後藤

音楽、読書、映画の感想など。

後藤

音楽、読書、映画の感想など。

記事一覧

最低でも週2は

ついに妻の許可が出て笑、レコード・プレイヤーをリビングに設置。自宅でレコードを聴けるという生活が今月から始まった。おかげさまでとても楽しい。 何が一番楽しいか?…

後藤
6日前
4

良いお年を!

2020年最終日ですね。コロナで忘年会もできず、人にも会えず、年末気分も希薄です。皆様はどんな感じでしょうか? 画像は昨日家で聴いていたCD。音楽が気持ちを上げて…

後藤
3年前

姫野カオルコ「青春とは、」

「青春とは、」(2020年、姫野カオルコ著)読了。読んで良かった。 「謎の毒親」「彼女は頭が悪いから」と最近の作品しか読んだことがなく、これで読むのがまだ3作目程度…

後藤
3年前
1

今年の9枚

コロナにより1年前には全く想像もしていなかった社会に生きる日常。音楽への向き合い方が変わったとまでは言わないが、一期一会感が強まったというか、聴くなら真剣に聴こ…

後藤
3年前
1

たかが殺人じゃないか

「たかが殺人じゃないか」(2020年、辻真先・著)読了。今年の各ミステリー賞で大賞を獲得した、御年88歳という大ベテランの作品。終戦後の名古屋が舞台。中盤から登…

後藤
3年前
2

ザ・クロマニヨンズ「マッドシェイクス」

昨日土曜午前は子供の保育園のお遊戯会に参加。コロナ感染防止のため、観覧できる家族は1名のみ、入場整理券の事前配布など、例年とは違うさまざまな規制あり。まあほんと…

後藤
3年前
2

こもりびと

朝と夕方はだいぶ寒くなって冬突入という感じですね。今日は家族で近場を散歩したり、密にならないよう短時間の買い物をしたり。欲しかった本も何冊か買えた。  録画し…

後藤
3年前
1

藤井風「HELP EVER HURT NEVER」

藤井風(ふじいかぜ)。今年の5月にファーストアルバムを発表し、人気急上昇中の新人メジャー・アーティスト。23歳。名前も知らなかったが、知人が大変推していたのでサブ…

後藤
3年前
9

ジュディ 虹の彼方に

アメリカ大統領選挙、まだ結果出ませんね。とりあえず、トランプは終わりにしてほしい、それだけ!  「ジュディ 虹の彼方に」(2019年、ルパード・グールド監督)配信にて…

後藤
3年前
1

ブルース・スプリングスティーン「レター・トゥー・ユー」

仕事が終わらず、日曜日だが出勤。それでもまだまだ終わらない。コロナ以降いろんなことにいろんな影響が出て、ストレスと疲労が蓄積する。疲れますね〜。また円形脱毛にな…

後藤
3年前
2

ヒロトとマーシー関連書籍

ザ・ブルーハーツ結成35年ということで、いろいろ世間は盛り上がっているよう。画像はここ最近で買った書籍2冊。 左側はミュージックマガジンの最新号。「ヒロトとマ…

後藤
3年前
1

誕生日翌日にホアキン・フェニックスについて考える。

昨日誕生日でした。40代後半に突入!お祝いメッセージ等いただいた方ありがとうございます。体調面では、50肩になったり円形脱毛症になったりして驚いた最近でしたが、前者…

後藤
3年前
1

赤木りえ「魔法の国の魔法のフルート」

なんか一気に寒くなってきましたね。娘は修学旅行に今朝から出発。晴れて良かった。  最近はこれをよく聴いていた。赤木りえ「魔法の国の魔法のフルート」。今年6月に…

後藤
3年前
1

映画「ウェスタン・スターズ」

気に入らない学者・研究者を排除し、その批判に対してまともな説明を拒否し居直る強権体質の新政権。テレビなどの多くのメディアはまたも忖度をしているのか、論点ずらしの…

後藤
3年前
4

音楽映画としてもレベル高い!グリーンブック

体調は完全回復。おかげさまで休めた。明日から仕事頑張る。  週末なので何か一本観とくかと、配信にて「グリーンブック」(2018年アメリカ、ピーター・ファレリー…

後藤
3年前
3

コロナ社会でリトル・リチャードと音楽について想う

一瞬の発熱・体調不良にて帰宅をせよとの業務命令がくだり、お休みをいただき、水曜夕方より家に閉じこもる。  実際は当日熱もすぐ下がりまったく元気ではあるが、時節…

後藤
3年前
1
最低でも週2は

最低でも週2は

ついに妻の許可が出て笑、レコード・プレイヤーをリビングに設置。自宅でレコードを聴けるという生活が今月から始まった。おかげさまでとても楽しい。

何が一番楽しいか?聴くのはもちろんなんだけど、レコード屋に行くって行為がなんか一番楽しいのかも。休みの日、仕事帰り、空き時間。時間を見つけてレコード屋に行ってレコードを探す。なんかワクワクする。中毒性がある。買うとしても1000円前後の安いやつばっかりなの

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良いお年を!

良いお年を!



2020年最終日ですね。コロナで忘年会もできず、人にも会えず、年末気分も希薄です。皆様はどんな感じでしょうか?

画像は昨日家で聴いていたCD。音楽が気持ちを上げてくれます。

左上がコルティーホ・アンド・ヒズ・タイム・マシーン「コルティーホ」。1974年作。ボンバやプレーナというプエルトリコ音楽にロックやファンクやジャズの要素がぶち込まれ爆発するサウンドは、とても聴きごたえがある。そして

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姫野カオルコ「青春とは、」

姫野カオルコ「青春とは、」

「青春とは、」(2020年、姫野カオルコ著)読了。読んで良かった。

「謎の毒親」「彼女は頭が悪いから」と最近の作品しか読んだことがなく、これで読むのがまだ3作目程度なのにしかももう評価も十分に確立された作家なのに、お前はいまさらなにを偉そうに言ってるのかではあるが、姫野カオルコ、最も信頼できる小説家の一人であるとここで断言したい。明暗、喜びと哀しみ、くだらないことと真剣なこと、個人が生きている

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今年の9枚

今年の9枚

コロナにより1年前には全く想像もしていなかった社会に生きる日常。音楽への向き合い方が変わったとまでは言わないが、一期一会感が強まったというか、聴くなら真剣に聴こうという切実さは強くなった。選んだ9枚は何度聴いても自分に力を与えてくれた。9枚の中での順位はなし、です。

(画像、上段から左から右に)

1 赤木りえ「魔法のフルート」
2 友部正人「あの橋を渡る」
3 ブルース・スプリングステ

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たかが殺人じゃないか

たかが殺人じゃないか

「たかが殺人じゃないか」(2020年、辻真先・著)読了。今年の各ミステリー賞で大賞を獲得した、御年88歳という大ベテランの作品。終戦後の名古屋が舞台。中盤から登場する名探偵・那珂一兵シリーズという位置付けということではあるものの、実際は辻自身がモデルと思われる推理小説家志望の男子高校生が、物語の主人公。
 
「密室殺人はいかにして行われたか?」「解体殺人はいかにして行われたか?」という読者への

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ザ・クロマニヨンズ「マッドシェイクス」

ザ・クロマニヨンズ「マッドシェイクス」

昨日土曜午前は子供の保育園のお遊戯会に参加。コロナ感染防止のため、観覧できる家族は1名のみ、入場整理券の事前配布など、例年とは違うさまざまな規制あり。まあほんとに大変な世の中だよなーと、毎日毎日感じている。そしてあっというまに1年が終わろうとしている。

とても寒くて雨も降っているので、帰宅後は子供と二人で家で過ごす。レゴブロックで大きい家をつくったり、仮面ライダーセイバーのベルトで遊んだり。子

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こもりびと

こもりびと

朝と夕方はだいぶ寒くなって冬突入という感じですね。今日は家族で近場を散歩したり、密にならないよう短時間の買い物をしたり。欲しかった本も何冊か買えた。

録画していた「こもりびと」ようやく観た。NHKスペシャルの枠で先日の22日に放映されたドラマ。力作だった。特に主演の松山ケンイチの演技、目の動きとかの表情のつくりかたが素晴らしくてほんとに圧倒された。すごい役者。北香那さんの全力の演技もグッと来

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藤井風「HELP EVER HURT NEVER」

藤井風「HELP EVER HURT NEVER」

藤井風(ふじいかぜ)。今年の5月にファーストアルバムを発表し、人気急上昇中の新人メジャー・アーティスト。23歳。名前も知らなかったが、知人が大変推していたのでサブスクにて早速試聴。予想以上にはまり、CD購入。「HELP EVER HURT NEVER」全曲、藤井による作詞作曲。

シンプルで品のあるR&Bのサウンドに、「何なんw」「もうええわ」という、場違いな言葉がサビで乗っかってくる冒頭2曲

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ジュディ 虹の彼方に

ジュディ 虹の彼方に

アメリカ大統領選挙、まだ結果出ませんね。とりあえず、トランプは終わりにしてほしい、それだけ!

「ジュディ 虹の彼方に」(2019年、ルパード・グールド監督)配信にて観賞。

ジュディ・ガーランドの伝記作品。ハリウッド・スター・ジュディの不遇な晩年を描く。アメリカでは既に仕事がなくなっていたジュディが経済的理由で仕方なく出演することにした、ロンドンでの長期公演が映画での主な舞台。

ジュ

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ブルース・スプリングスティーン「レター・トゥー・ユー」

ブルース・スプリングスティーン「レター・トゥー・ユー」

仕事が終わらず、日曜日だが出勤。それでもまだまだ終わらない。コロナ以降いろんなことにいろんな影響が出て、ストレスと疲労が蓄積する。疲れますね〜。また円形脱毛にならなければ良いが笑。

先週から今日まで通勤と帰宅時はずっとこれを聴いて、自分を奮い立たせてました。ブルース・スプリングスティーンの新作「レター・トゥー・ユー」。クレジットを見ると、ゲストなしの純粋なブルース・スプリングスティーン&Eス

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ヒロトとマーシー関連書籍

ヒロトとマーシー関連書籍

ザ・ブルーハーツ結成35年ということで、いろいろ世間は盛り上がっているよう。画像はここ最近で買った書籍2冊。

左側はミュージックマガジンの最新号。「ヒロトとマーシー・私の3曲」と題したアーティスト11人の選とコメントが気持ちが入っていてめちゃくちゃ良い。クロマニヨンズのジャケットを当初から手掛けているデザイナー菅谷晋一さんのインタビューは、氏の言葉の深みがあってぐっと来る。表紙も勢いあり素晴ら

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誕生日翌日にホアキン・フェニックスについて考える。

誕生日翌日にホアキン・フェニックスについて考える。

昨日誕生日でした。40代後半に突入!お祝いメッセージ等いただいた方ありがとうございます。体調面では、50肩になったり円形脱毛症になったりして驚いた最近でしたが、前者は徐々に回復傾向、後者は完全復活笑と、なんとか元気でやっています。

画像は自分と同い年で生まれは4日違いのホアキン・フェニックス。先日配信で観た「教授のおかしな妄想殺人」(2015年、監督ウディ・アレン)より。

映画詳しくな

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赤木りえ「魔法の国の魔法のフルート」

赤木りえ「魔法の国の魔法のフルート」

なんか一気に寒くなってきましたね。娘は修学旅行に今朝から出発。晴れて良かった。

最近はこれをよく聴いていた。赤木りえ「魔法の国の魔法のフルート」。今年6月に発売された新譜。このアーティストの作品は今まで聴いたことがなかったが、過去作をサブスクで聴いてみたら良かったのと、何よりラリー・ハーロウがプロデュースという情報に心が躍り、今作購入。

1曲目のセッションから70年代サルサ全開の音で熱

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映画「ウェスタン・スターズ」

映画「ウェスタン・スターズ」

気に入らない学者・研究者を排除し、その批判に対してまともな説明を拒否し居直る強権体質の新政権。テレビなどの多くのメディアはまたも忖度をしているのか、論点ずらしの手助けと、政府と首相の陳腐なイメージアップに力を入れる。コロナで社会も個人も疲れきっている今みたいなときこそ、困っている国民の声を真摯に聞く政治が必要なはずなのに、なんでこうもクソな状況が続くのか。

日々の仕事や生活のストレスなども重

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音楽映画としてもレベル高い!グリーンブック

音楽映画としてもレベル高い!グリーンブック

体調は完全回復。おかげさまで休めた。明日から仕事頑張る。

週末なので何か一本観とくかと、配信にて「グリーンブック」(2018年アメリカ、ピーター・ファレリー監督)を鑑賞。さすがアカデミー賞受賞作、いやーすごく素晴らしい映画、観て良かった。実話に基づく物語。公民権運動真っただ中の1962年のアメリカで、黒人のピアニストのドン・シャーリーが人種差別が激しいアメリカ最南部をツアーする。主人公はその

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コロナ社会でリトル・リチャードと音楽について想う

コロナ社会でリトル・リチャードと音楽について想う

一瞬の発熱・体調不良にて帰宅をせよとの業務命令がくだり、お休みをいただき、水曜夕方より家に閉じこもる。

実際は当日熱もすぐ下がりまったく元気ではあるが、時節柄、密にならないように家でも半隔離。しかし同居の5歳児くんが「パパー、“め”って字どう書くんだっけ?」「パパー、仮面ライダーセイバーの戦いごっこやりたい」「パパー、YouTube止まったんだけど」「パパー、サクサクパンダ食べていいのー?」

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