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私のバセドウ病(発症→寛解→再発→甲状腺全摘)闘病歴
’08年4月
バセドウ病発症
’08年5月
メルカゾールのアレルギーで全身蕁麻疹と40℃近くの発熱に見舞われ、10日間ほど緊急入院。プロパジールに切り替える
’10年11月
抗甲状腺薬(プロパジール)内服治療終了
’11年4月
寛解と診断される
’21年9月下旬
再発
’21年10月下旬
プロパジールの副作用で好中球減少(無顆粒球症)が認められる
抗甲状腺薬(プロパジール)使用困難とな
甲状腺全摘すると太るのか?
甲状腺を全摘すると太る…との情報がネット上に散見される。
実際はどうなのだろうか?
甲状腺全摘後2年3ヶ月経ったが、結論から言うと今のところ私は、幸い太らずに済んでいる。
それは食生活に気を配っている結果と言っても過言ではない。
私は以下を実践している。
✥食事内容や摂取カロリーに常に気を配り暴飲暴食はしない。
✥飲酒はしない。
✥就寝前2時間以内は食べない。
✥食事の際は野菜を先に食べる。
計画無痛分娩から途中で緊急帝王切開に切り替え無事に初孫誕生!
義娘が38週1日目で出産した。
体重3808g
身長52.2㎝
平均を上回る元気な子が誕生した
私にとっては初孫である。
義娘は里帰り出産であったが、息子が確実に立ち会えるよう計画出産にした。
出産日が決まった段階で息子は職場に休暇届を提出し、出産日の前日に義娘の実家へ赴いた。
また陣痛による体力の消耗を回避する目的で無痛分娩を選択し義娘は「計画無痛分娩」に臨んだ。
出産の前日に入院し、入
甲状腺機能亢進症状バロメーター!自覚症状も異常の早期発見に必要不可欠
バセドウ病患者にとって、定期的な採血による各種血液データの確認は必要不可欠である。
できれば毎日でも、自身の血液データを知りたいところだが、入院中でもない限り、残念ながらそれは叶わない。
採血による検査は2週間〜3週間ごとに、安定してくると1ヶ月ごととなる。
次の採血までの期間、甲状腺に関わる数値がどのように変化しているか、安定しているのか、気になるのが常である。
特に、発症(再発)当初か
甲状腺全摘手術を前に術前検査を受けた
甲状腺全摘手術を受けるまでの日々は、自宅から自転車で通える距離にある内科クリニックの主治医にフォローを依頼している。
甲状腺全摘手術の執刀医は、セカンドオピニオンを受けた甲状腺専門クリニックの主治医だ。
甲状腺専門クリニックと手術を受ける総合病院とは医療提携しており、執刀する主治医はこの総合病院の非常勤医師として活躍している。
甲状腺専門クリニックの主治医が用意して下さった紹介状と検査データ
バセドウ病の寛解中リバウンドで増加した体重が再発によって念願の理想体重に!もう二度とリバウンドしないために!
ヨウ化カリウム丸単独投与療法に切り替えた後も、ヨウ化カリウム丸の効果で甲状腺ホルモン値は基準値内におさまりキープできている。
しかし同時に、私の体重減少はストップし、増加に転じ始めた。
甲状腺機能が亢進していて、甲状腺ホルモン値が高い時期は、代謝が上がっているので食べても太らず体重は減少するが、投薬治療の効果により甲状腺ホルモン値が基準値内におさまって来ると、代謝が落ち着き体重減少もおさまって
過去の流産原因が抗リン脂質抗体症候群(APS)だった可能性
内科の主治医から『抗リン脂質抗体症候群』を過去に指摘されたことはないか、と問われた。
『抗リン脂質抗体症候群』?
私にとっては初めて聞く疾患名だった。
内科の主治医によると、私の過去の流産歴を見た外科の主治医が、この疾患への疑いと懸念を持たれ、確認と診断を申し送られたそうだ。
『抗リン脂質抗体症候群』の症状は色々とあるが、私はその中の1つ【妊娠合併症】だった可能性が、もしかした、らあるらしい
ヨガの呼吸法『1:2の腹式呼吸』で交感神経を宥め鎮める
私は10年前から、地元の小さなヨガ教室に通っている。
母世代のお姉様方とご一緒に、ゆったりとしたタイプのヨガに取り組んでいる。
ヨガを始めてから、不思議な事に寝付きが良くなり、初潮から続いていた月経不順が治った。
ヨガと出会う前は、布団に入っても色々と考えが浮かんで、気持ちが落ち着かず、寝付くのに1時間はかかるのが普通だった。
しかし、ヨガと出合い、ヨガの『1:2の腹式呼吸』を覚え実践すると
更年期障害とバセドウ病
バセドウ病の発症は13年前、40代に入った頃だった。
その頃、小学校の読み書かせボランティアの代表、授業サポートボランティア、PTA活動等で忙しくしていた。
ストレスも多かった。
発症当時の症状は、疲れやすい・動作時息切れ・のぼせ・発汗等で、なんとなく調子が良くない程度で、更年期障害が早めに来たのかなぁ…と気楽に考えていた。
明らかな体重減少はなく、眼症状がなかった事もあり、最初の診断は更年
ヨウ化カリウム丸単独投与療法を経て甲状腺全摘を意思決定した道すじ
ヨウ化カリウム丸単独投与を開始して4週間が経過した。
血液検査の結果は、TSH:0.018/FT3:3.46/FT4:1.34
3週間前のTSH:0.005/FT3:4.65/FT4:1.71と比較しても明らかに改善した。
FT3とFT4は基準値内になったし、TRAbも3.2→2.9と改善した。
ヨウ化カリウム丸単独投与療法の効果が確実に現れている事が判り安心した。
今回は、甲状腺外科医の
バセドウ病 抗甲状腺薬が使えなくなりヨウ化カリウム丸単独投与療法で一時凌ぎ
私は、抗甲状腺薬(プロパジール)の副作用で、好中球が563まで減少し無顆粒球症一歩手前まで行った。
その関係で抗甲状腺薬による薬物治療が困難となった。
そんな私に残された治療法は、アイソトープ治療と甲状腺全摘出手術の2択のみとなった。
アイソトープ治療は将来的に全身の発癌リスクが高まるとの研究結果が最近発表され、癌家系の私には不向き。身体に放射性物質(放射性ヨウ素)は入れたくないので除外し
バセドウ病について学ぶ事の大切さ
抗甲状腺薬での治療が困難となるまで私は、バセドウ病や抗甲状腺薬の副作用、様々な治療法に関しての理解が不足していた。
無顆粒球症という抗甲状腺薬の重篤な副作用も、ヨウ化カリウム丸単独投与という治療法があることも、自身が無顆粒球症に陥る一歩手前になるまで、恥ずかしながら知らなかった。
抗甲状腺薬での治療を断念せざるを得なくなり、アイソトープor手術しか自身に残された治療の道がないことを医師から告げ
甲状腺全摘手術を受ける病院の選定と決め手
手術を受ける病院を選択するにあたり重要視したのは以下の6項目である。
①通いやすい。
②予約制を導入している。
③受診当日に検査(血液・エコー)結果が判明する。
④手術までの通院回数が少ない。
⑤主治医(執刀医)とコミュニケーションが深められる。
⑥執刀医の手術件数が多く経験が豊かである。
リサーチを重ね①~⑥を満たす医療機関をリサーチした。
その結果、セカンドオピニオンを受けたクリニックに出
アイソトープ治療にするか甲状腺全摘にするかセカンドオピニオンを経て決めた
抗甲状腺薬が使用不可能となり、ヨウ化カリウム丸で一時凌ぎをしているが、ヨウ化カリウム丸での寛解は望めない。
そうなると残す治療法は、アイソトープで甲状腺を焼くか甲状腺を全摘するかの2択となる。
内科クリニックの主治医(甲状腺内科専門医)から甲状腺専外科専門医へのセカンドオピニオンを勧めらた。
内科主治医が事前に先方医師に電話して下さった上に紹介状持参だったので診察・検査がスムーズだった。
抗甲状腺薬(プロパジール)からヨウ化カリウム丸に切り替えて1週間経過
抗甲状腺薬(プロパジール)による副作用で好中球が激減し無顆粒球症一歩手前となり、ヨウ化カリウム丸単独投与療法に切り替えて1週間が経過した。
プロパジールを中止しヨウ化カリウム丸に切り替え後のデータは、TSH:0.005/FT3:4.65/FT4:1.71
プロパジール中止前のデータはTSH:0.006/FT3:6.12/FT4:2.43
それぞれの数値の改善から、ヨウ化カリウム丸の効果が出て