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#33:限られた環境の中でできることを考える

今回は、「限られた環境の中で何ができるかを考える」というテーマでお話ししたいと思います。

僕がこのテーマを選んだ理由は、
最近いろんな人の話を聞く学びの機会がすごく増えている中であった話なのですが、

理想は一家平屋建ての園舎があって、園庭があって、という建物。
実際それって素晴らしいですよね。各クラスのコミュニケーションの見渡しが良く、隣のクラスとの交流がすぐできる状態の平屋、なおかつ園庭があってみんなが遊べる状態。

実際この環境があればいろんなことができると思いますが
しかし実際都内では、園庭がないところだったり、ビルインのところだったり
そんな環境もあったりすると思うんですよね。

では、その中で散歩や室内遊びをする際に限られた環境の中で何ができるのか
子どもたちの成長の最善の利益のために何ができるのか
を考えていく、工夫してやっていく考え方は1つ必要なことなのかなと思っています。

普通に平屋で園庭があってという園の先生たちは、その園の先生たちならではの環境の悩みがあるし
園庭がない環境でお仕事されている先生たちの悩みもまた環境設定としていろんな面での違いがあると思うので、

一概に保育士の仕事の標準化ってなかなか難しい。
そもそも条件が違うのでちょっと難しいのかなと言うところも最近感じていて、

だからこそ園に合ったやり方、目の前の子どもたちに合っている環境
できる限りの環境の中で保育者がどのような保育環境設定をしていけるか
そういった意識を持つことがすごく大事なのかなと思いました。

では、ないからって増やすことができるけれども
その環境の中でやる、その条件の中でやることが前提であれば
その前提条件からどれだけプラスに転じる内容を考えることができるか
そこをちょっと捉えていくことが根本的な問題として感じています。

その根本的な問題を持っていても、個人個人の差があったり、思いの強さだったり、学ぶ姿勢であったり
それらは個性も含めてどのようにすり合わせて、共有していくか
のところが一つ難しいところで

僕自身も今人間的な部分の自己成長を促すためにどのようなアプローチがいいのか。その中で楽しさとはなにかというところを伝えられるような
人間関係の構築だったり、マネジメントだったりの考え方と

それぞれの子どもたちの個性を尊重できるように
先生たち自身の性格や考え方や価値観など、組織内でできる範囲での保証をしていく必要があるのかなと。

ですので、やはり限られた環境の中でどのように工夫ができるのか
職員間で共有したり、子どもたちと共有したりしながら生活できるかがすごく大事なのではないかと最近様々な方の話を聞いて感じています。

きっと人間的なところの課題は長い時間をかけても理解できるかどうかわからないところではありますが、できることを精一杯行っていく必要があるのかなと思います。

少しでも参考にしていただければうれしいです。

エピソード by りょうすけ

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