見出し画像

名前を呼ばれたら、返事をしよう!#教師のバトン

「◯◯さん」「はい」

 授業中、挙手でも指名でも、「◯◯さん」と呼んだら「はい」と返事をしてから答える。これはしつこく指導しました。

 授業では、できます。先生からの指名なら、できます。ところが、学級会だったり朝の会や帰りの会だったり、生徒からの指名だと返事を忘れてしまいます。大人が相手だから返事をするのではなく、名前を呼ばたら返事をする。これは社会生活でも大切だと考えます。


「はい」この一言だけで、印象が変わります。


入学式、卒業式での呼名

 入学式の新入生呼名で、全員が大きな声で「はいッ!」と返事をした学年がありました。(担当の先生が、小さな「ッ」と「!」をいれると良い!と指導してくれました。素直な子どもたちです。)
 担任として呼名する順番を待つ間、ドキドキ、ワクワク。あんな気持ち、初めてでした。生徒下校後、職員室でも「素晴らしい返事だった。1年生、楽しみだね」と、他学年の先生方からも声をかけられたほど。忘れられない入学式です。

 その学年は卒業式の返事も素晴らしかった。全員がマスクをしての卒業式。保護者は別室にて中継を見る。「カメラ越しに、保護者に届く声で返事をしてほしい」とだけ話をしました。会場に保護者がいて、生の声を届けられなかったことが悔しい。


「はい」たった一言だけど、伝わる想いがあります。
心が疲れた時には彼らを思い出して元気をもらっています。



読んでいただきありがとうございました🍵



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?