介護保険って、生命保険みたいに保険に入っておかなきゃ使えない?一般的には40歳以上の方は保険料を徴収されているので、新たな加入は不要。特定の病気になり介護が必要になった時、40歳以上であれば手続きできる。65歳以上になればその縛りなく介護が必要なら申請可能。まずは申請からスタート
介護離職や介護のために仕事を休むことの影響は、あちらこちらで大きい。社会的ダメージや介護する家族の収入。特に離職は、その後の生活費や生きがいにも波及する。介護休暇・休業という離職防止の国の制度があるが、雇用側も就労者もあまり知らないのが現状。知っていても休める風潮でないとね。
自分が新人だった頃と比較して「認知症」の方って増えたと近頃感じていた。2020年の政府の推計では65歳以上の認知症の方の数が602万人。6人に1人が認知症の計算。(新聞より)印象だけではなかった。認知症の親を介護しないといけない人も増えたし今後も増えるということ。介護離職は深刻。
その時が来た。40歳をすぎてしばらくしてから介護保険料が引かれていることに気づいた。そんな年になったのかとひとりじみじみ。社会全体で高齢者を支える仕組みだからね。払うよ!昔は家族だけが介護を担って大変だったから。今も介護って大変だけど助かる人もいる。願わくばもっと拡充してほしい。
介護生活では日々の生活支援だけでなく通院や役所への手続なども。働き盛りの人が、そのために仕事を休んだり早退したり。それによる「労働生産性の損失」は1兆円近く!日本の家族全体の損失も1.5兆円!「家族介護」を介護従事者の賃金に当てはめるとこれもすごい額。額が大きすぎて目眩がする。