甲状腺全摘手術を受ける病院の選定と決め手

手術を受ける病院を選択するにあたり重要視したのは以下の6項目である。

①通いやすい。
②予約制を導入している。
③受診当日に検査(血液・エコー)結果が判明する。
④手術までの通院回数が少ない。
⑤主治医(執刀医)とコミュニケーションが深められる。
⑥執刀医の手術件数が多く経験が豊かである。

リサーチを重ね①~⑥を満たす医療機関をリサーチした。
その結果、セカンドオピニオンを受けたクリニックに出会えた。

私が出会ったクリニックは、総合病院と提携している。

入院は提携先の総合病院で、手術はクリニックの主治医が執刀してくれる。

手術後経過観察や入院中のフォローは提携先総合病院の医師と看護師により行われるが、その情報は逐一クリニックの主治医に伝達される。

退院後は、クリニックに戻り通院フォロー受ける。

私の手術で執刀して下さるクリニックの主治医は、執刀件数が多く経験が豊富。

手術を受ける上で私が最も心配していた「反回神経損傷」を招いたことは1度も無いとの事。

反回神経を損傷すると、声を出しにくくなったり、声がかすれたり、高い声が出せなくなったりするそうだ。

クリニックの主治医は「反回神経を損傷させないために私のような甲状腺専門の外科医がいるんですよ」とおっしゃって下さり、とても心強かった。

副甲状腺もできる限り傷付けず温存できるよう丁寧にオペして下さるとの事。  

希望通りのクリニックと希望を叶えてくれる医師と出会えて本当に良かった。

クリニック受診からオペ後までの流れ【まとめ】

①クリニック初診(セカンドオピニオン)

初診日に手術日決定。

②手術を行う提携病院で手術前検査

③クリニックで手術前オリエンテー ション

④手術前日、オペを行う提携病院に入院

※執刀はクリニックの主治医

⑤退院後はクリニックでフォロー

手術を受ける総合病院に足を運ぶのは、手術前検査日と手術のための入院日当日2回のみ。

総合病院へ足を運ぶ回数が少ないのは負担が少なくて助かる。


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筆者のバセドウ病闘病歴
2008年:バセドウ病発症→直ちにメルカゾール内服開始/同年:メルカゾール副作用出現→プロパジールに変更/2010年:断薬/2011年:寛解診断/2021年9月:再発にてプロパジール開始/2021年10月:プロパジールの副作用にて無顆粒球症→プロパジール中止しヨウ化カリウム丸単独療法へ変更/2022年1月末:甲状腺全摘出

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