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日常から得た気づきのメモを中心としたマガジン。 ブログ「すごいライフハック」へのエントランス。
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#監査法人

公認会計士修了考査に合格する方法

公認会計士修了考査に合格する方法

修了考査に合格するためにやるべきことはたったこれだけだ。

「試験休暇に入ったら、毎日TACの自習室で答練を必要な時間数解き続ける。」

とてもシンプルだが、これで合格する。

その理由を下記にて解説する。

予備校はTACにする修了考査は相対試験であるため、基本的にはみんなが得点する箇所を得点すれば合格するし、そこで失点すれば不合格となる。

その「みんなが得点する箇所」とはつまり「多数派が利用

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先輩に質問したら時間を奪っているとかいうクソ理論

先輩に質問したら時間を奪っているとかいうクソ理論

監査法人に入った頃に先輩に質問すると、「調書読んだの?」と必ず聞かれていた。

どういうことかと言うと、他人に聞く前に当然調べたんだよな?という意味だ。

まあ、他人に質問することで時間を奪うことになるという議論や、調べるという最低限の努力をした上で聞くという社会人のエチケット的な議論においては正論ではある。

とは言え、読んでもイメージが湧きにくいこともあるし、理解が浅くて誤解が生まれるかもしれ

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若くないと公認会計士になれないのか?

若くないと公認会計士になれないのか?

会計士の独占業務とは何か。

当然だが、監査である。

つまり、監査法人に入らなければ会計士である必要は全くない。いわゆる「二項業務」というものもあるが、それは会計士なくてもできる。

アドバイザリーや経理などをやっている人の反感を買うだろうけれど、究極的には監査をやらないのであれば、公認会計士になる必然性はないということだ。

また、大手監査法人は会計士の養成学校みたいなものなので、会計士として

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監査法人に就職して生き抜くことと、エスケープした方が良い人について

監査法人に就職して生き抜くことと、エスケープした方が良い人について

公認会計士を目指すぞ、という人が読むには少し早い(多分ピンとこない)が、論文式合格したぞというくらいの人にちょうど良い(それでも多分ピンとこないが知っておくべき)、筆者が重要だと思うテーマについて書いたのでシェアしておく。

監査法人の決め方まずは中小監査法人と大手監査法人のどちらが良いかというところだが、これは筆者の考えとしては大手監査法人が良いと思う。

監査をする上で非常に大切なポイントとし

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人生を変えた税理士の話

人生を変えた税理士の話

新卒で就職した証券会社で新規開拓営業をしているときに、証券税制の冊子の無料プレゼントの希望アンケート葉書を会計士・税理士事務所に送りまくっていたら、結構反応が良かった。

希望があった時は公認会計士・税理士の先生にアポをとり、持参しつつ証券口座の開設を粘るというスタイルだ。

すぐに口座開設してくれなくても、通い続けているうちに開けてくれる先生もいた。

そこで公認会計士や税理士がどういう仕事をし

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一般的な監査法人勤務の公認会計士の年収

一般的な監査法人勤務の公認会計士の年収



こちらが筆者が公認会計士になってからの年収の推移だ。

厳密に言えば、論文式試験に合格して監査法人で働き始めてからの年収になる。勤務先はいわゆるBig4のどれかである。

青色の棒が総支給額(額面)で、オレンジ色の棒が税・社保料控除後の差引支給額(手取り)である。

上司からの評価は「良い」〜「良い方」くらい(※「非常に良い」は取ったことがないことに注意)を推移してきており、「一般的な会計士」

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監査法人を辞めたときの話

最近今後のキャリアのことをめっちゃ考えてる。

筆者が思うに、キャリア選択って歳を重ねるごとに難しくなっていく。

なぜかというと、大学生の頃はほぼ何にでも分化してゆける可能性があるけど、一旦キャリアをスタートしてしまうと、前職の経験に縛られた転職がメインになってゆくから。

「何やろうかなぁ〜?」みたいな選択は最初だけで、どんどん「この中のどれを選ぶべきなんだ・・・」みたいな選択に追われるように

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