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沖縄あれこれ

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沖縄に関する食、伝統、文化、おすすめ情報などをまとめています。
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2021年7月の記事一覧

沖縄の新聞とお悔やみ事情

沖縄の新聞とお悔やみ事情

新聞といえば全国紙と地方紙がありますが、沖縄県は地方2紙のシェア率がおよそ98%(2019年10月)とかなり高い数字で購読されています。全国紙を購読しているのは極々一部という他では珍しい県。シェア率が高い理由の一つが年長の県民を網羅して人気?の訃報(お悔やみ)情報です。沖縄の新聞とお悔やみ情報について綴ってまいります。

沖縄の新聞事情
沖縄県の2代紙といえば、沖縄タイムス社と琉球新報社。

沖縄

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なーべーらー(へちま)

なーべーらー(へちま)

沖縄の夏野菜の代表格といえば、ごーやー(にがうり)の次にくるのが「なーべーらー(へちま)」ではないでしょうか。この2つが好きになると大人になったな、と味覚の変化を感じたりもするものです。あえて食用のへちまということで「なーべーらー」について綴ってまいります。

夏にぴったりのなーべーらー沖縄で家庭菜園をしているとゴーヤーと並び必ずあるなーべーらー。あちこちの庭でぶら下がっているのを見かけると夏を感

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奄美・沖縄 世界遺産に!

奄美・沖縄 世界遺産に!

2018年に登録延期勧告から3年越しの実現、世界自然遺産として「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が決定しました。まだ続く緊急事態宣言期間や先の台風被害で少し気が滅入りがちだっただけに、このニュースは嬉しいものですね。オリンピックの初代王者や金メダル以上に地方紙が紙面いっぱい飾った奄美・沖縄の世界自然遺産について綴ってまいります。

登録延期になったワケ
2017年の2月に日本政府がユネスコ

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ピザハウス

ピザハウス

沖縄でアメリカンスタイルのちょっとおしゃれなレストランといえば「ピザハウス」。60年代のシックなラウンジや店内には、アメリカ軍人や軍属のファミリーが常時出入りし、外国人客で賑わっていたことを思い出します。今でもシックでゆったりした店内でのアメリカンな洋食やおもてなしはちょっとした外国気分を味わる「ピザハウス」をご紹介します。

歴史ある「ピザハウス」と通貨
ピザハウスのオープンは、1958年の旧コ

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イカの胃袋が気になるワケ

イカの胃袋が気になるワケ

沖縄の郷土料理のひとつ「イカスミ汁」。その名のとおり真っ黒な汁物で、食べると予想どおりお歯黒になります。こどもの頃はその黒さが苦手でしたが、大人になって味わい深さやコクが好きになった一品。イカスミ汁を初めて一人でつくった時の衝撃が今でも忘れられず、イカを見るとどうしてもその胃袋の中身が気になっちゃうんです。「イカの胃袋が気になるワケ」を綴ってまいります。

イカスミ汁はサゲグスイ(下げ薬)
イカス

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台風のあれこれ

台風のあれこれ

台風6号の影響で荒れた天気の沖縄(2021年7月21日)。まだまだ発達しながら進んでいるようです。最近はあまり耳にしませんが「台風銀座」という言葉もあったような。被害が最小でおさまることを祈りつつ、台風にまつわることを綴ってまいります。

台風銀座沖縄の夏!といえば海ですが、同様に多いのが台風。夏の期間も梅雨明けから10月くらいまでは、沖縄では夏という感覚もあります。そのためいわゆるこの夏の期間中

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記憶と記録に残る選手になる

記憶と記録に残る選手になる

平良海馬投手(21歳)
沖縄県出身で初めて侍ジャパンに選ばれた埼玉西武で今、大活躍中の投手。なんとプロ4年目で39試合連続無失点のプロ野球記録も樹立!おしくもそれでストップにはなりましたが...。まだ21歳の若き投手の探究心と徹底的な数値へこだわりと努力には心躍らされるものです。「記憶と記録に残る選手になる」という平良海馬投手について綴ってまいります。

甲子園には遠かった高校時代平良海馬投手は、

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Whyがわかると可能性が広がる

Whyがわかると可能性が広がる

「商品の動きが悪いので、スタッフに商品説明をしてもらえませんか?」
緊急事態宣言の延長が決まり、来場者も伸び悩みが今後も続きそうな沖縄です。そんな中、少しでも売上アップにつなげる取り組みをしたい!とのリクエストで取扱店のスタッフさんとミーティングを行いました。最初は消極的な様子でしたが、プレゼン後は売り場の配置や導線、ポップについてアイディがどんどん出てくるでてくる。Whatではなく、Whyがわか

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梅雨明けして夏本番!沖縄の海②

梅雨明けして夏本番!沖縄の海②

みーんみんみんみんみん
小鳥の囀りで目覚めていた朝が、蝉の大合唱に変わり賑やかさを増す沖縄は例年より11日も遅い梅雨明けしてもやは夏本番。日中は日差しが刺すようで無防備に外に出ようものなら肌がやけどを負ってしまいそうです。
とはいえ、まだ梅雨明けぬ地域にお住まいの皆さまに、今どきの沖縄の海をお届けいたします。やはり夏の海が一番!緊急事態宣言が明けるまで、しばし画像でお楽しみ下さい!

ザ・ブセナテ

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地域の生産者をみんなで支えよう!

地域の生産者をみんなで支えよう!

「私たちの胃袋を支えてくれた地域の生産者を支えよう!」
そう声をあげてくれた高校の後輩でシェフの上江田崇さんの想いに共感し、シェアいたします!
それぞれの地元で、地域で。大地の恵みをふんだんに取り入れた作物に誇りをもって、顔も見えない誰かのために一生懸命つくっている方の作物を選ぶ。生産者とのやりとりも楽しみのひとつですね。

生物の成長は止められません新型コロナウイルスは、私たちを苦しめただけでな

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バタフライピーが恋すると

バタフライピーが恋すると

「バタフライピー」を知ってますか?
大きく開いた花びらが蝶々(Butterfly)に似ていることから、後ろに豆(Pea)をつけたのが名前の由来のハーブです。最近、沖縄県内で栽培が増えていて手軽に生花が手に入るようになりました。デスクワークで目を使いすぎた午後のTeaTimeに、ちょっと沖縄のコバルトブルーの海を思い出したい時にもオススメのハーブ。そのバタフライが恋すると変化する色もお楽しみ下さい。

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