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教員を辞めて、4/1からnoteを始めた理由。#教師のバトン
教員を辞めたことを報告をすると「もったいない」と言われます。私も「もったいない」と思います。でも、「もったいない」が指すものは、おそらく異なります。
“もったいない” から教員を辞めました。 今でも、教員は天職だと思っています。
まさか退職するとは、【4/12 教員生活で最も幸せを感じた日】の「教員をしている自分が好き」だった私は、予想もしなかったはずです。
最後に勤めた学校では、教員
先生のキャラづくり。 #教師のバトン
経験を積む中で、教員としてのキャラが豊かになり、演じられる幅が広がりました。厳しさ、ポンコツさ、熱血さ、冷静さ、そしてユーモア。その時々で求められるキャラを出せるようになり、私自身もどんどん変わりました。だから教員は面白い。
はじめは、隙を見せない厳しい先生。 初任の頃は、厳しい先生キャラでした。ナメられたくないから、隙を見せないように厳しくすることがラク。キャラというよりも、引き出しが少なく
「何でも聞いてください」の心強さ。 #教師のバトン
着任する先生に伝えていた言葉。
「学校のことでわからないことは何でも聞いてください。まだ分掌や名前を覚えてないと思うので、誰に聞けば解決できるかを、お伝えします(笑)」と。
初任の時に、「(特学のことは)分からないから聞かないで」と言われた悲しさ・悔しさ・不安から、私は初任者はもちろん、異動してきた先生に「何でも聞いてください」と先に伝えるようにしていました。
私が解決できないことは、「
1年生最後の日に。#教師のバトン
1担の楽しいところは、教師も生徒もお互いに真っ新な状態でスタートできるところ。
クラス替え後の2担は、教師も生徒もお互いに先入観を持っている。
1担の辛いところは、どんなに素敵な学級になっても解散するところ。解散の日は、幸せだけど寂しい。
卒業する3担も、解散は解散だけど、寂しさよりも喜びが大きい。卒業の日は、嬉しくて幸せな日になる。
私が1年生最後の日に、必ず言っていた言葉。
「お互い、忘
面接練習での失敗。 #教師のバトン
面接練習のオリエンテーションで、学年主任から突然の指名を受け、デモンストレーションをしたことがあります。
その時、ドアを閉める時の手の添え方を指摘され……。
そのおかげで(?)その学年の生徒たちはドアの開け閉めはとても丁寧でした。
ところが!
受験を終えた生徒からの感想は
「先生!ドアが学校と違いました!」と。
学校は、教室も職員室も引き戸でした。
(音楽室はドアノブがある扉)
その生徒
免許外教科担任の悩み。 #教師のバトン
文科省と管理職の方に読んでいただきたい!
文科省と管理職の方に知っていてほしい!!
と思うことを書きます。
悩み①「誰かが担当しなければ」免許を所有する教員がいないのだから、誰かがその教科を担当することになります。
転出入者が決まると、免許所有者がいない教科について職員室内は「次は誰が……」とそわそわします。
打診されて「ショックだった」と言う先生もいました。
その気持ち、分かる気がします
推薦入試でなければならない理由は? #教師のバトン
地域性なのか、時代なのか。
私の中学時代には、推薦入試を受験したクラスメイトは一人もいなかったので、教員になってから推薦希望を口にする生徒の多さに戸惑いました。
推薦入試を希望する理由は?学校長による推薦を希望する生徒に理由を尋ねました。
「推薦なら、2回受験できるじゃないですか!」
「筆記は自信がないんで」
「早く決まったほうがラクそう!」
「高校から推薦の話きたんで!」……と。
気持ち
学校祭での3年生の役割。#教師のバトン
もう学校祭の時期は過ぎてしまったでしょうか。
学校祭の成功を握るカギは、各学級、各部門、生徒会の頑張り以上に、3年生の役割だと思っています。
「しっかり鑑賞しよう」よりも大切なこと私が抱いていた中学校の学校祭のイメージは、自分の椅子に座って、各学級または各部門の発表を「しっかり鑑賞しよう」というものでした。私が中学生の時がそうでした。喋らず静かに、発表を見ようね、と。
教員になってからも、生徒
金八先生の朝の会に憧れて。 #教師のバトン
3年B組金八先生を見ていた中学生の頃、
「佐藤〜!」「ハイッ」 「鈴木〜!」「はーい」
「髙橋〜!」「はいッッ」 「田中〜!」「はぁい」
みたいな朝の会に憧れていました。
私が中学生の時は出席確認なんてなかったし、毎日担任に名前を呼ばれたくない年頃だったような気もしますが……いいなぁと思っていました。
一瞬だけど貴重な時間教員になってずっと学級担任をし、そのほとんどで「朝の会で生徒の名前を呼