【漫画演出考察 #3】 プラネテスの演出。 船に空いた穴の修復中に同僚の過去を知る。作中で語られる船は仕事場や憧れなどを指している。穴の原因であるデブリは宇宙開発が生んだ災害であり彼らの生業にも関係している。また同僚の過去にも深く関わっている。何気ない描写だが象徴的でもある。
「自分のわがままを繕うそぶりがまるでない。ああいう悪魔みたいな男はいい仕事するぞ」 幸村誠「プラネテス(2)」のおやじの一言。本当にこのキャラには心酔する。一番最初に入った会社の先輩シナリオライターのお薦め(16年ほど前になるか)。クリエイターでこれ知らなきゃ失格って言われた。