防災教育の難しさ。#教師のバトン
初任の時の失敗。確か道徳の副読本に阪神淡路大震災のことが載っていました。もう10年以上も前の話です。
当時の中学1年生は、阪神淡路大震災を知りませんでした。彼らが生まれる前の出来事だから、当然です。
ところが、私もその時の授業者も、そのことに気付いたのは授業中でした。
震災の話を聞く雰囲気が、学生時代に自分が経験したものとは違ったのです。
“記憶にない” 子どもに伝える難しさ。昨年度の1年生。
東日本大地震から10年が経ち、あの時は…といっても、彼らは成長過程で知ったこと