倉下忠憲

物書きです。ビジネス書とか、ライトノベルとか、ブログとか、有料メルマガとか書いています…

倉下忠憲

物書きです。ビジネス書とか、ライトノベルとか、ブログとか、有料メルマガとか書いています。 Blogは http://rashita.net/blog/ メルマガはhttps://note.mu/rashita/m/mca89ee3c2e93 です。

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倉下忠憲の活動に興味を持って応援してくださる方向けのサークルです。その日の作業記録などを毎日掲示板に投稿していきます。適当にコメントいただいても、ROMでも構いません。

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  • 倉下忠憲のWRM 「読む・書く・考えるの探求」

    本の読み方、文章の書き方、何かについての考え方。その実際例を、舞台裏を含めてお見せしています。本を読むのが好きな人、文章を書くのが好きな人、何かを考えるのが好きな人が楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。毎週月曜日配信。

  • Knowledge Walkers

    知的活動全般に関するちょっとした話題をお届けします。

  • 倉下忠憲『思考を耕すノートのつくり方』

    2023年11月発売の『思考を耕すノートのつくり方 自分の知的道具を手に入れる』に関する投稿を行います。

  • ライトなエッセイ集

    軽めのエッセイ集です。

  • タスク管理Magazine

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    タスク管理系、GTDの記事をまとめていきます。

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    「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門 (星海社新書)

    倉下 忠憲
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    倉下 忠憲

最近の記事

情報として読む、古典として読む

前回の記事では、本を通してその奥にある考えをつかまえることの大切さを紹介しました。 今回は引き続き『読書と社会科学』から、読書についての姿勢を紹介します。 二つの読み方 著者の内田さんは、根本的に性格の違う二つの「読み方」があると提示されます。 情報として読む 古典として読む ポイントは、「〜〜を読む」ではなく「〜〜として読む」となっているところ。一見よく似た表現ですが、込められている意味合いはずいぶん違っています。何を読むかではなく、どう読むのかに注意を向ける表

    • 『思考のエンジン』第十二章「マニエリスムとアカデミズム」のまとめ

      『思考のエンジン』第十二章のまとめです。章のサブタイトルは「ハイパーメディア・ライブラリーとライティング3」。つまり前々章、前章の続きで、本書の最後の章でもあります。 この章には何が書かれているのか? マニエリスムというルネサンス後期の美術形式を起点とし、その様式的特性をブリッジにして現代のアカデミズムの状況とその未来のビジョンが提示される。 また、そうした「新しい大学/学問」の中で、「ハイパーメディア・ライブラリー」や「書くこと/ライティング」がどのような意味を持つの

      • 付箋の基本的な使い方

        付箋は、便利ツールです。使い方もよりどりみどり。 今回は、基本の使い方を三つ紹介します。 リマインダー一番イメージが強いのが、この使い方かもしれません。ディスプレイや机の上に付箋を貼っておくことで、書かれた内容を忘れない(というか思い出せる)ようにする工夫です。こういうのはリマインダーと呼ばれたりします。思い出させるもの、汝の名は付箋。 読書の途中で気になるページにペタペタ貼っていくのもこの使い方ですね。自分が気になった個所を「リマインド」しようとしているわけです。

        • ウィークリー問題 / Notionで完璧な蔵書管理をするとしたら? / リストの階層構造

          はじめに ポッドキャスト、配信されております。 ◇第百五十五回:Tak.さんとデジタルの情報整理について 作成者:うちあわせCast ◇BC094 『熟達論』 | by goryugo and 倉下忠憲@rashita2 | ブックカタリスト うちあわせCastでは、デジタルツールにおける情報整理について検討しました。案外に難しい要素を含んでいる問題です。 あと、去年と同様に「うちあわせCast募金」をつのっておりますので、よろしければご検討ください。 ◇うちあ

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        メンバー特典記事

          新サイト構築日記1日目〜3日目

          2023年3月1日「そうだ、三月だ」と急に思い立って、ドメインを取得。「今年中にはサイトを作ろう」と思っていたのに、もう3月。これは動き出さないと。

          ¥100

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        記事

          "【最大60%OFF】Kindle本 スポーツ・ホビー関連書セール"を漁る

          期間は、2024/8/1(木)23時59分まで。 いざ、参る。 こちらからは、以上です。

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          本で「モノ」を読む

          趣味としての読書から一歩踏み込んで、頭をgoodにしていく読書を考えたときに、どんな風に本を読んでいったらいいのかは案外難しい問題です。 内田義彦さんの『読書と社会科学』にはこんな一節があります。 単に知識を習得することではなく、著者のように考える力を得られたらたしかに頭がgoodになっている感覚がありそうです。内田さんはこう続けます。 とても面白いですね。読書するときに、真のターゲットは本ではないというのです。そうではなく、その裏(ないし奥)にある「モノ」が狙いとな

          本で「モノ」を読む

          SNSの奔流に抗うノート

          インターネットは新規の情報に事欠きません。SNSしかり、ニュースアプリしかり。10分も目を離せば、画面には新しい情報が踊っています。 飽き性の人間にとっては楽園のような環境ですが、落ち着きのなさを感じることもあるでしょう。 その点ノートは違います。情報の速度はもっと遅く、それに選別が為されています。 ノートを開けば、昨日の(あるいは直近の)自分が書いたことが目に入ります。新しく自分が何かを書き足さない限り、情報が「更新」されることはありません。10分でも20分でも同じも

          SNSの奔流に抗うノート

          Obsidianのウィークリー作成 / 前後の章を空想する / リストの形状的意味

          はじめに ポッドキャスト、配信されております。 ◇第百五十四回:Tak.さんとタスクとツリーについて 作成者:うちあわせCast 前回に引き続き、Riverside(*1) というツール上で収録したのですが、音声のやりとりに遅延があっていつも通りに喋りにくい感じ。しかも、録音を聴いてみるとズレていたおで、音声ファイルをダウンロードして、GarageBandでせっせこ修正しました。 それでもまだ聞き取りづらい部分は残っているかと思いますが、話自体はすごく面白いので、よ

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          本は二度読む

          本をどう読むかなんてまったく自由なわけですが、自らで情報を生み出していくという知的生産を主眼に置くならば、読んだだけで終わらせるのはちょっと物足りないかもしれません。 国立民族学博物館の初代館長であった梅棹忠夫さんも「よみっぱなしでは、効果がうすい」と、読了後にノートをつけることを勧められています。 面白いのは、読書ノートの内容は「なんでもいい」とおっしゃっておられることです。目指していることによって適切なノートのスタイルは違ってくるでしょうし、本の種類によっても必要なノ

          本は二度読む

          『思考のエンジン』第十一章「思考のエンジンとしてのハイパーテキスト」のまとめ

          『思考のエンジン』第十一章のまとめです。章のサブタイトルは「ハイパーメディア・ライブラリーとライティング2」。つまり前章の続き。 この章には何が書かれているのか? 全体としては「ハイパーテキスト」の機能的・思想的な意味づけが検討される。 グーテンベルク以降、知識は本の形で整理されてきた。それは一方向の流れ(シーケンシャル)で、かつ主要なテーマとそれ以外を峻別するような「一本のライン」を生成する営みだったと言える。 本を書くときに(おそらく論文を書くときにも)意識される

          『思考のエンジン』第十一章「思考のエンジンとしてのハイパーテキスト」のまとめ

          一冊のノートを使い切る気持ち

          つい昨日、KOKUYOのキャンパスノートを使い切りました。100ページのノートです。 使いはじめたのが2023年の2月。 使い終わったのが、2024年の7月。 だいたい半年間のつき合い。 基本的に飽き性なので、一冊のノートを使い切ることがほとんどありません。中途半端なノートがいっぱいあります。その中で、こうして一冊のノートを使い切ってみると、嬉しさが湧き上がってくることがわかります。ちょっとした達成感。あるいは充実感。 考えてみると、デジタルノートではこうした感覚が

          一冊のノートを使い切る気持ち

          リスト化の効能 / 明日は明日のノートを書く / 深い欲望と自己解釈

          はじめに ポッドキャスト、配信されております。 ◇BC093「自分の問い」の見つけ方 | by goryugo and 倉下忠憲@rashita2 | ブックカタリスト 二冊の本を通して、「自分の問い」を探すことの意義について話しました。私がよく言っている「セルフ・スタディーズ」に関係するテーマだと思います。 よろしければ、お聴きください。 〜〜〜Obsidian〜〜〜 最近、デイリーの作業記録をObsidianでとりはじめました。 といっても、大げさな変更は

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          本を「読む」と「見る」

          『知的生産の技術』という本の中で、梅棹忠夫さんが読書について面白い観点を紹介しています。 一口に「本を読む」といっても、その内実はさまざまなバリエーションがあるわけですが、梅棹さんは頭から終わりまで読んだものだけを「読む」とし、そうでない場合は「見た」とすると自分で決められていたそうです。 といってもこれは別に最初から最後まで読むのが偉くて、そうでないものは読書とは言えない、という権威的な態度の表明ではなく、単純に「見た」だけの本については批評をつつしむ、という自戒的な態

          本を「読む」と「見る」

          デジタルノート系の話は以下のニュースレターで発信しております。 https://tadanori.substack.com/p/7

          デジタルノート系の話は以下のニュースレターで発信しております。 https://tadanori.substack.com/p/7

          『思考のエンジン』第十章「補遺の連鎖とハイパーテキスト」のまとめ

          『思考のエンジン』第十章のまとめです。章のサブタイトルは「ハイパーメディア・ライブラリーとライティング」。 この章には何が書かれているのか? まず、前半では脱構築と「読むこと」が検討される。 脱構築とは、二項対立による構造を扱うものだが、しかし構造を無意味なものとして退けるのではない。あくまで目の前にある二項対立の構造を突き崩す──それも外部からではなく内部から──のだ。無自覚な前提になっている対立構造から自由になること。 その意味で、脱構築における「読み」とは、(絶

          『思考のエンジン』第十章「補遺の連鎖とハイパーテキスト」のまとめ

          2024年7月のKindle月替わりセールを漁る

          7月が始まりました。 今月もチェックしていきます。 今月は、こんな感じでした。

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