吉田俊太郎

医学博士(解剖学教室)/認定理学療法士/オンラインサロン (CAラボ)を運営 http…

吉田俊太郎

医学博士(解剖学教室)/認定理学療法士/オンラインサロン (CAラボ)を運営 https://community.camp-fire.jp/projects/view/110624『自信と根拠を持って臨床に取組める』をモットーに、臨床家のための解剖学的情報を発信します。

最近の記事

YouTube更新:腸骨稜の謎:なぜヤコビー線はL4-5間を通るのか!?

こんにちは。吉田俊太郎です。 本動画は、”腸骨稜”に関しての解説動画です。 タイトル:腸骨稜の謎 なぜヤコビー線はL4-5間を通るのか!? 本ブログでは対象者の方に触れた時、自分の手から感じ取れる情報量を増やせるよう、触診リテラシーを高めることを目標に、普段の評価や治療に役立ててもらえましたら嬉しいです。 最近はYouTubeに投稿すると子供達が喜んでくれるため、定期的に頑張りたいと思っています。 本動画の内容については、以下の通りです。 腸骨稜の位置を確認腸骨稜は

    • セミナー講師の活動報告(腹部・腰背部の解剖学)

      令和5年3月17日はWomen's Body Labo主催のセミナーを担当しました。 「産前産後のリハビリに活かす!腹部・腰背部の解剖学」というテーマでした。 セミナーのご案内の方でも、特に胸腰筋膜・腹筋群・腰方形筋について、産前産後の解剖学の話をさせていただくことをお約束していたため、内容について概ねアンケート結果も良好で安心しました。 ただし、教育者として、普段から話の進め方に悩むことがありますが、今回は特にオンライン開催ということで、参加者の方の反応を読み取ることが

      • YouTube更新:肘筋へのアプローチ方法

        こんにちは。吉田俊太郎です。 今回の動画では”肘筋が問題の症状の特徴とそれに対する肘筋へのアプローチ方法”について解説及び実技を行なっています。 本ブログでは対象者の方に触れた時、自分の手から感じ取れる情報量を増やせるよう、触診リテラシーを高めることを目標に、普段の評価や治療に役立ててもらえましたら嬉しいです。 最近はYouTubeに投稿すると上の二人の子供達が喜んでくれるため、定期的に頑張りたいと思っています。 やはり触診の方法に関する内容は、画像や文字では、伝えら

        • YouTube更新:肘筋の触診方法

          こんにちは。吉田俊太郎です。 本ブログでは対象者の方に触れた時、自分の手から感じ取れる情報量を増やせるよう、触診リテラシーを高めることを目標に、普段の評価や治療に役立ててもらえましたら嬉しいです。 最近はYouTubeに投稿すると上の二人の子供達が喜んでくれるため、定期的に頑張りたいと思っています。 やはり触診の方法に関する内容は、画像や文字では、伝えられる限界があり、動画の方が私自身もやりやすいため、”触診方法”と”触診を用いた評価や治療”に関する内容は、YouTub

        YouTube更新:腸骨稜の謎:なぜヤコビー線はL4-5間を通るのか!?

          臨床実習指導者講習会を修了しました

          2024年2月3-4日の2日間に渡り臨床実習指導者研修会を受講しました。 初日は9時間(8:40-19:10)、二日目は7時間(8:40-17:10)と聞く側としては非常に長く感じました。 これほど座り続けたことはないためお尻が痛くなりました^^; 本研修会はたしか2018年頃から始まった研修会だったと思いますので、同業種の方からしますと、今頃と思われるかもしれませんが^^;、ようやく臨床実習指導者研修会を修了することができました。 ここまで長い間、訪問リハをやっていた

          臨床実習指導者講習会を修了しました

          活動報告:触診実技セミナー(上肢編)2日間コース

          2月11日ー12日の二日間は触診実技セミナーを担当させていただきました。 二日間という時間をいただいていることで、肩から肘関節の後面のほぼ全ての筋骨格系を取り上げることができました。 今後も触診や解剖学の分野で対象者のお悩み解決の一助となれるよう頑張りたいと思います。 本セミナーで取り上げた触診部位について ◯ 骨の触診 ① 肩甲骨(肩峰、肩甲棘、内側縁、外側縁、下角、上角、関節下結節、関節窩) ② 上腕骨(上腕骨頭、大結節、内側上顆、外側上顆) ③ 前腕骨(尺骨の肘

          活動報告:触診実技セミナー(上肢編)2日間コース

          YouTube更新:野球肘・テニス肘の評価で役立つ骨の触診

          こんにちわ。吉田俊太郎です。 本ブログでは対象者の方に触れた時、自分の手から感じ取れる情報量を増やせるよう、触診リテラシーを高めることを目標に、普段の評価や治療に役立ててもらえましたら嬉しいです。 最近はYouTubeに投稿すると上の二人の子供達が喜んでくれるため、定期的に頑張りたいと思っています。 やはり触診の方法に関する内容は、画像や文字では、伝えられる限界があり、動画の方が私自身もやりやすいため、”触診方法”と”触診を用いた評価や治療”に関する内容は、YouTub

          YouTube更新:野球肘・テニス肘の評価で役立つ骨の触診

          公式ブログお引っ越しのお知らせ

          タイトルの通り、ご報告です。 もしよろしければ、ご覧ください。

          公式ブログお引っ越しのお知らせ

          肩こりの原因と評価方法(骨編) No.6

          ”肩こり”の原因ついて解説させていただきます。肩こりの症状は肩周囲の”コリ”や”痛み”です。 この”コリ”や”痛み”出る原因には大きく分けて3つあります。 肩こりの3つの原因 ①骨もしくは関節の場合 ②肩関節周囲の軟部組織の場合 ③その両者が組み合わされた場合です。 本日は①の骨・関節が原因の”肩こり”について解説させていただきます。 骨・関節が原因の場合の肩こりには、さらに3つに分けて考えることができます。 骨・関節が原因の肩こりの種類①変形性関節症 ②外傷 ③リウ

          肩こりの原因と評価方法(骨編) No.6

          【質疑応答】 触診の仕方 No.5

          今回は触診についてのご質問いただきましたので返信させていただいた内容を発信させていただきます。 〜ご質問内容〜 ご質問の一部を抜粋して読ませていただきます。 触診のことで質問があります。専門学校や前の職場で詳しく教えてもらっていないので、自分自身触診に課題があります。 そもそもの触り方やどういうイメージで行っているかなど初歩的なところから詳しく教えていただきたいです。感覚的なこともあり難しいと思いますがお時間がある時で良いのでよろしくお願いします。 〜返信内容〜 今回の

          【質疑応答】 触診の仕方 No.5

          【質疑応答】 触診で意識していること No.4

          今日はサロンで”触診”についてのご質問いただきましたので返信させていただいた内容を発信させていただきます。 〜ご質問内容〜 ご質問の一部を抜粋して読ませていただきます。 触診のことで質問があります。専門学校や前の職場で詳しく教えてもらっていないので、自分自身触診に課題があります。 そもそもの触り方やどういうイメージで行っているかなど初歩的なところから詳しく教えていただきたいです。感覚的なこともあり難しいと思いますがお時間がある時で良いのでよろしくお願いします。 〜返信内

          【質疑応答】 触診で意識していること No.4

          『経験談:臨床で触察が重要な理由』 No.3

          臨床で触察が大切であると感じる理由私は触察の勉強を臨床2年目からはじめましたので、これまで13年間にわたって行ってきました(2021年現在)。 なぜ、ずっと触察のトレーニングを続けているのかというと、一つ目に触察能力が日々の臨床で本当に重要であると実感しているからです。 二つ目に触察は技術とともに経験が重要であると感じているためです。 触察スキルは経験も必要? 私が運営しているオンラインサロンのオフ会などでは、触察した組織を体表上にペンでマーキングしているのですが、そう

          『経験談:臨床で触察が重要な理由』 No.3

          オンラインサロン 開設のきっかけ No.2

          2018年12月にオンラインサロンClinical Anatomy Lab(以下:CAラボ)を開設しました。 オンラインサロンとは、オンラインを中心に、同じビジョンを持つ方々で集う会員制コミニティです。 私がイメージするオンラインサロンについては過去に記事にしていますので、気になる方は、こちらもご参照ください ⬇️ CAラボのコンセプト『自信と根拠を持って臨床に取り組める』まさに、このコンセプトを追求しています。 なぜこのコンセプトであるかというと、私は以下のような経

          オンラインサロン 開設のきっかけ No.2

          \はじめまして/自己紹介します No.1

          吉田俊太郎と申します。生年月日は昭和60年生まれ、出身は山形県です。 私は理学療法士になった後、数年働き、その後、解剖学の博士課程まで進み、大学院を卒業した現在は臨床、オンラインサロンの運営、セミナー講師、研究 等をしています。 私が上記のような活動をさせていただくようになった、これまでの過程を書かせていただきたいと思います。 まず理学療法士になりたいと思ったきっかけですが、地元の山形県の高校を卒業したあと、元々は幼稚園の先生になりたいと思っていました。しかし、高校三年

          \はじめまして/自己紹介します No.1