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全ての学びはあそびからマガジン(Ryosuke)

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”全ての学びはあそびから” 保育士&株式会社F.C.CHILDを務める、私(Ryosuke)が 日々の子どもとの生活やあそびの中で感じたこと、個別運動支援をしている中で気づいたこ… もっと読む
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記事一覧

#47:「ありがとう」溢れていますか?

#47:「ありがとう」溢れていますか?

今回のテーマは

「ありがとう溢れてますか」

というテーマでお話しさせていただければなと思います。

この内容を話すきっかけですが

先日、「子ども肯定的に捉える力」というテーマで

お話しさせていただく機会がありました。

その中で考えたことがありまして

日々の保育の中で”ありがとう”のような

肯定的になる言葉掛けは非常に大事ではないかと思っていて、

それを意識しだしたら、自然とクラスの

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#45:子どもとの手遊びや歌から応答的な関わりが広がる

#45:子どもとの手遊びや歌から応答的な関わりが広がる

今回は

「子どもたちとの手遊びや歌から応答的な関わりが広がる」

というテーマでお話しさせていただこうと思います。

これは1歳児のクラスでのお話です。

乳児さんって結構歌とか好きなんですよね。

手遊びとかいろんな方が動画に上げてくださったりしてると思いますが

その中で『アンパンマンの手遊びをしたい!』と子どもから出たので

何気なく壁際で1、2人に対してアンパンマンの手遊びをやり始めま

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#37:ポジティブシンキングで知っているべきこと

#37:ポジティブシンキングで知っているべきこと

今回のテーマは『ポジティブシンキング』についてです。

最近、一緒に働いている先生や後輩など

いろんな人の話を聞いていて

『ポジティブシンキング』と言うワードが多くでてきたので

『ポジティブシンキング』ついてお話しできればいいかなと思います。

要はポジティブシンキングとは”物事を肯定的に捉える”という言葉なんですけど

『プラス思考』という言葉で言い替えられることが多いです。

世界的には

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#33:限られた環境の中でできることを考える

#33:限られた環境の中でできることを考える

今回は、「限られた環境の中で何ができるかを考える」というテーマでお話ししたいと思います。

僕がこのテーマを選んだ理由は、
最近いろんな人の話を聞く学びの機会がすごく増えている中であった話なのですが、

理想は一家平屋建ての園舎があって、園庭があって、という建物。
実際それって素晴らしいですよね。各クラスのコミュニケーションの見渡しが良く、隣のクラスとの交流がすぐできる状態の平屋、なおかつ園庭があ

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#31:2歳児のしっぽとりのあそび実践

#31:2歳児のしっぽとりのあそび実践

今回は、2歳児クラスで行った”しっぽ取り”あそびの実践について
お話ししたいと思います。

現在僕はパート非常勤として保育園で働いますが、
担任の先生が休むとそのクラスのお手伝いに入ることが多く
活動も共にすることが多くなります。

先日2歳のクラスに入った際
”しっぽ取り”のあそびを活動に取り入れたいという担任の先生の意向があったので
それをお手伝いするような形で入りました。

「どのような流れ

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#29:「おーちおちた」の実践で考えたこと

#29:「おーちおちた」の実践で考えたこと

今日は幼児クラスの「おーちたおちたなーにがおちた」の遊びについてお話しできればなと思います。

これは実際に僕が行った実践の話です。

おやつの時間の前になかなかおやつが来ないと言う事件が起きまして
でも子どもたちは、手も洗って座って待っている状態。
そんな時にクラスを任され、ちょっとなにかしないとまずいなぁと思い、

それが結果的に子どもたちの生活する環境が落ち着かなくなってしまったりという姿も

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#22:0,1歳児におけるあそびの環境設定について

#22:0,1歳児におけるあそびの環境設定について

今回は、0,1歳児における遊びの環境設定について、
実際に僕が実践していたことをお話しさせていただければと思います。

新園で働かせて機会が多いのですが、 新園というと
おもちゃが少なかったり、 ジョイントマットの数が少なかったりなど
少し遊びのスペースを確保し、分けてコーナー作りをしていくということが
なかなか難しい環境にはあると思います。

僕がすごく気になる、すごく見るような光景なのですが

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#19:待つことよりも楽しい時間を

#19:待つことよりも楽しい時間を

今日は、
”待つことよりも楽しい時間を!”
というテーマでお話しさせていただきたいと思います。

昔から感じていたことなのですが、
例えば、ゲームを保育中に取り入れる際に
しっぽ取りや鬼ごっこなど、その時に捕まった子が
なぜか線を引いた部屋の中で「待つ」。という

「待つ」スタイルのゲームのルール作りってあると思います。

「待つ」ことに一概に否定するわけではないですが、
工夫次第では、待つ時間を

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#13:0歳児クラスであった歌・絵本に関するエピソード

#13:0歳児クラスであった歌・絵本に関するエピソード

0才児のクラスでのエピソードのお話です。

よく0歳児クラスに入ると、歌を口付さんだり、
優しい声掛け:マザリーズという養育者掛ける言葉掛けを大事にしています。

最近は、
「のりものあつまれ」という歌をよく歌います。
「のりものーあつまれーいろんなクルマーどんどんでてこいはたらくクルマー♬」

この歌を歌うと、子どもが車の図鑑をもってきて
ページを開いて「これだよ!」教えてくれます。

すごいで

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#11:0歳児の音楽と運動のあそびの実践について

#11:0歳児の音楽と運動のあそびの実践について

今日は、0歳児での保育実践です。

ハイハイ遊びや
リトミックで一時期話題になった、両生類の動きなど

どのように0歳児でも展開できるか実践したお話になります。

○ハイハイ遊びについて

ハイハイは、体幹や歩行に移行する上でもすごく大事な動きです。
ハイハイがしっかりできていないと、幼児期になってもバランスが悪く、倒れてしまったり、ころんだ時に手がつけなっかたりなど影響がとても大きいです。

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#10:歩き始めの子がどのように歩行を楽しむことができるか

#10:歩き始めの子がどのように歩行を楽しむことができるか

今回は、0歳児の歩行について。

歩き始めの子どもたちが練習という形ではなくて
どのようにして歩行を楽しむことができるのか
のお話ができればなと思います。

これは、実際に0歳児のクラスに入ったときに実践している方法になります。

歩き始めで歩かないといけないから、歩く練習をしようと言って
両手をもって、補助をして歩くという形あると思います。

実際に喜んでいる子どもは喜んでいるし、
ただ逆に

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#5:周りの環境は自分で変えるしかない

#5:周りの環境は自分で変えるしかない

今回は、”周りの環境は自分で変えるしかない”
という個人的な思いを込めたテーマでお話していきます。

僕が保育士として働きながら起業し、正社員をやめて、
パートとして保育士を続けながら、
体操教室を開いたり、個別の運動支援を行ったり、
今までの保育士人生とは少し違う形でお仕事させて頂いております。

まずは、自分の手の届く範囲で、目の前の人たちのためにできることを意識して普段から活動しています。

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#4:ボールあそびから得られる2つの事

#4:ボールあそびから得られる2つの事

感触遊びも含め楽しめるようムニムニ感のつよいピラティスボールについて。

ちなみに、ミニサイズのバランスボールのことをピラティスボールと呼びます。

上に座ってバランスを取りながら、体感維持や姿勢維持のトレーニングに使われたりします。

https://www.toeilight.co.jp/products/h9345/

このピラティスボールは、普段触ったことないような素材感で
初めて触ったと

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#3:「全ての学びはあそびから」への想い

#3:「全ての学びはあそびから」への想い

今回は、自分の人生と会社のコンセプトでもある
「全ての学びはあそびから」について思いを綴ります。

F.C.CHILDという会社名ですが

”今と未来のこどもたちのために” という意味合いを込めています。

●「全ての学びはあそびから」をコンセプトにした2つの理由は

1.子どもたちと過ごし、発達を捉えていく上で”あそび”の価値が大きいこと
2.子どもの周囲にいる大人が環境を作っていく中で大人自身

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