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2021年9月の記事一覧

盆踊りに学ぶ体験のデザイン

盆踊りに学ぶ体験のデザイン

少し前に盆踊りに行ったんですが、すごく楽しかった。
引っ込み思案なはずの日本人が老いも若きも関係なくみんなで踊り狂う姿は、間違って天国の敷居を跨いだかなぁ?と思うような不思議な光景でした。いろいろ観察していると、参加者の楽しむ姿勢を引き出すためにいろいろデザインが埋め込まれているなぁと感じたので、その忘備録です。

●ハレの世界に入るための導入そもそもは盆踊りに行く予定があったわけではなく近くの公

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Quick Pollを使ってDiscordでアンケートを作ろう

Quick Pollを使ってDiscordでアンケートを作ろう

こんにちは、Quick Pollの開発と運営を行っているGrapeColorです。
この記事ではQuick Pollの導入方法から基本的な使い方までを、簡単にご紹介します。

基本編: Quick Pollとは何かQuick PollはDiscordで簡単なコマンドを使って、選択式のアンケートを作成できるBOTです。
各選択肢に票を募って、多数決をとることがきます。

BOTとはユーザーの操作に応

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机の上から物を減らしたい… その結果は

机の上から物を減らしたい… その結果は

机の上から物を減らしたい… 衝動的にそう思ってしまった私はまず現状を把握することに。

うーん… スペースこそあるものの、まだまだいらないものがある。
理想はゼロだ!という強い気持ちで行動しようと、まずは机の上の物をできるだけ退けてみた。

本当はデュアルディスプレイを支えている柱2本も奥のラックに取り付けたかったのだが、固定器具の関係で無理だと分かった。その時点でだいぶ心が折れていたが、それはし

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『THE FEARLESS FLYERS 解体新書』(1)どこよりも詳しいフィアレス・フライヤーズーー僕らの3度目のライブ会場は、マディソン・スクエア・ガーデンだった

『THE FEARLESS FLYERS 解体新書』(1)どこよりも詳しいフィアレス・フライヤーズーー僕らの3度目のライブ会場は、マディソン・スクエア・ガーデンだった

KINZTOのDr.ファンクシッテルーだ。今回は「どこよりも詳しいVulfpeckまとめ」マガジンの、30回目の連載になる。では、講義をはじめよう。

(👆Vulfpeckの解説本をバンド公認、完全無料で出版しました)

今回は――フィアレス・フライヤーズ(THE FEARLESS FLYERS)について、どこよりも詳しく解説していく。

全2回の更新、今回はバンドのメンバーやサウンド、ライブに

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894%パワーアップ!!!?  新版 『ラララうちゅう』

894%パワーアップ!!!? 新版 『ラララうちゅう』

こんにちは!ボードゲームデザイナーの山田空太です。

今回は、もうすぐ発売予定の「新版『ラララうちゅう』が断然パワーアップして帰ってきました」というnoteです。『ラララうちゅう』は同じ星(色)の宇宙人を集めるセットコレクションのゲーム。今回は概要について。もっと詳しい内容は、こちらに書いています。

↓”新版『ラララうちゅう』のちょっとマニアックな制作記録”↓

『ラララうちゅう』 は、こんなゲ

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反対されると怒る人への対処法(コミュニケーションのヒント)

反対されると怒る人への対処法(コミュニケーションのヒント)

質問結城さんへ。

私は立場上、誰かと議論することが多いです。

議論相手の中に「反対意見を言われると怒る人」がいます。反対意見の内容が気に入らないというよりも、批判・指摘されること自体が気に入らないようです。

私はこういう人と、組織の利益を考えて議論する方法がわかりません。その人は「組織をより良くすること」よりも「自分の主張を通すこと」を大切にしているからです。

結城さんから何かアドバイスを

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倉下忠憲はこんな活動をしています

倉下忠憲はこんな活動をしています

普段はこんな活動をしています。

書籍を書いています。ビジネス書・実用書・知的生産の技術書などをよく書いています。現代を生きる人が、少しでも「生きやすさ」を手にできるように、そのお手伝いができたらいいとな考えています。

最近の著作はこちら。

実用書だけでなく小説も書いています。

セルフパブリッシングでも本を出しています。「自分で本を作って、自分で売る」というセルフパブリッシングも行っています

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技術記事書く上でもユーザー視点を身につけれるのでは?

技術記事書く上でもユーザー視点を身につけれるのでは?

記事の背景これからできるだけ技術記事を書いていきたいと思っていて
記事を書く上でただ書くだけでなく、もっと文章の質や読む人を意識した記事を書いたらユーザー視点を考える練習になるのではと思って今書いてます

一旦技術記事を書こうと思った背景は以下のような課題があるからです。

課題

- 技術的な成長が止まっている気がする
現状スタートアップでフロントエンド兼デザイナーとして働いていて新しい技術を取

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プロサーと私について

■ 入会前の不安・本当にプログラミンができるようになるの?
・完全に未経験でもいける?
・代表(@MSmurash)怪しくない?
・高いんじゃないの?
・サポートあるの?
・本当に暑い人が多いの?
・良いスクールだと思うけど、続けていく自信がない・・・

新しい団体に入るのって凄くエネルギーが必要ですよね。
ましてやネット経由だと疑心暗鬼が凄くなるのも分かります。
僕はプロサーに13期(2020年

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第一回:情報整理とはなんぞや

第一回:情報整理とはなんぞや

「情報整理」という言葉は、近年よく聞くようになった。Amazonで検索すると、類するタイトルの本はいくらでも見つかる。どうやら情報整理に関するノウハウはもりだくさんあるらしい。

一方で、「じゃあ、そもそも情報整理って何?」と尋ねられると途端に答えに窮することになる。「えっと、情報を、整理すること?」と安直な答えを疑問系で返すしかなくなる。

漠然となら「情報整理」とは理解できるが、具体的にはそれ

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ゲーム規制とゲーム依存について

ゲーム規制とゲーム依存について

昨日9月18日(金)、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」に出演させていただきました。出演コーナー自体は「番組の一週間を振り返る」というものでゲームの特集とかではなかったんですが、前日の木曜日にゲームジャーナリストのJiniさんが「香川県と中国のゲーム規制について」というテーマでお話されていたので、それをうけるかたちで僕の考えも少しお話させていただきました。

Jiniさんのお話の主旨は、「ゲ

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新版 『ラララうちゅう』 ちょっとマニアックな制作記録

新版 『ラララうちゅう』 ちょっとマニアックな制作記録

こんにちは!ボードゲームデザイナーの山田空太です。

今回は、今秋発売予定の新作:新版『ラララうちゅう』の、ちょっとマニアックな制作過程の記録です。ルールやアートワークの細かなところについて書いています。

ゲーム概要につきましては、こちらのnoteをぜひどうぞ。

1. もともとのコンセプトのようなものとゲームのメカニクス
さて、新版の前に初版『ラララうちゅう』のことをちょっと書いておきます。初

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人狼ゲームが好きで好きで嫌いだった話

人狼ゲームが好きで好きで嫌いだった話

人狼ゲームを始めて8年が経った。

つまり、小学生が成人式を迎えてしまっている。

私の身長は1cm伸びた。

自分の周りのプレイヤーと比べると、おばあちゃんと言えるくらいには長い期間続けていると思うけど、私は、人狼歴9年目に入った今、一番人狼ゲームが楽しいかもしれない。

【厄介な3年目】

私は人狼人生において、もっとも厄介な時期は3年目だと思っている。人狼歴3年目は、人生の節目で例えると、「

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