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#対話
対話はいかにして可能か?
争いが認識の違いから生じるものだと考えると、本来的には、認識の違いは、相互理解に基づいて、相互の特性を認め合うことができれば、争いではなく、相補性によってお互いの足りないところを補い合うことができるはずで、それをわざわざ排他的に争いの認識に切り替えることによって、認識論的には不要であるはずの争いという対立認識をわざわざ発生させ、協調的関係を対立関係に切り替えていることになる。
被害があったと言い
代表制間接民主主義の限界
独裁対民主の構図が作られる中、民主主義は理想的として語られがちであるが、私の目から見れば、少なくとも代表制の間接民主主義には、様々な点で限界が見られるようになっていると感じる。それについて論じてみたい。
まず、民主主義というのは対話によって成り立つのが理想ではないかと感じるが、代表制の間接民主主義、特に顕著なのは小選挙区制度であるが、一つの選挙区から一人しか代表が選ばれないとなると、候補者同士の