に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 事前に読んでおきたい記事 はじめに 皆さんは脳卒中後遺症に伴う「歩行障害」に対して、どのようなリハビリを取り組んでいますか? ◻︎ ストレッチ ◻︎ 筋トレ ◻︎ 歩く ◻︎ 電気治療 ◻︎ エアロバイク など… 人によって様々なメニューを取り
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 「脳卒中後遺症後の膝関節の自主トレで考えたいこと」を解説していきます。 当事者に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに 皆さんは脳卒中後遺症に伴う「歩行障害」に対して、どのようなリハビリを取り組んでいますか? ◻︎ ストレッチ ◻︎ 筋トレ ◻︎ 歩く ◻︎ 電気治療 ◻︎ エアロバイク など… 人によって様々なメニューを取り組んでいると思いますが、本当にそのリハビリって必要ですか? ☑︎ 自分の課題に
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 「脳卒中後遺症後の歩行における膝関節の問題」を解説していきます。 当事者に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに 皆さんは脳卒中後遺症に伴う「歩行障害」に対して、どのようなリハビリを取り組んでいますか? ◻︎ ストレッチ ◻︎ 筋トレ ◻︎ 歩く ◻︎ 電気治療 ◻︎ エアロバイク など… 人によって様々なメニューを取り組んでいると思いますが、本当にそのリハビリって必要ですか? ☑︎ 自分の課題に関係ない
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 自主トレーニングの深掘り「股関節機能障害から考える:骨盤運動から得られる効果と実践方法」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 目的 脳卒中後遺症に伴い、多裂筋や殿筋、腸腰筋と呼ばれる重力に対して身体を起こし続ける筋肉の活動が低下しやすいです。 この筋活動が低下することで骨盤は「後傾」と呼ばれる猫背のような姿勢になりやすくなります。 これは、座位姿勢の不安定さにも繋がりますが、何より立ち上がりの中で体
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 脳卒中後遺症による股関節機能障害に対して考える「股関節外転筋の活動を考慮した立脚支持のトレーニングから内反尖足を軽減させる方法」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに 前回までのあらすじ 簡潔にまとめると上記となります。 そこを踏まえ、本日は… ① 股関節外転筋を考慮した立脚支持(歩行で支える場面)の自主トレーニング を紹介します。 ※ 前回までの記事を一読してから
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 脳卒中後遺症による股関節機能障害に対して考える「歩行時の内反尖足に対して股関節外転筋と小趾外転筋(足の小指)の関係」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに まずは「股関節って何??」について。 股関節は球形(丸い)の関節で… □ 体幹と下肢を繋ぐ関節 □ 自由度が非常に高い の特徴があります。 股関節は腰椎、骨盤とも密に連携をとっており、股関節の機能に向けたリハビリを行
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 脳卒中後遺症による股関節機能障害に対して考える「歩行時の大腰筋(腸腰筋)の伸張から歩行速度の向上させる方法」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに 前回までのあらすじ 簡潔にまとめると上記となります。 そこを踏まえ、本日は… ① 腸腰筋の伸張を考慮したリハビリ を紹介します。 ※ 前回までの記事を一読してから取り組むとより効果的かと思います! 腸腰筋の伸張を考慮し
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 脳卒中後遺症による股関節機能障害に対して考える「歩行時の大腰筋(腸腰筋)の伸張から歩行速度の向上」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに まずは「股関節って何??」について。 股関節は球形(丸い)の関節で… □ 体幹と下肢を繋ぐ関節 □ 自由度が非常に高い の特徴があります。 股関節は腰椎、骨盤とも密に連携をとっており、股関節の機能に向けたリハビリを行う際は、腰椎、骨盤
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 「脳卒中後遺症による股関節機能障害に対して考える、コア・コントロールのリハビリメニュー」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに 前回までのあらすじ 簡潔にまとめると上記となります。 上記では「股関節の役割→問題点→治療ターゲット」について述べており、これらの理由から股関節の自主トレーニングへ繋げています。 自主トレーニングの流れは… ① 股関節の可動域を拡大させる練習
お疲れ様です!はらリハです! 本日は… 「脳卒中後遺症による股関節機能障害に対して考える、コア・コントロールとフォースカップルの重要性」を解説していきます。 当事者とその家族に向けての投稿です。 ※ 引用書籍 はじめに まずは「股関節って何??」について。 股関節は球形(丸い)の関節で… □ 体幹と下肢を繋ぐ関節 □ 自由度が非常に高い の特徴があります。 股関節は腰椎、骨盤とも密に連携をとっており、股関節の機能に向けたリハビリを行う際は、腰椎、骨盤の