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学校祭での3年生の役割。#教師のバトン
もう学校祭の時期は過ぎてしまったでしょうか。
学校祭の成功を握るカギは、各学級、各部門、生徒会の頑張り以上に、3年生の役割だと思っています。
「しっかり鑑賞しよう」よりも大切なこと
私が抱いていた中学校の学校祭のイメージは、自分の椅子に座って、各学級または各部門の発表を「しっかり鑑賞しよう」というものでした。私が中学生の時がそうでした。喋らず静かに、発表を見ようね、と。
教員になってからも、生徒には「しっかり鑑賞しよう」と声をかけていたと思います。合唱コンクールでも、鑑賞態度が審査に関わるよ!と。……今となっては、そこまで指導する必要あるのか?と疑問ですが。
それよりも。
ある年のこと。尊敬する生徒指導部長が学校祭当日、開始前の全体指導の中で話した言葉は、「3年生が頑張るのは、盛り上げること」でした。
正直、予想外の言葉でした。
3年生の盛り上げムードが成功に繋がる
その心は。
1・2年生に対しては「練習通りにいかなくても、失敗しても、3年生が温かい拍手をくれるから大丈夫だよ」というメッセージであり、3年生に対しては「発表の内容に関わらず、楽しめるか楽しめないかは、自分次第です」というメッセージだったように思います。
受動的に鑑賞するか、能動的に鑑賞するか。
学校祭の内容が毎年少しずつ変わる中で、鑑賞する側にも変化を求める。終わってみたら、納得の言葉でした。
自分自身が楽しもうとするか、誰かが楽しませてくれることを期待するか。
生きていく上でも、心の持ちようで変わりますよね🍀
読んでいただきありがとうございました✨
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