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理想と目的と目標の違い

今回のテーマは「理想・目的・目標」について。

それぞれ違った意味合いの単語ですが、いざ言葉にして説明をしようとすると、その違いを明確にするのはなかなか難しいものがあるかもしれません。

これらの単語は、一括りで言ってしまうと「未来に対しての意志」ということになります。

その上で、きちんとした順番があります。

まず理想とは何か。たとえば「理想像」という言葉があります。
「こうなりたい」「こうありたい」とイメージする最高の自分の姿です。
一生追いかけ続けて、それでも辿り着けない場所で輝き続けている、人生の指標となるものです。

次に目的。目的は理想よりは具体的に、実際に辿り着ける場所にあるもの。「目的地」という言葉があるとおり、具体的に到達できる、その上で極力理想に近いところにあるものです。

最後に目標。計画と言い換えてもいいかもしれません。これは目的に向けてひとつひとつクリアしていく到達点です。目標という点をひとつひとつクリアして線で結んでいくことで、ゴールである目的に近づいていきます。

登山であれば、山頂が目的で、「何合目」というのがその時その時で目指していく目標の位置となります。全ての目標はその先にある目的地、つまり山頂までへの道のりとなっています。次により高い目的の山に登るのだとすれば、今回の目的であった到達点は、次回の登山の目安(目標)になります。長い目で見ると、目的は通過した段階で目標へと変わります。

会社としてのありたいイメージを理想としたら、会社として到達したい具体的な理念が目的、そこへ辿り着くまでのひとつひとつの歩みが目標であり、日々や月々そして年間の計画でもあります。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

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