見つからない物を探す時は
先日、会社の仲間と一緒にリレーマラソンに参加してきました。
前回の大会と違って中心部での開催だったこともあり、久々の大会を楽しみたいという思いからか、結構な数の人たちが集まっていました。
私たちは、「職場仲間」という部門での参加。
コロナ禍が始まる前も一度参加したのですが、今回のメンバーは若返りを図ったため、平均年齢はだいぶん下がりました。
とは言え、年齢の幅は20歳から70歳までとなかなかの広さ。
70歳のスタッフも普段から登山を趣味にされているだけあって、走り慣れていない20歳の子よりはハイペースで走られていました。
私はというと、何の練習もしてきていませんし、前日は昼から夜までずっと飲み続けていたため、浮腫み顔での参加。
権限を発揮して、70歳のスタッフも3周したというのに、私は僅か2周の計3キロ。
1周目は、身体のキレもそこそこあり、我ながら悪くない走りだったのかなと思ったのですが、アンカーとしての2周目は、走り始めた直後から両脹脛が攣りそうにピキピキなっており、気持ちとは裏腹に「とにかく棄権しないように走ろう」とセーブモードに。
とは言え、メンバーには現役の若手サッカー選手もいたために、あまり気負うことなく走ることを楽しめました。
流石に日頃の鍛錬の差は明確で、サッカー選手であるスタッフはひとりで5周走ってもケロッとしていましたから大したものです。
走り方を見ていても、慣れている人とそうでない人とは一目瞭然の差が出ますよね。
ところで、出走前にちょっとしたハプニングがありました。
リレーマラソンは、駅伝さながらにタスキをつないで走るのですが、タスキにタグが縫い込まれてあって、一定の地点を通過することで各々のタイムが計測できる仕組みとなっています。
ところが、スタート10分前になった時点でタスキが見つからなくなってしまいました。
少し前までは、長さを調整したり、初めて見る子たちに説明して手渡したりしていましたので、気軽な気持ちで探し始めたのですが、スタート数分前になっても見つからない事態に。
だんだんと焦って探す皆を尻目に、タイムリミットは来てしまい、結局第一走者はタスキ無しで走り始めました。
当然ながらタイムの計測はされません。
なんとか運営サイドに掛け合って、予備のタスキを貰い、周回遅れで計測開始。
まあ、トータルタイムで競いますから、実際はノーカウントで走ったスタッフの体力以外のロスはないのですが、出だしからつまずく出来事でした。
で、マラソンが終わってから分かったのは、応援に集まってくれたスタッフたちに貴重品の入った荷物を預けていて、その中からタスキを発見。
皆が必死になって探していた荷物は、参加メンバーの席に置いていた物だけであって、手渡した荷物はチェックされずに放置されたままだったのですよね。
よく、物が見つからない見つからないと騒いでいる人は、荷物を全てひっくり返して出すことなく、カバンに手を入れて中身を確認するだけで、そういった場合に限って、無くし物はカバンの底から出てきたりします。
今回の場合も、限られた時間という焦りもありましたが、一部の荷物に意識を取られてしまったがために、「全てを確認する」という大前提を怠っていたのが原因です。
ともあれ、元気なスタッフたちのおかげで、ハプニングを乗り越えてイベントを楽しむことは出来ました。
職場仲間部門で21チーム中20位と、ブービーであったという結果については、また違うところに要因があるわけで、次の大会に参加する時には私も少しは体調管理というか事前の準備をちゃんとしておかないと、とひとり静かに反省している次第です。
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